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裏庭の片隅で吉方位取りを

tamari中医学養生学院の講師陣のお一人、イマケン先生の「朝活漢方ラジオ」を毎日聴いています。平日は、こちらの朝にアーカイブを。日曜日のライブ放送はこちらの日中なので、都合が良い時は私もライブで。

先週そのラジオの中で聴いたのが、「九星気学では、10月16日の朝5時から7時の間に自分の吉方位に行くと、良いことがある」というお話。

九星気学って、私は雑誌の占いでたまに見かけたことがあるというくらいで、知識は無いです。が、東洋的なものには昔からなんとなく惹かれるものがあります。中医学や漢方もそう。風水も。話を聴くと、ほほぅと納得したり、試してみようと思ったり。九星気学は陰陽五行の、特に五行とも関係があるそうで、興味深い!

ネットで自分の本命星も吉方位もすぐにわかる、便利な時代です。完全なにわか信者(?)という自覚のもと、10月16日は、私も吉方位取り(祐気取り)をしてみよう!と決めました。

問題は時間。朝5時から7時だと当地はまだ夜が明けきらず、薄暗いのですよね。7時になればかなり明るいけれど、特に週末の朝早くは人通りも無いし。屋外であれ屋内であれ、その時間に一人で出かけるのは怖い。近くの広場がちょうどよい方位なのだけど、ここはアメリカ。無理はやめておこう。

それで思いついたのが、裏庭です。方位もぴったり。よし、16日の朝は6時半過ぎから裏庭で過ごそう。決めました。

庭の端っこに椅子を置いて。気温1度、16日の朝はかなり冷え込みました。慌ててダウンを引っ張り出して、コーヒーを淹れて。

そうそう、吉方位に行ったら何か温かいものをいただくと良いと、確かイマケン先生が言われていたのです。だから手っ取り早く、大好きなコーヒーを持って庭に出ました。

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準備はOK。日本時間の16日の朝に配信された、イマケン先生のラジオをON!先生は吉方位取りに神社にいらしたそうで、この日の配信はそこで収録されたものでした。

キーンと冷えた白みゆく空気の中、ご近所さん達の週末の朝をお邪魔することのないよう、ボリュームを落として聴くイマケン先生のラジオ。お声もお話も、とても自然体で、いつも心がほっこりとします。この16日の朝は、和むだけでなく、先生がいらした神社の清んだ空気までが、私のスマホを通して流れてくるようでした。何度も深呼吸を。

ふと空を見ると、朝焼けに染まる飛行機雲。(実際はもう少しピンクがかった色をしていたのですよ。)

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なんて気持ちが良いのだろう。開運日。吉の方位で朝を過ごし、こりゃあ良いことがきそうだわ。

と、ホクホク気分でいたのですが。今日になって(遅い!)改めてネットで調べてみたら、吉方位取りは、遠くに行けば行くほど吉なのだとか。そして、行った先で最低でも2時間は過ごした方が良いという説も。裏庭の隅で、20分程度過ごしただけのあれでは...。

いや、信じたものは救われる。はず。当地の朝の清んだ気と、日本の神社からの気を浴びた良き朝。ますますの(!)運気アップを、楽しみにしたいと思います。

(188、189首目)

朝まだき機器より出づるは師の声と神社の清気開運の庭に

翼はゆく東雲色に呼気染めて吾は吉なる朝を吸いこむ