ダダ漏れさん-パート2-
またもや、ダダ漏れさんに会ってしまった。
ちなみに前回のダダ漏れさんはこれ
電車で座れて一安心。寝ようかなと思ってたところ、隣の席に座ったダダ漏れさん。
顔をよく見てないが、
酔ったおじさんだろうか。
ところどころ聞こえる言葉。
「おまえはいいかもしれないけど、
俺は嫌なんだよ。
おまえはいいかもしれないけど、
俺は嫌なんだよ。
おまえはいいかもしれないけど、
俺は嫌なんだ…」
と繰り返し、連呼する。
そして、「同級生がごにょごにょ…」とか
「高校の時の担任の先生は〇〇先生だったら、
よかったのになぁ。」とか学生時代を語っていた。
彼は今、いつを生きているのだろう
誰に語りかけていたのだろう
そう思った。
そのあと、やってきたサラリーマン2人組は、
会社の折り合いをつけて頑張ろう的な話を長々としている。普通の光景だ。
でも、話してる相手がいるか、いないかの違いだけで、ダダ漏れさんもサラリーマン2人組も対して変わらないのかもしれない。
ダダ漏れさんは、ただ、誰かに聞いて欲しいだけなのだろう。
そうは言っても、どこか怖くて、話を聞いてあげるほどの度胸はなく。
肩に重みがのしかかるわ、寝れないわで、イラっとしてしまった自分がいる。
だからといって、せっかく座れたから、ここから立ち去るのも惜しかった。
そんなこんなで、いつもより長く感じた
帰りの電車だった。
やっぱり、金曜日の夜は恐ろしい笑
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