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ジムニーJA22で埼玉から屋久島まで行ってみた(2/5)

1日目
埼玉⇒静岡

今回の旅では引っ越しも兼ねていたので荷物を結構持っていました。
引っ越し整理で処分できなかったものがあります。
それは母のアルバム。
10歳の時に母と別れてしまい、アルバムだけが家に残されていました。
それから約23年経過。

生きているか死んでいるかも分からず
わざわざ探偵にお願いするのもな…と思いながら年月が経過してしまい
いよいよその日が来てしまった。

アルバムを整理していたら
なんと当時住んでいた住所が書いてあったんです。
ありがとう当時の世の中。
今だったら住所どころか、顔写真と名前も載せなくなるんじゃないか…みたいな情勢ですよね。

いちかばちか
アルバムの住所にアルバムを届けに行くことにしました。
その住所が静岡県です。

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静岡に到着です。
住所に向かう途中廃墟と化した団地群が…。
ちょっと怖かった…。

これはもう住所の場所には住んでないな…と廃墟のなかをうろうろ

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おや
住所にある棟は少しリフォームしてある?
なんだか人の気配がある…?

郵便受けに並ぶ部屋番号と名前を確認する。
ある。

その先の階段と、壁にくっついてる小さなインターホン
分厚い鉄の扉

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その向こうに
祖父が
いました。


最初にいきなり出生を長々と語るやつはいないだろうと
名前を名乗りましたが
そりゃあそうだ「誰だ?」感たっぷり。

少しずつ生い立ちを説明させていただき
「まさか…!?」といった反応がありました。
そりゃそうだ。

事前連絡もなく「お久しぶりです、23年振りくらいですかね!?」
と当時小学生レベルの会話しかしてなかった人間が話し始めるんですから。
浦島太郎みたいな感覚でしょうか。

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▲アルバムも無事に渡せました

母のことは聞いていいものか…と悩みましたが(ほんとに一瞬)

母は元気ですかね?そもそも生きてますかね?
連絡先はありますか?

と聞いたら、スラスラ答えをもらうことができました。


すごい忙しい人だとも聞き、教えてもらった連絡先にメールをしてみることに。

「お久しぶりです、23年振りくらいですかね!?」

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→2日目に続く

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