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女世界一人旅 国別旅の記録:オランダ

旅の記録を、国別に項目ごとにまとめていきます。

自分自身の体験の整理が主な目的ですが、これから旅する人にとって何か参考になったり、興味を持つきっかけになれば幸いです。

2017年時点の情報なので、現在変わっている部分もあると思います。

渡航の際はご自身で確認をお願いします。

載せている写真は全て自分で撮影したものです。

訪問都市:
ナイメーヘン
アムステルダム
ザーンセスカンス
フォーレンダム

滞在期間:
2017年3月(合計4日間)

渡航目的:
旅の中で出会い仲良くなったオランダ人の友人たちに会いに行く。

何かとオランダの人と縁があり、日本・モロッコ・コロンビア・アルゼンチンで偶然出会ってから再会を約束している人がいたので、日本に帰る前に会いに行きたかった。

① 街の様子・治安

3月のオランダは寒い。

荷物を少なくする為に基本的に各国暖かい時期にあたるように滞在してきたのでアウターはウルトラライトダウンもどきとゴアテックスしか持っていなかった。

寒すぎて現地の友人にコートとマフラーを借りて行動。

ナイメーヘン:

オランダの古都。歴史的な建物が並び落ち着いた雰囲気でとても綺麗。

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川辺も静かで落ち着く。

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道端で飲用水が飲める。綺麗な水がタダで手にはいる国は世界でも数少ない。

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夜はコンサートを楽しむ人も。

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アムステルダム:

オランダの首都。特徴は何と言っても運河。

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綺麗な建物が並びどこを撮っても絵になる。

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運河周遊のボートに乗ることができる。

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船が通る為に開閉する橋。

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開閉する間通行できなくなるので、オランダの学生が遅刻した時の定番の言い訳になるらしい。

街は洗練されたおしゃれなお店が並ぶ。街行く人もおしゃれ。

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選挙ポスターまでカッコよく見える。

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夜まで多くの人で賑わう。

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ずっと友人と行動していたが夜も女性一人で歩いている人が多く治安の悪さは全く感じなかった。

ザーンセスカンス:

オランダの象徴、風車が並ぶ街。

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絵本に出てきそうなかわいらしい建物が並んでいる。

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写真だと穏やかに見えるがかなりの強風。

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この地域は常に風があるので、古くから風車が活用されてきたらしい。

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風車の中に入って構造を見ることができる。

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風力を使ってできた塗料。

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フォーレンダム:

オランダの昔ながらの街並みが残る小さな漁村。

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村は1,2時間程で見てまわれる。

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オランダの民族衣装を着て写真を撮れる場所がある。

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② 交通

ナイメーヘン:

アムステルダムのスキポール空港から電車でナイメーヘンに直行。

誰でも英語がスムーズに通じて、電光掲示板があり、電車は時間通りに運行。

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駅にピアノがあって弾いている人がいた。上手。

市内は徒歩でまわれる。

アムステルダム:

市内の移動はトラムが便利。

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都市間の移動には電車を使った。

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ザーンセスカンス:

アムステルダムから電車でZaandam駅へ。

そこからは友人が車でピックしてくれた。

現地に着いたら徒歩移動で十分。

フォーレンダム:

ザーンセスカンスから車で30分弱。

小さい街なので徒歩移動で十分。

③ 人・生活

老若男女、英語が流暢で驚く。

公用語はオランダ語だが、大学の授業は普通に全て英語で行われていた。

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オランダ人だけで会話するときはオランダ語、一人でも外人(私)が混ざるとみんな自然に完璧な英語にスイッチ。

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世界のいろいろな場所でオランダ人のバックパッカーに出会ったのだが、彼ら曰く、オランダは国土が小さいので、子供の頃から海外に出るのが当たり前という意識を持っているらしい。

国外から移住してくる人も多く、友人に紹介してもらった人の出身国も様々だった。

生活水準や価値観が日本に近く、話していて違和感を感じない。

④ 食べ物

各都市現地の人に案内してもらったので知らぬ間に色々なローカルフードを堪能できた。

・ ナイメーヘン

リプトンスパークリング:

オランダ人が海外に行くと恋しくなるものらしい。

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ドロップ:

真っ黒のグミみたいなキャンディ。

オランダの定番のお菓子らしいが、苦くて、衝撃的なまずさ。

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B級グルメ:

ポテトやハンバーガーなどが自販機で買えて人気。

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友人宅で家庭料理もいただいた。

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・アムステルダム

東京にあったら流行りそうと思うレベルのおしゃれなカフェやレストランが多い。

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友人が連れて行ってくれた場所。

仕事に集中している人も多く日本の光景に似ている。

ビール:

