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昔も今も若者は海を越える。ただその目的が変わるだけ。

2月4日の日記。

朝起きて「ラジオ英会話」

土曜日は放送はないけど、理解が薄い日のラジオをもう一度聴く。その後、朝食を食べてから3時間レッスン。終わったら昼食をとり、養成講座へ行く。外は少しあたたかく感じた土曜日。

養成講座の仕事は好きなのでもう少し増やしたいと思ってはいる。

仕事が終わって、近くのやよい軒で晩御飯。20円ほど値上がりしていることに気づく。仕方がない。物の値段は値上がりするが、給料は値上がりしない。ならは自分で収入を上げていくしかない。

ご飯を食べて副交感神経優位になったところで、帰宅。そして、読書会を開催。アイヌ神謡集を読む。今回は8人もの方にご参加いただいた。

みんなでワイワイ読むのは楽しい。

さて、最近話題のこちらのドキュメンタリーであるがちょっと見てみた

確かに、日本人が海外に働きに出ることを「出稼ぎ」と呼ぶことがセンセーショナルな感じはする。日本なら20万そこそこだった給料が50万になることに夢はある。

でも、それって今に始まったことか? と思う。20年前、ちょうど私が20歳そこそこだった時は就職氷河期とブラック労働から逃れるように海外へ旅立ったのではなかったか。

それは「自分探し」と呼ばれ批判もされた。当時、日本では正社員を減らし、「フリーター」と言われるアルバイトが担っていたので、一定期間アルバイトをして100万円ほど貯めて、安い海外で半年旅をする人は多かった。私もそんな若者の一人だった。

今は海外が高くなって、日本が安くなっただけだ。若者はただ現状に満足せず、自分が生きる道を探して海を越えているだけ。今も昔も変わらない。

ただ一つ困ることは、20年前は若者がそんな生活をしていてもおじさんたちは全く困らなかった。若者は掃いて捨てるほどいたからだ。しかし、今、若者はそもそもの人数が少ない。だから、外に行かれては人手不足で社会は困ってしまう。

でも、社会なんてそんなもの。転げ落ちるところまで落ちたら、変わるかもしれない。不安になったら「ええじゃないか、ええじゃないか」と踊っていればいいと思う。昔から日本人はそんな人たちだったのだから。


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