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あなたも”GIVER”になるチャンス到来!

英語力ゼロで始めたカナダ生活も10年目のWakeiです。

今年もリンリンリンが始まりました。
京都はコンチキチンが繁華街に聞こえると祇園祭だと感じるように
カナダではスーパーやモールでリンリンリンの鈴の音が鳴り出すと
クリスマスだなぁと思います。

この鈴の音は何かというとサルベーション・アーミー(Salvation Arm・救世軍)のクリスマスの募金です。赤いサルベーション・アーミーのロゴの付いたプレートと丸いプラスチックの入れ物の前で、鈴を鳴らして募金を呼びかけているのです。

サルベーション・アーミーはキリスト教をベースにした慈善活動団体で「赤十字の赤い羽根活動」「年末の助け合い募金」のイメージです。

募金を呼び掛ける人の中には、クリスマスキャロルを歌う人や仮装が凝った人がいて、道行く人を楽しませてくれる一方、屋外の寒い中でやっている人や寄付しない人も多いので、体力的にも精神的にも大変な募金活動です。

寄付する側も買い物に行くとどこでも、このサルベーション・アーミーの人がリンリンしているので、毎回見かける度に募金をしていたら、それなりの金額になってしまうので、そうそう毎回はできません。私も3回に1回ぐらいで募金する程度でしょうか。

今日見かけたサルベーション・アーミーの女性も素敵だったので写真を撮らせてもらいました。少しでもみんなに関心を持ってもらうという意気込みが伝わってきますよね。

カッコいい!ぬいぐるみもかわいい~♪

余談になりますが、この女性、多分年齢的には60代ぐらいじゃないかと思います。こちらでは60代でもミニスカートも履くし、かわいいお下げ髪もしてたりしますよ。スタイルや年齢を気にせず、おしゃれを堂々と楽しむ女性がカナダに多いのには励まされます。

さて、話はクリスマスに戻りますが、今回驚いたのはカードでも寄付が可能になっていたこと。

$20、$10、$5の寄付がタップでできます。
「食べ物・思いやり、希望を与えましょう」

コロナもあって最近では現金を持ち歩く人が減っていますからね。私も今年は普段はお財布も時計も持ち歩きません。携帯のみ。タップを可能にしたのはなかなか迅速な対応ですね。

それと私も目撃したことがありますが、この現金の募金ボウル、たまに引ったくりがあります。泥棒防止にもいいかもしれませんね。

クリスマスシーズンには、この他、スーパーやモールにおもちゃや食べ物の寄付(生もの不可・主に缶や箱もの)の寄付ボックスが置かれるなど、経済的に困っている家庭への寄付が盛んになります。

そしてさらにクリスマスが近づいてくると、挨拶も「Merry Christmas!」に変わってきますが、ストアではいろんな宗教の人がいることを意識して「Happy Holiday!」と言うことが多いです。

日本だとクリスマスというとパーティやクリスマスケーキと思うかもしれませんが、こちらでは考えてみたら「クリスマスだからケーキ」って聞いたことがありません。

あなたの今年のクリスマスはどんなクリスマスでしょうか?今年1年無事に過ごせた感謝と来年の開運も込めて、12月には誰かのためにGiver になってみてはいかがでしょうか。




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