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本に挟まっている"アレ"にまでも猛烈にメモしていた件

最近の習慣というかハマっていることは、お風呂で湯船に浸かって本を読むことです。

1時間弱入ることも多いのでけっこう読み進めることができるんですが、PCもメモ帳もないので実務的な本よりは小説や自己啓発本なんかを読むようにしています。なんかやる気上がるしね。


こないだは松下幸之助の「道をひらく」を2冊読みました。むかし読んで本棚に入れっぱなしだったのを久しぶりに引っ張り出しました。実に7年ぶりの読了。懐かしい。

なぜ「7年ぶり」かわかったのは、新卒直前の学生時代に書いたメモが残っていたから。すぐメモる手帳がなかったんでしょうか、本買ったときに挟まっているアレの裏に書きなぐってました

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呪術の札かよ。

「同期の誰にも負けたくない」「誰よりも成果にこだわる」「自分を変える、追い越す」とか色々書いてて血気盛んだったようですね。ベンチャースピリットがとにかく強かった。いま読むと普通に恥ずかしいです...笑。


僕は本を読む時にメモを取ったり折り目をつけるようにしています。

メモは気づきを、折り目は気になった箇所があるページにつけています。すぐに役立てたいのはもちろんですが、こうやって後から読んだときに面白いので。

折り目(ドッグイヤー)については、1回目に読んだときは見開きページの右上に、2回目は右下にとわけてつけるときもあります。今回の「道をひらく」だと7年前の折り目が右上に、今回30歳の折り目が右下についています。

おもしろいのは、当時の折り目とかぶるページもあれば、折り目をつけなくなったページ、そして今回新たにつけたページがあったりと、不変と変化の両方に気づくことができます。

■当時と今の折り目がかぶった箇所
・志を立てよう
・自問自答
・判断と実行と
・はじめが大事
・後生大事

と、今も日々大切にしていることと、今もまだ変えたいと思い続けていること、である場合がほとんど。前者は浸透しているし、後者はやり方があっていなかったと、今ならわかります。(後者は自分にあったやり方をここに来て見つけたので、最近一気に改革が進んでる)


■今回折り目をつけなかった箇所
・サービスする心
・一人の知恵
・懸命な思い
・プロの自覚

と、他人と協力する的なことと、いち社会人としての心構え的なことが多いです。学生当時、これから社会人としてがんばるぞという意気込みが聞こえてきますし、これまでの社会人生活で積み重ねて当たり前になってきた箇所でもあるのかなと。


■今回新たに折り目をつけた箇所
・もっとも平凡な
・紙一重
・くふうする生活
・しかも早く
・時を待つ心

などなど。凡時徹底や日々改善、成功も失敗は紙一重みたいな「当たり前を丁寧にやること」を意識していることがわかります。そしてスピード感、着手していることは徹底的に素早くやること。これも改善したいところ。

一方で「時を待つ心」は、自分のタイミングがくるその時まで待ち続け、磨き続けるスタンスがわかります。いまの世の中の時流と、自分の年齢感への悟りかもしれない。


他にも折り目をつけた箇所はいくつかあります。つけすぎだよと自分でも思いますが、あとからこうやって振り返るのが楽しくて、また折り目やメモをつけてしまうんだろうなぁ。

もはや趣味ですね、趣味。


※この記事は、Wasei Salon内で書いているブログを一部編集し、時差式に掲載しています

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