見出し画像

わかおの日記3

今日も今日とて、家でごろごろとしていた。遊ぶ友人もいないうえに、外は灼熱地獄の様相を呈しているので当然の選択であろう。今日もフジロックが配信されていたが、あまり興味のある面々ではなかったので、そこまで熱心に見ることはなかった。しいていえばSTUTSくらいであろうか。彼のライブには、daichi yamamotoやPUNPEEなど、ぼくの好きなラッパーがたくさん出ていたのでとても見ごたえがあった。

上は2つともSTUTSがビートを提供している曲である。理屈抜きにどちらもおしゃれでかっこいいのでぜひ。

そんな風に無為に午前中を過ごした後、昨日のように時間を浪費することはしまいと、読まずに放置してあった本の読了に取り掛かった。

まず京都に行く前に半分くらい読んでいた、森見登美彦「四畳半タイムマシンブルース」を読了した。先日京都に行ったこともあって、作中に登場する地名にとても親しみがもてて面白かった。しかし、いつもの森見登美彦作品より文章の密度が小さいような気がした。アニメ化を前提に書かれたものだからだろうか? それとも原案が違う人だからであろうか? 小説とは難しいものである。

そのあとに、先日下鴨の古本市で購入した、「小説の書き方」の続きを読んだ。それによれば「いったん書いた作品を完成させないのはよくない」そうなので、前に60枚ほど書いて放棄した小説を書き直そうと試みた。けれども、やはり放置されていた原稿なだけあって、今の自分の力量では到底完結させることは不可能なように思われ、結局挫折した。アイデアは悪くないと思うのになあ、なかなかうまくいかないものである。

さらに、なにかタメになるものを見ないといけないなあ、と思ったので、アマゾンプライムで配信されていた、松本人志と庵野秀明の対談を見た。あんまり煮えきらない感じのする対談だったが、創作活動のヒントになるようなことは、所々散りばめられていたような気がした。京都にいた間、ホテルで毎晩、夜中までエヴァンゲリオンの映画を友人に半ば強制的に見させられたが、やはりストーリーが難しくて、「Q」まで見て頓挫してしまった。小学生の頃に父と見た、テレビ版のエヴァンゲリオンと旧劇場版の記憶が僕の頭の中で新劇場版とごっちゃになり、余計混乱してしまった感じがする。ミサトさんがシンジくんといいかんじのチューをするのはどの話だったっけ?

明日も暇であるが、あさってからは怒涛の5連勤である。働きたくないでござる。

追伸 「シンプルに口がくさい!」とミサトのキスを拒む碇シンジ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?