Blogの日本の茶友のお茶室にカナダから一服頂きに行ってきた
この夏の帰国はコロナ明け3年ぶり、しかも一人帰国。
1か月半の滞在でしたが、いろいろなことができました。
その中の一つが、ブログ上で知合ったお茶友浅葱庵さんのお茶室に行ってお茶を一服頂けたことです。
2次元の出会いから3次元へ
出会い系アプリを使うことも人と会うってことはないけど、Noteやブログで知合った方とは過去にも会ったことがあります。
実際にお会いして期待ハズレだったこともありませんし、今回も楽しかったです。
男性と会ったことはないです。
ブログ上ではこんな人
浅葱庵さんは表千家の教授をなさっていて、とにかくブログからも勉強熱心、探求心旺盛で、行動力もあり、あちこちに行かれてはいろんな体験・挑戦をし、ご自分が感じたことをブログにまとめては発信なさっています。
お仕事もなさっているようなので、お忙しい方だとは思いますが、なんでそんなにできるんでしょう?
私はなにかと時間が掛かり物事がサッサと片付きません。
本当に羨ましいです。
使えるインスタメッセージ
さて、前置きが長くなりましたが、お邪魔する1週間前の連絡だったので、ダメ元だったんですが、心よく承諾してくれました。
気さくな方なのはブログでも知っていましたので、不安はありません。
連絡はインスタグラムのメッセージを使いました。
相手がFacebookやツイッター(今はX?)をやっていなかったり、海外組で私のようにラインをやっていない場合でも、インスタグラムのアカウントはお互い持っていたりします。
インスタグラムのメッセージが使えたのは助かりました。
いよいよ当日お茶会へ
今回は茶道体験ということで私一人のためにお茶会をしていただきました。
お邪魔してみると、ブログでもたまに部分的に出てくる茶室の様子を見つけたり、実はこうなっていたのか、と気づくところが新鮮で面白かったです。
まずはご挨拶をして待合で白湯をいただき、手水で手を清めて席入り。
待合には今回の席のテーマに関係した扇子が謎解きのヒントのように飾られていました。
そしていよいよ席入り。
ご挨拶があってお菓子も運ばれてきます。
美味しい濃茶を頂いた後、お薄を頂きました。
拝見をしながら、今回のお茶会の道具組、そしてテーマについていろいろ話を聞かせていただきました。
今回のテーマは季節にちなんで”鵜飼い”でした。
水や鵜に関連するものが、上手く取り込まれ、お道具にも活かされていました。
お茶会の楽しみ方、楽しませ方
お道具の出生や手元に来るストーリーやなぜその道具を今回選んだのか、など道具にまつわる話題があると楽しいですよね。
お茶会では高価なものや珍しいものが重宝されますが、そんなお道具を持てる人ばかりではありませんし、そんなことに拘っていたら、自慢話になっちゃうし、誰でも気軽にお茶もお茶会も楽しめません。
高価でも由緒ある道具でなかったとしても、自分が買った理由やどんな人からどんな経緯で持ってるか、なんで今日はこの道具を使いたかったか、なんて話でもいいと思います。
その道具に思い入れがあればそれでも十分楽しい。
浅葱庵さんのお道具はどれも素晴らしいものでしたが、道具に対する愛情の熱量が伝わってきました。
浅葱庵さんとはあれやこあれやとお茶にまつわる話で盛り上がり、いろいろ道具やお茶についても教えていただきましたが、忘れております。無念!
ブログの通り、浅葱庵さんはお茶を語るとき、夢中になってとっても楽しそうです。
好きなことに一生懸命な人って、パワーがありますね。
お会いして実感しました。
場所を超えて出逢える時代
ブログで気になっていた人や憧れていたこと、場所に、実際に会ってみる、やってみる、行ってみるのもちょっとした冒険です。
ブログでは超真面目に思えた人が実際に会ってみると、かなり気さくだったり、ギャップも面白い。
逆に会って話している人の中にも実は私が想像もしないようなことをやっていたり、考えている人だったりするのかもしれませんね。
人は不思議な世界です。
ネット世界の進歩のおかげで、オンラインやバーチャル化でお手軽に人とつながったり、作りたい自分を作れたり、疑似体験ができたり、はたまた人よりもAIでもいいや、なんて時代も来そうですが、やっぱり生身体験も面倒臭いかもしれないけど、感情のスイッチが複雑に入って面白いと思うんだけどなぁ。
とにかく、今回こうしてネットのおかげで世界中のいろんな人たちに繋がれて、場合によっては遊びに行けちゃう、一服いただけに行けちゃう、良い時代だなぁって思います。
遥々カナダからお邪魔して一服いただけて、よかったなぁと思ってます。
浅葱庵さん、その節はお世話になりました。
素敵なおもてなしありがとうございました。
おかげで楽しい時間を過ごせました。
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