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運命だと思ったのにな。番外編

彼が死んでから後のお話です。 


彼が死んでも日常は過ぎていく。ふとした瞬間に思い出しては泣いた。特に1人で運転している時が1番きつかった。
 最後に会って話したかったなと思ってた。もう死んで1年半くらいになるが、1度だけ彼と話せたことがある。彼が死んで1ヶ月も経たない出来事だった。
 死んでるのにどうやってと思うだろう。夢に出てきたのだ。夢の中の彼は元気そうだった。
 夢の中の登場人物は彼と私と彼の葬式の帰りに仲良くなった彼の友達3人だった。彼に泣きながら抱きつくと、もう大丈夫だよ。と言った。本当に?本当に?と聞くとうん。と優しく彼は答えた。葬式の髪型変だったよ。と言うとうるさいなぁ。と言った。彼の友達たちと彼としばらく話して目が覚めた。現実ではやっぱり死んでた。でも、久々に彼と話せて嬉しかった。起きて悲しくなったけど、本当に会えた気分になった。それ以降は夢に出てきたことはない。
なんでこんな夢を見たのだろうか。どうして大丈夫と伝えられたのだろうか。今も夢でもいいから会いたいなと思う。



最後まで読んでいただきありがとうございました。これでこのお話はおしまいです。
本当に大好きだった人との話を残しておきたくて書いた自己満です。
夢のお話、誰か詳しい人いないかな。意味とかあるのかな。

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