わかめごぱん

ゆるゆるっと。書きたいことを書きたい時に。

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最近の記事

運命だと思ったのにな。番外編

彼が死んでから後のお話です。  彼が死んでも日常は過ぎていく。ふとした瞬間に思い出しては泣いた。特に1人で運転している時が1番きつかった。  最後に会って話したかったなと思ってた。もう死んで1年半くらいになるが、1度だけ彼と話せたことがある。彼が死んで1ヶ月も経たない出来事だった。  死んでるのにどうやってと思うだろう。夢に出てきたのだ。夢の中の彼は元気そうだった。  夢の中の登場人物は彼と私と彼の葬式の帰りに仲良くなった彼の友達3人だった。彼に泣きながら抱きつくと、もう大

    • 運命だと思ったのにな。⑦

      前回の続きです  後輩から急に連絡が来た。それは友達とマカロニえんぴつのライブに行って、ご飯屋に入ろうとしている時だった。 外観を撮ろうとカメラを構えた時、LINEの通知が鳴った。   『今日、午前1:40に永眠しました。』 全く理解ができないまま、お通夜に行く手配やら、サークルのOB達への連絡、交通手段の確保等で実感がわかなかった。忙しかったおかげで泣いてる暇もなかった。逆に助かった。 マカロニえんぴつの曲は彼との思い出がたくさんだ。特に恋人ごっこを聞くと鮮明にあの

      • 運命だと思ったのにな。⑥

        お久しぶりです。続きです。  彼と連絡が取れなくなってしばらくして、私はなんでこの私の電話を折り返しもなし。LINEもしてこない。これってどういうこと?とブチギレ寸前だった。彼からは何の返信もないため、ある後輩に連絡をした。 後輩との電話で聞いた内容は 『あいつ、脳の病気で入院してるんですよ』                  だった。 は?え?どゆこと?なんで?なんで急に?  頭の中にはてながいっぱいだった。全然理解できないし、まぁ、たいしたことないでしょ。コロナ禍で

        • 運命だと思ったのにな。⑤

          ふと。昔のこと思い出したから書こうかなと思いました。  社会人になった私の心の拠り所は彼でした。大学生の彼はキラキラしてて毎日楽しそうだった。私の社会人になっての愚痴や悩みを聞く合間に大学の新歓をコロナ禍で頑張ってる話や、チヤホヤされてる自慢話、懐かしいバイト先の話をたくさんしてくれた。本当に楽しそうだった。羨ましかった。恋バナもした。俺にはわかる。そいつは合わないよ。とか元カレぶってみたり、なんだよこいつっても思った。でも、ちゃんとアドバイスもくれたし、私も女の子を落とし

        運命だと思ったのにな。番外編

          運命だと思ったのにな。④

          お久しぶりです。こんばんは。どこまで書いたか忘れました。 私が彼を追い詰め出した頃、彼から好きな人がいたのにと言う話を切り出された。彼の好きな人は同じサークルのかわいい、ノリのいい先輩、つまり私の後輩だった。かわいそうなことをしたと思う反面、え?あの反応しといて好きな人いた?は?とイライラもした。彼は結局、その子に思いを伝えず諦めることにしたらしい。  そうこうしている間に、彼と私はいわゆるセフレ状態へ。いけないなぁと思いつつ居心地はいいし気がついたら一緒にいた。暇になれば

          運命だと思ったのにな。④

          運命だと思ったのにな。③

          ダラダラと③まで続いております。読んでいただきありがとうございます。  子犬系男子との別れからしばらくして、サークルに途中入部したいと、2歳下の男が現れた。んーなんて言ったらいいんだろうか。とにかくいいやつ。誰にでもいいやつ。イケメンではないが趣味はかっこいい。ギターにカメラ、運転と趣味だけ聞いたら、どんなイケメンだって思うような奴。  そう。この趣味イケメン男にわたしはビビッときたのだ。ビビッと来たと言っても、かっこいい!とか好き!とかではなく、初めは、あーこの子、誘った

          運命だと思ったのにな。③

          運命だと思ったのにな。②

          前回の続き。大学3年生の春の話から。書き方迷走中。今回は話し言葉で書こうかな。いや、わかんない。とりあえず書いてみる。  大学3年の春。サークルでは私たちメインの代。新歓をはじめ様々な活動がある。忙しいのと期待で充実した日々を送っていた。そんな時に出逢ったのが子犬系男子だった。  最初はサークル入部希望の2個下のイケメンだなぁって印象。  偶然、家が横で仲良くなった私たちは頻繁に会うようになった。急に電話がかかってきて学校終わりにラーメンを食べたり、買い物に行ったり、ただた

          運命だと思ったのにな。②

          運命だと思ったのにな。①

            びびっときた。運命だと思った。直感で。  なんでこの人と結婚したの?と聞かれてこう答えたい人生だったなぁと思いながら、26歳が目前に迫ってる。私はある男との話を消化するためにここに記そうと思う。 本題に入る前に、わたしの恋愛事情を先に記しておいた方が良い気がするから、なんとなくで書いてみる。  わたしは男よりの女?中世的?なタイプの女だ。かと言って、恋愛対象は男。男友達が割と多い。でも、女友達もちゃんといる。可愛いからチヤホヤされるタイプではなく、男と張り合うタイプの

          運命だと思ったのにな。①