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ステマと、公と私と

「ステマは悪です。悪いことです」

まあ自分も企業PRする側でもあるので、それ自体はその通りだとは思う。これって経緯的に

1.企業が宣伝広告する効果が小さくなった

2.個人発信こそが「本音のいい話」だとなる

3.著名人に個人で発信してもらうよう依頼する

という流れ。要は著名人は、「公と私」と使い分けて発信しなさいという話で言われてるわけです。

例えば芸能人とかだとイメージでは「発信=公」であるべきなんだろうけど、実際のところけっこう混ざってるのが実情。かなり判断が曖昧になってきてる。

昨日から漫画家さんのステマに揺れるアナ雪なんて経緯自体は褒められたものじゃないけど、PR担当じゃない限りこの手のお作法なんて知った話じゃないから「どこの広告代理店やねん」ってなるのもわかる。

でもなんだろう、最近公と私の融合というか断面が曖昧になりつつあって。例えば企業担当が「これ面白いでしょ」それに漫画家さんが「ですねーちょっと自分のスキル使って発信しよう」ってすごく身体的には普通であって。

そこって完全に契約がーとかじゃない流れというか。

でも一方で商法や契約社会な一面は残ってて、実はプロじゃないと組織じゃないと法遵守できない壁もあるわけです。

怖いのが、いま明かに「法遵守なんて破ったもの勝ち」の流れと「個人であっても一歩踏み込めば違法行為」という両側面が同時進行しているんだなと。

その観点を見つつバランス取らないと怖い時代になったなあと戦々恐々に思う師走の朝でした。今日もがんばろ。


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