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記録よりも記憶に残る大会に...

このまえ(と言っても昨年に)実家のある熊本に帰った。
いつも当日に新幹線のチケットを買う私には珍しく、今回は飛行機での帰省だった。というのも姉の結婚のための親戚同士の顔合わせで、半年前から日程が決まっていたからだ。新幹線よりも飛行機の方が移動費が安く、その時は目からうろこだった。

飛行機に乗ったのはいつぶりだろうか。
久しぶりに乗る飛行機はちょっとした旅行気分で、離陸する瞬間など内心、子どものようにワクワクしていた。

伊丹から熊本までは約1時間のフライト。
朝早かったこともあり爆睡していた私が起きたのは、大体全道程の半分を過ぎたあたりだったと思う。

ふと窓から外へ目をやると、大小さまざまなかたちのの島々が見えた。
防波堤だろうか。島の周りを白い縁が囲っている。
はるか上空から見るとまるでUFOパンの周りの固いところのようだ。

そこでふと、昼食にUFOパンを食べ、コーヒー牛乳を飲んでいた小学校5年生の時のことを思い出した。


担任の先生は誰だったろうか。


先日も小学2年生の時の担任を思い出せなかったことにショックを受けたばかりだ。
こうやって少しずつ忘れていくのだろうか。



「記録よりも記憶に残る大会にしましょう」

サッカーや陸上、野球の開会式でどっかの誰かがよく言っていたが、まずもってこの人物のことが記憶に残っていない。

そもそも人間は忘れる生き物なんだ。
どうやったっていつかは忘れてしまう。

ここ最近それを惜しく思う瞬間が増えてきているように感じる。
私がnoteに投稿し始めたのもきっかけは、それかもしれない。



そのときその瞬間かんじたことを大事にしていたい。

振り返ったときにその感覚を呼び起こす手段がほしい。



そのために    私は


記憶に残すために 私は 記録に残す。





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