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運命だと思ったのにな。④

お久しぶりです。こんばんは。どこまで書いたか忘れました。


私が彼を追い詰め出した頃、彼から好きな人がいたのにと言う話を切り出された。彼の好きな人は同じサークルのかわいい、ノリのいい先輩、つまり私の後輩だった。かわいそうなことをしたと思う反面、え?あの反応しといて好きな人いた?は?とイライラもした。彼は結局、その子に思いを伝えず諦めることにしたらしい。
 そうこうしている間に、彼と私はいわゆるセフレ状態へ。いけないなぁと思いつつ居心地はいいし気がついたら一緒にいた。暇になれば呼び、ご飯に行ったり、一緒にご飯作ったり。バイト先も一緒にした。彼と過ごすようになって私はすごく楽しかった。
 この頃から私は彼と結婚したい。と思うようになっていた。こう思うようになったきっかけは、なぜかわかんないけど付き合ってもないのに、2人の未来の姿がすごく想像できたから。これがビビッとくるってことなのかなとふわふわと思っていた。もうこれは6年くらいの話だが、いまだに楽しかった記憶がある。でも、今思えば喧嘩ばっかりの日々もあった。彼はいつも喧嘩して家を出て行くが、必ず30分後に私の好きなものたちをコンビニで買って戻ってくる。クリスマスにはサンタの格好をして現れた。

大好きだった。

好きとは伝えたことがないが、たぶん大好きだったんだと思う。伝わらなくてもわかってるだろうと思っていた。
 1年半くらい一緒にいて、急に彼のためにも離れてあげようと思い、私はマッチングアプリに手を出した。今思えば、ずっと付き合う選択をしない彼の気をひきたかったのかもしれない。アプリの男やいろんな男と会う私を彼は汚いと言った。お前のせいだと思った。後から聞いたが、この時彼は私に告白するつもりだったらしい。
 私の大学卒業の日、私は彼に手紙を書いた。あなたとは色々会ったけど、今では弟みたいな存在です。と。これはもうあなたとは身体を重ねない。という私なり宣言だった。結局、最後に求められてしまった時に断りきれず、結局、お前も体かよ。と吐き捨て、私は実家に帰ったのだった。

社会人になり、新しいことや不安なこと、話を聞いてもらいたい時はいつも彼に電話をするのだった。



とりあえずここまで。
ゆるゆるっと書きたいです。
読んでくれた方ありがとうございました。
まだまだ、つづきます。

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