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小1からはじまる“先生と生徒”から“研究仲間”

“どんな風に踊ると美しく見える?” “お客さまに喜んでもらえる?”を研究しています。

とっても難しいテーマの“古典舞踊とは?”
難しいことをわかりやすくをマイルールに
子供たちと日々研究を重ねて学んでいます。


▼子供と解く“古典舞踊”の本質

難しいことをわかりやすく

これがマイルールのひとつです。

“古典舞踊とは”
ものすごく難しいテーマですね。
よく取材・インタビューで“日本舞踊とは?”とご質問いただきますが
どんな風に答えれば良いか、毎回一から考えます。

私は子供たちが好きで今の仕事を始めましたので
日常的にたくさんの子供たちとコミュニケーションをとります。
なおさら、難しいことをわかりやすく伝えたいと感じるようになりました。

▼昔の人が積み上げてくれた
日本の“美的感覚”を受け継ぐ

“古いもの”ではなく“いま役に立つもの”

踊りの起源は“祈ること”だと考えています。
それはもう随分と遡った昔から存在するものですが、
その頃から今の同じ踊りが始まったわけではありません。
様々な文化が組み合わさり今に至ります。

ただ、今私たちが向き合っている
“日本舞踊”とくに“古典舞踊”は
昔の人が積み重ねてくれた
日本の“美的感覚”を象徴する踊りのひとつだと感じています。

“なぜそのポーズが美しいと感じるのか?”
“なぜ右足と左足が逆になると変に見えるのか?”
“なぜそこで首がそっち向きなの?”

普段当たり前に振付として落とし込んでいるものは
日本の“美的感覚”と深く繋がっています。

私たちは踊りながら、日本が大切にしてきた
美しさの概念を学んでいるのかもしれません。

▼小1からはじまるクリエイティブな稽古

“先生と生徒”が“研究仲間”になる時

子供舞踊塾は3歳から中学生までの子供たちが在籍しています。(来年からは高校生も!)

人間としての基礎を学ぶ幼稚園生

幼稚園生は
◯指示を守りきちんとこなすこと
◯自力で切り替える力を養う
◯一般的なマナーを習得

など、まずは人間としての基礎を作る時間として
お稽古を行っています。

まだまだ幼く見える子供たちですが
幼稚園生の年代の子供たちに、どのようなことを教えるか、とても重要視しています。

生きるための基礎段階
なので、
一生その価値観を持っていくかもしれないと思うと、
より良い基礎・基本を学んでほしいと思います。

自分を輝かせる訓練を始める小学生

小学生になるとある程度の弁えを学び
自分にできることを考え始めます。

そこで小1あたりからは、
一方的に習うだけではなく、子供たち自ら考えて行動する機会を一気に増やしています。

これまでの“先生と生徒”から
“研究仲間”としての役割も担うようになります。
そうすると

◯自分の身体に合わせた美しい踊り方を考える
◯演目や役柄から理想の踊り方を想像する
◯お客さまの立場になって考える

こうした、幼稚園生の時期からさらに発展したことを考える時間ができます。

▼子供たちに本気で相談する私

“とりあえずこのポーズをやってみて、私もう1人のポーズやってみるから”

という感じで、私も子供たちと一緒に
振付の最後を相談しながら作ることがあります。

子供たちも、自分がこの舞台に携わっているという感覚が身につきます。

こうしてお互いの感覚を磨き合いながら
“古典舞踊の美しさってなんだろう?”と
日々研究し合っています。

難しい言葉はそこまで使っていません。
けれども子供たちは、時間を重ねて
日本が昔から大切にしてきた“美的感覚”を
今の時代に役立つ形で吸収し始めているように思います。

現在進行形のお稽古、
これからの子供たちの成長がとっても楽しみです。


【子供舞踊塾 参加者募集】 
第7回 舞台プログラム
プログラム開催期間:2024年2月〜2025年冬ごろまで

対象年齢:3歳〜18歳(年少〜高校生)
お稽古:1回60分/月4回
(火)(木)13:00〜19:00
(土)(日)11:00〜19:00より
ご都合のよろしい日程を調整いたします。
稽古場:東京都港区エリア ほか

【舞台プログラムとは】
舞台出演(過去に国立劇場や浅草公会堂など)に向けて、日本舞踊の基礎と本格的な舞台準備、様々な日本文化体験を行います。

【到達目標とする4つの学び】
◇礼儀作法
美しい姿勢とごあいさつ

◇日本文化
職人の技術を肌で感じる

◇表現力
自信を持って人前に立つ

◇集中力
聞く力/本番力を養う

ご見学・お問い合わせ
[子供舞踊塾 お問い合わせ]
kodomobuyou@gmail.com

上記メールアドレスもしくは
ホームページお問い合わせフォームにて承ります。



皆さまのご参加を心よりお待ち申しあげます。

記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。 いただいたサポートは勉強や研究代に充てて、これからより良い仕事ができるように頑張ります! 引き続き、よろしくお願いいたします。