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【編集後記】9月25日号

今週の目にしたnoteの記事の中からPic Up!

1、洋服を100着手放せたら、もっと好きになれた話。

 春と秋は洋服の入れ替え時期。一年に2回もしているならばさぞ整理整頓が出来ているだろうと思いきや、意外と捨てられない。つい次のシーズンのことを考えてしまうのである。

「これは来年も着たい」「来年は流行が変わってもうこのタイプは売っていないかもしれないけど、好きな形だし」なんて先走った不安が顔を出し、つい衣装ケースを満杯にしてシーズンを越してしまう。そして次のシーズン、「何着ようかなぁ」と迷うことになる。

まさにこの記事に書かれていることと同じことが繰り返されるのだ。

同志は結構多いと思う。

ハンガー収納はここ数年のクローゼット界のブームだからきっと始めている人も多いはず。かくいう私も一昨年くらいから見える化にしてハンガー収納を始めたのだけど、性格なのか欲張りなのか「今年は着なかったな」なんて服が出てきても、つい捨てられない。そこがダメなんです。

はい、わかってます。近日中に行う予定の秋の入れ替えで、今年こそ断捨離マスターになれるかな。

2、ファッションモデルと義足

 この記事に興味を持ったのは、時々通る道に義肢製作所があること。そして単純にスポーツと検索して出てきたから。

この記事では義足の定義、義足の歴史が紹介されているが特にエジプトで見つかっている義足についての論文が面白い。外観のケアと歩行の補助について記されているが、両方を両立させる技術もさることながら、「その形」である理由についても考えさせられる。つまり元(生身)の身体を模して製作することが最も理にかなっているとしたら、生物としての体の形とはやはり生存に合理的に形成されているのだなということ。

そして現在。「ゼロをプラスにする義足」。

義足の形状も随分変わってきた。生活するための形、スポーツをするための形。有機的な骨と肉と神経での製作がまだ時間がかかるのだから、何かをするには都度即した形の物に付け替える必要がある。その性能に特化した形状。ひとつの事に集約された形はシンプルで、とても美しい。

義足の世界を知らない私たちの多くは、義足を使用している人たちのことを「不自由な」人として見ているかも知れない。だけど記事中にとりあげれらているエミー・マランスさんは全く違う。彼女は自由であり、自分を愛し楽しんでいる。

私が義肢について興味を持ったもう一つの理由には、ジェームズ・ロリンズの小説がある。彼の著者の「Σシリーズ」の中に登場するエージェントの一人は義手である。任務中に失った左の手首から先の代わりに、技術のすいを集めた超ハイテクな義手を装備しチームのピンチを救うのだ。彼の装着する義手は脳神経に連動し少量ながら爆薬も仕掛けられ、義手というよりはほとんど部分的サイボーグでロボット工学のカテゴリーに入るのだろうけど、時にその危険な左手は娘達を優しく撫でる。このシリーズを読んでいると、彼のような完全な代替物が誕生するのも遠くないと思えてくる。

3、マルチに使える!化粧下地にもなるコントロールカラーが優秀すぎた

 「MADREX(マードゥレックス)」という化粧品メーカーの記事。
気温が上昇する春から夏よりも、1日の気温の温度変化が激しく湿度も変わりやすい夏から秋・冬にかけては肌の状態も目まぐるしく変わる。
下地はオールシーズン同じものを使っていても、ファンデーションはやはり季節の肌質に合ったものに変えたり時にはプラスしたり……。どうしてもプラスにすることばかり考えてしまうけど、化粧下地にも使える。つまりマイナスもありうるという逆転の発想!
これは秋のコスメ計画にプラスしておく必要ありかも。

4、心に残るとっておきの話 第7話【トマトさん】

 優しい絵で綴られる、優しい物語。
トマトの独特な香りが苦手な子供は多いと聞く。栄養があるし、多分美味しいであるだろうことも子供心にどこかで思っていたのかも知れない。だからチョーちゃんは、ただ「食べろ」「食べろ」というだけのお母さんではなく、自分のために美味しく育つように世話をしてくれたおばあちゃんの言葉に耳を傾け、無条件で食べようってなったのかも知れない。
「大人は騙せても、子供は騙せない」。それはきっと野菜作りも同じで、どちらも育てるには真正面から向かう必要がある。ということなのかな。

5、和食の『器』その3・・・京料理えのきぞの

 和食にとって『器』も料理の一つである。とは以前どこかで聞いたフレーズ。
その通り侘び寂びが散りばめられた和食は色彩的にも変幻自在で、逆に器を選ぶ。和食は西洋のフルコースと違い空になった器をすぐに下げることはない。だからこそ器は料理を引き立てるものではあるけれど、食べた後でも目を楽しませるという役目があるのかも知れない。

あ~、美味しかった。の後に見渡したとき、そこに残る器を見て何を思うか。料理が無くなって寂しいではなく、楽しかった食事の余韻が残る。料理も器も楽しめる。お客さまが満足できる。それが一流の料理人ということだろうか。

6、ベラルーシ生活#6 スクーター事情

 日本でも法整備が進められている電動スクーター。時速30kmもスピードが出るのに免許もヘルメットも不要とは、所変わればである。この辺のおおらかさは大陸ならではなのかな。どこで乗り捨ててもいいというのもいい。
知らない国の街角の写真達。

7、不思議な地球 スライスダイヤモンド1

 ダイヤモンド。地球で一番固い鉱石。4月の誕生石。ガラスは工業用ダイヤモンドで切る。人工的に作ることも可能。実は燃える。
ブリリアンカットが定番のような宝石をスライスするなんて、考えた職人田村さんは頭が柔らかすぎる!しかもそれをラウンドとして台に寝かしているのではなく、立てている。あのキラッキラの輝きを放つ石と同じ宝石とは思えないガラスのような透明度。地球というより、世界を覗く虫眼鏡。

8、クワガタの越冬のさせ方

 今年はカブトムシが1匹も飛んでこなかった。畑のある山の小屋でもクワガタを見かけることが無かったらしい。でも確か、かなり寒くなってからも肥料用の腐葉土の中から成虫のクワガタ虫を見つけたことがあったことを思い出し、果たして夏の虫は越冬するのかと思い検索して出てきた記事。いくつか昆虫ネタを眺めてみたけれど、クワガタは越冬できるがカブトムシはできないらしい。
昆虫の寿命は短くて儚いと感じるけれど、そう思うのは人間だけかも知れない。

9、ブロック塀ごしに寄り添うふたつの花。/一つの花びん、一輪の花

 花の記事を読みたくて目にした二つの記事。塀ごしのふたつの花。偶然手に入れた花びんによって思わず知ってしまった花のある暮らし。どちらも確かに生活にも関係ないし無くても生きていけるものだけど、その細やかな気づきこそが大切なんだと教えてくれる。

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