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街歩き録

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街歩きの記事をテーマごとに並べ替えてみました。
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#再開発

八重洲二丁目中地区再開発その2:解体始まる

八重洲地区は今ものすごい勢いで再開発が進んでおり、再開発計画としては以下が存在します。 東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業(A地区・B地区) 外堀通り・八重洲通り・八重洲中通り・さくら通りに挟まれた一部の建物をを除く街区が計画地。B地区は既に着工済み。A地区は来年2月着工予定。 八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業(竣工済) 東京ミッドタウン八重洲として営業中。 八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 東京ミッドタウン八重洲(北地区)の隣、あおぎり通

八重洲二丁目中地区再開発その1:八重洲ブックセンター本店

一つ前の記事はちょっとした前振りでした。 現在、東京ミッドタウン八重洲の隣にあたる街区一帯が再開発のために解体中です。 その中に含まれていたのが、八重洲ブックセンター本店が入居していた八重洲鹿島ビルです。八重洲ブックセンターは鹿島建設グループだったのですね、この再開発で初めて知った事実でした。 この辺一帯の再開発計画があることはネットニュースか何かで見聞きしましたが、はっきりとした時期はわかりませんでした。建築計画の看板が設置されているのを見て、間近に迫っている事を知るの

神谷町&麻布台周辺散歩その5:麻布台ヒルズ

明けた2023年、1月3日がこの辺の散歩始め。 2022年12月14日に「虎ノ門・麻布台プロジェクト」の街の名前が「麻布台ヒルズ」に決定したと発表がありました。たぶんみんな最初からそういう名前だと思ってましたよね。これで「あべのハルカスを抜いて日本一になったビル」とか「A街区のビル」とか言わなくて済むようになりました。 こちらは、現在日本一の高さの「麻布台ヒルズ森JPタワー」です。 ただしまだこの時点では竣工前。 上の写真の右端の建築計画には、建築敷地の地名地番に「東京都港

神谷町&麻布台周辺散歩その3:桜田通りから見た再開発

撮りためた写真を見ていたら、神谷町駅前付近の写真でもっと前の日付のものがみつかりました。とはいえ既に解体のために仮囲いされた後です。 今回の記事は神谷町(桜田通り)側が中心です。 写真を撮った場所は、道路上にバス停と書いてあるのがわかるとおり神谷町の1番出口を出た「神谷町駅前」バス停あたりです。 次はその後の同じ場所の写真です。 前の写真から4ヶ月経過しています。建物が解体され、解体するビルの仮囲いが取れたら、後ろの建物が見えるようになりました。その解体された辺りを反対

神谷町&麻布台周辺散歩その2:伸びていくA街区のビル

2021年11月11日からの、天に向かって伸びていく過程をどうぞ。 (見出し画像は2021年5月17日夕方に撮った虹です。) ここから2022年に突入します。 番外編で東京タワーの近くからビルを撮影。東京タワーのライトアップが反射しています。 上の写真の日なんですが、森ビルさんの公式サイトによれば、この日上棟が行われたようです。上棟とは「建物の造営が成就した際に執り行われる建築儀礼。竣工後も建物が無事であるよう願って行われるもので、通常、柱・棟・梁などの基本構造が完成し

神谷町&麻布台周辺散歩その1:麻布台の再開発とA街区のビル

今回の街歩きの現場は「麻布台」の周辺。ちなみに麻布台ってどこら辺かわかります?西麻布とか麻布十番という地名なら聞いたことあるけど、麻布台は見当がつかない人のほうがたぶん多いと思います。 Googleマップで大体の場所を確認しましょう。 駅でいうと、日比谷線の神谷町、南北線の六本木一丁目、都営大江戸線の赤羽橋辺りからの徒歩圏内です。外苑東通り沿いにロシア大使館があるので、飯倉と飯倉片町の2か所の交差点は機動隊の人たちを多く見かけることでも特徴があります。東京タワーも近いですね

虎ノ門散歩事情(その2)

自分のかつての「虎ノ門と言えばこのイメージ」を撮ってきました。 中央合同庁舎第7号館です。 この辺りは「霞が関コモンゲート」と呼ばれています。 虎ノ門駅はちょっと前まで乗り換えができない駅でした。しかし虎ノ門ヒルズができた後に、日比谷線に駅が一つ追加される事になりました、そう、虎ノ門ヒルズ駅です。当時、神谷町に勤務していた私は複雑でした。1駅増えるのは結局到着時間のロスになるからです。そんな自分の都合とは無関係に工事が進んでいきます。 どんな風に進んでいったのかはよくわか

虎ノ門散歩事情(その1)

今回の街歩き現場は虎ノ門。散歩というよりも職場だったので必然だったのですが、それが縁で職場ではなくなった後もこの周辺はよく歩いています。 虎ノ門という場所、自分の中では長い間、霞ヶ関から続く省庁の合同庁舎が多い町のイメージでした。用がない人は全く行かない場所だと思います。日本初の超高層ビル「霞が関ビルディング」も虎ノ門駅が最寄り駅でしたね。 最近の大規模な再開発でこの周辺のイメージは変わりつつあります。 そんな場所に、2011年当時勤務していた会社のオフィスが移転しました

新宿散歩:新宿駅西口地区開発計画(その3)

2024年3月25日に、「新宿駅西口地区開発計画」のA区が新築着工したとの報道がありました。 それを待っていたかのように、3月29日のNHK「解体キングダム」で放送されたのがこの新宿西口の解体現場でした。 正直、着工のニュースを聞いた時は、自分が新宿に行けないうちに次のステップに移ってしまったことがちょっぴり残念でした。解体されていく過程をこの目で見たかったのに自分の行動が伴わなかったからです。今週末は新宿かなと思っていたら、それに輪をかけて解体キングダムです。畳みかける

解体が始まる前に(大手町二丁目常盤橋地区散歩)

今に始まったことではないですが再開発が著しいです。街を歩けば工事現場に当たるというほど多いです。ちなみに、これまで東京都で計画された市街地再開発の一覧がこちらに掲載されています。 市区町村毎に分かれて計画された順番に並んでいます。これを見ると、有楽町駅前(イトシア周辺)って計画から完了までにだいぶ時間がかかっていたんですね。そういえばCOCAレストランとかが移転したのもこれが原因だったっけ、なんてふと思い出したりして。 こちらのサイトの「事業中」が現在着工している再開発で