オランダ人はビール大好き。

友達に連れられて毎日バーに行った。

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飲んだビールのコースターのコレクション。

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チーズ:

チーズの生産大国であるオランダ。

たくさんチーズショップがある。

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種類も豊富で真っ青なチーズなど食欲をそそらない見た目のものも。。

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ビターバレン:

オランダの代表的なファストフード。

中に肉が入っているコロッケみたいな食べ物。

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朝食は毎朝友人にごちそうになった。

パンにチーズやチョコを塗って食べるのが基本スタイル。

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・ザーンセスカンス

ストロープワッフル:

ゴーフレットみたいなお菓子。間にシロップが挟んである。

ちょっと温めるとさらに美味しい。

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・フォーレンダム

ハーリング:

ニシン。オランダでは生のニシンに玉ねぎやピクルスを添えて食べる。

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オランダ人はしっぽをつまんでかぶりつくらしいが難しかったので一口大にカットしてもらった。美味!

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⑤ 宿

全日程、現地の友人の家に泊めてもらった。

宿代がかからないのはもちろん助かるが、それ以上に現地の人と生活を共にすることでよりローカルな文化を体験できて旅の楽しさが倍増する。

・ ナイメーヘン

日本にいる時にカウチサーフィンで出会った大学生の女の子の家に泊めてもらった。

・ アムステルダム

コロンビアで同じ宿に泊まっていて仲良くなった同世代の女の子の家に泊めてもらった。

⑥ ショッピング・ファッション

・ ナイメーヘン

街中にちょこちょこかわいらしいショップがあるが、街自体が小さく、ショッピングを楽しむ場所!という感じではない。

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De Smelt Kroes:

地元の友人に連れて行ってもらった工芸品館。

職人さんが作業をしていて、かわいいデザインの陶器などが売られていた。

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・ アムステルダム

街中を歩いていると洗練されたショップがたくさん見つかる。

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日本のアンティークショップも。

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オランダを代表するお花、チューリップのお店やミュージアムもある。

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⑦ 犬

野良犬はおらずペットとして飼われている。

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野良猫もほとんど見かけなかった。

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オランダではカモをたくさん見かけた。

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人慣れしていて、のんびり水辺を歩いている姿がかわいくて平和。

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オランダの人は動物に優しい。

冬は鳥が餌に困らないように道端にパンをまいている。

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⑧ その他観光地・イベント

・ アムステルダム

ハイネケンエクスペリエンス:

オランダの代表的ビールハイネケンの博物館。

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Stedelijk Museum:

美術館。オランダ人写真家Ed van der elskenの写真展が開催されていた。

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日本好きらしく日本の写真のコーナーが一番広かった。

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・ ザーンセスカンス

木靴工房:

木靴をつくる工場の見学ができる。

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⑨ お世話になった人

イボンヌ:

ナイメーヘン在住の女子大生。

彼女が一人で日本を旅している時にカウチサーフィンで出会い、私が観光案内をした。
今回は彼女の自宅に泊めてもらい、観光案内してもらったり大学の授業にもぐらせてもらったりした。
英語オランダ語は完璧なので、日本語の勉強中。
若いのに国や政治についての知識が深く尊敬。

レネー:

アムステルダム在住の同年代の美女。
コロンビア・メデジンの宿で仲良くなり、一緒にコロンビア観光もした。
アムステルダム滞在時、彼女のシェアハウスに泊めてもらい、観光案内をしてもらった。
毎日夜遅くまでおしゃれなバーやレストランに連れて行ってくれ、たくさんの友達を紹介してくれ、オランダの同年代のライフスタイルや考え方・価値観を知ることができた。

ダニエル:

アルゼンチン・パタゴニアの宿で仲良くなったオランダ在住の男性。

彼も世界一周をしていたが私がオランダを訪れる直前に帰国しており、疲れているだろうに快くザーンセスカンスとフォーレンダムを車で案内してくれた。

⑩ 総括

オランダの街はどこも清潔で絵になる。
交通機関など全てがきっちりしていて、スマートな印象。
イケているお店が多くて退屈しない。

オランダの人は生活水準や価値観が日本人に近く、話していて違和感を感じない。

悩みの次元が日本人と近いので、同年代の友人と仕事やライフスタイルの話で盛り上がった。

滞在期間は短かったが、各都市、旅で出会った大切な友人にアテンドをしてもらい、自分が一番好きな旅の楽しみ方ができた。


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