動くものの力
歩いている人ひとりにそれぞれの人生がある、と思うと。
いつだって揺らぐ原因は動くものだ。
映画、ドラマ、ドキュメンタリー、CM、クランクアップ映像...数えだしたらキリがない。
もはや音楽番組ですら目に膜を張ってしまう。
もちろん文章に心を動かされることもたくさんあるのだけれど、それ以上に映像に動かされる。
映像というか、空間なのかな。
自分ではなくても楽しそうな、幸せそうな、温かい空気を感じるととてつもなく幸福を感じる。
ドラマにすぐ影響されるから、頑張りたい時にはこのドラマの何話を見るとやる気が出る。
何かわからないけれどもやもやしたときには、この映画。
悲しくなったらこのCM。
なんて、リストもあったりして。
反対に見てどうにも落ち込むときもある。
こんなに頑張れていない、
何を頑張ったらいいのか、
一生懸命に前向きにきらきらしてていいなって、
毎日どこにだってドラマが生まれているこの世界に希望を持つ一方で、全て知ることはできないことにまた絶望もする。
歩いている人ひとりにそれぞれの人生がある、と思うともはや気が遠くなる。
動くものの代表格である人に、動かされることがわかっているから。
どこかで聞いた。
いろんなことに影響される人ほど、強い人だと。
もしそれが本当だったら私も少しは報われそうだ。
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