”ブタに真珠”なんて言わないで・・・携帯と一眼レフ
私は一応一眼レフカメラを持っています。
自ら購入したのではなくキャノンのビギナーズモデルのようですが、譲ってもらったのです。正直未だに使い方がよくわかっていません。
写真の明るさを基準にF値、ISO, シャッタースピードをなんとなく調節しますが、F値とISOをちょっといじって上手くできない時は携帯で撮ってしまいます。
シャッター速度をいじる程度のことが必要だと大抵手振れしてますから。
携帯のAIは暗いところでも、明すぎる屋外でも平気で
バランス良くキレイに撮ってしまいます。
どんなシチュエーションでも面倒な調整なしに色鮮やかに
いとも簡単に撮るから、携帯は凄いのです。
しかも携帯だと軽いし、お手軽だし、他人の目も気にせず、
バシバシ撮りやすいです。
困ったときの携帯頼み。いざとなったら携帯がある！
携帯！万歳！
携帯！ありがとう！
だったら、一眼レフカメラ、いらないんじゃない？
と言われそうだけど
でもそれもまた違うのです。
携帯はお利口さんで、卒なくキレイに仕上げますが、私が撮っても
必ずしもすべて携帯の写真の方が良いというわけでもないのです。
今日撮った写真を比べてみましょう。
あくまでも私がビギナーレベルで撮った場合のサンプルですが、
どっちが一眼レフカメラで撮ったものか、わかりますか？
それぞれの写真のどっちの方がいいですか？
これらの写真はトリミング以外は編集していません。
１．海辺の家の入口
A)
B)
２．白いワゴンのある家
A)
B)
３．お茶の写真
A)
B)
どうですか？
違いを感じますか？
私のレベルではほぼ変わり映えしませんが、
どっちの方が好きですか？
ちなみにAが携帯でBが一眼レフカメラで撮ったものです。
他にも比較写真を撮ったんですが、青空と影のある写真だと一眼レフの色が明らかにひどすぎるので（私の技量と性能の問題）、アップするのを辞めました。
実際に使ってみて感じるのは、
やはり携帯のカメラは特に色については優秀です。
勝手にキレイにしてくれます。
３のお茶の写真の様にボカシまで入れられますから、
一眼レフかな？って思うくらいです。
ところが、一眼レフだといろいろな状況下で色を綺麗にだそうにも
その状況に合った調節がちゃんとできないと上手く撮れません。
機種の性能でも違いが出ます。
ですから、私の場合、一眼レフで写真を撮るつもりでも、
全く上手く調節できない時が多々あるのでバックアップに携帯は必須です。
動く被写体や暗かったり、明るすぎたり、
時間を掛けて調節できない時は、速攻携帯に切り替えます。
そんな調子でいつまで経っても初心者レベルの私は
「お母さんは一眼レフを使う必要なんじゃない？
しっかり手振れもしているし・・・・」
と「ブタに真珠」発言をされてしまいます。
いやぁ、それでも最近、F値とかISOとか気にするようになったんだけど。
手振れしてる？
あれ？ アップにして見たら確かにしてるね。
どうしてこれ見てすぐに手振れしてるってわかるの？
すごいねｌ
と言うとますます呆れられます。
そんな風にいわれながらも私が一眼レフを手放せないのは
こんな私が使っても存在感や雰囲気がなんとなく出ることがあるからです。
携帯で撮ると誰でもポスター写真のようにきれい撮れるけど、携帯の写真は微妙に平面的に見えるときがあります。
そして人が好みそうな色合いをすんなりと出してきます。
時には自分が撮ったんではないようないい感じの写真すら出してくるのが
携帯です。
正直、携帯の写真の方が無難にいい場合がほとんどで、
それが私にはちょっと気持ち悪く感じる時があるのです。
私も後から一眼レフで撮った写真を画像編集で、色味を調節したり、
明るくしたり、暗くしたり強調したりしますが、
基本の無料アプリやソフトなので大雑把で限界があります。
なによりも上手く撮れていない写真ををいくら修正しようとしたところで、土台無理ゲーです。良くなりません。
ですから、ちゃんと素で納得のいくように編集いらずで撮れることが
結局、基本です。時間も無駄にならないし。
なので現在も気長に修行中。
今後ますます誰でも素敵な写真が気軽に撮れるように携帯のカメラは進化していく中で、私がマニュアルでする意味あるのかな？と確かにふと、思います。
カメラ業界もどうなっていくんだろう？
そんな初心者向け一眼レフカメラと携帯の狭間で
自分の下手さも上達意欲の薄さも折込み済でなぜか楽しんでいる私。
一体どこに楽しさを感じているんでしょう？
一眼レフの自分のコントロール感いいのかな？
今のところはまだ一眼の方がいいという差別感かな？
上手くなったらもっと携帯より良くなるという期待が多少あるから？
まぁいいや、考えても今の私には意味ない。
今はやりたいければやればいいんだ。
一眼レフカメラの面倒臭さがまだ楽しいと思える気力が続く限り、
このカメラを手放すことはないでしょう。
皆さんも「ブタに真珠」なんて言わないでね。
※まちの紅葉の様子。
結局、すべて携帯写真。一眼レフカメラ撮り惨敗でした。
カナダの秋の紅葉の様子を楽しんでいただけると嬉しいです。
こんな紅葉が楽しめるのもあとわずかです。
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