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春です、はじまりの時です。思い出はポケットに、心には自由を。

今年も春分を過ぎました。
春分と言えば、占星術では新たな一年の始まり!

でも、わが家は、息子の卒業式があったので、まだ終わりの余韻…

春分の日のおみくじにも、「今はまだ、草木の目がはじめて地上に顔を出したけど、まだ寒くてふるえている運気」なんて書いてあったので、暖かい春がくるまでに、縮こまった心と身体を動かして準備しておきたいと思います。

そうそう、さっきnoteの表示で気づいたのですが、私がnoteを書き始めてから6年になるんですって。ちょっとビックリ。

思い返せば6年前、息子の小学校の入学式で、壇上にロボットが出てきて挨拶したことに驚いたものでした。あれから6年、AIもスクスクと成長して、今や人間よりもしっかりした記事を書けるようになって…

ということで、6年経っても文章が上達しない私がAIと競ってもしょうがないので、これからもまた、心のままにつらつらと続けていきます。

今年の春分図を見ても、心のままが表現できる場所は、すごーく必要になりそうなので、また新たな一年もよろしくお願いします!


さて、2024年の春分図について少し触れておきたいと思います。



今年の春分図は、蟹座が起点。
蟹座のルーラーである月は獅子座で、獅子座を司る太陽はカルミネート天体となっているので、活動サインの軸と、月ー太陽が強調された星回りになっています。

ということで、
これから2025年の春分までの一年は、自分が心地よく活動出来る場所を持ち、自分の世界を新たに創り直していくことが鍵。

風の時代と言われる今は、情報量が過剰で、いつも誰かと繋がっているような状況なので、緊張を緩めることが出来なかったり、不安になるような情報で心配になったり、なにかと刺激が多め。まずは、そういったものから自分の心身を守ることが大事です。

時には、携帯の電源をオフにして、1人の時間を大切に。検索よりも「自分の直感」、思考よりも「自分の心」に従ってみましょう。

それから、
自分の意に沿わないことや、自分の望んでいることは、周囲にしっかりと伝えること。ダメかどうかは、やってみなければわかりません。

ここ2年程、自分のことがわかってもらえなかったり、言っても伝わらなかったり、それなら何したってムダだ、、とあきらめてみたけど、やっぱりそれも出来ない。そんな、モヤモヤっとした日々の中で、「自分ならでは」のやり方や、やっぱりこれが「自分らしい」と感じられるものを手にした人もいると思います。

「自分ならでは」なんて、なんにもない。という人も、「なんにもない自分」がわかっていれば大丈夫。それがブレない自分ですからね。

「私らしくある」が大事で、そんな自分から変わりたくなったり、環境を変えたくなったら替え時です。



そして、もう一つだけ書いておきたいのが、あちらの世界との関わり方。

今回の春分図では、太陽が司る獅子座は2ハウスで、2ハウスのルーラーである金星は魚座でエグザルテーション。その金星は、魚座のルーラーである木星とレセプション関係にあり、魚座には3天体が集まったステリウムもあることから、かなり魚座が強調された配置になっています。

魚座というと、夢や集合無意識など、境界線のない世界観と結び付けられることが多いのですが、私が気になっているのは、ラインのようなコミュニケーションツールの中の世界。この頃は、小学生でも使っているので、ネガティブなトラブルもかなり耳に入ってきます。

顔を見て話せば言えないようないことも、文章なら書けるという利点はあれど、相手の顔が見えないがために、気持ちを慮ることもなく言い逃げも出来るのがあちらの世界。

人とのコミュニケーションというのは、声のトーンや抑揚、相手の表情や、身振り手振りなど、言葉よりも非言語の部分が伝えるものの方が多くありますが、ネットの世界では、そうした重要な部分を感じ取ることができないですからね。

また、きちんとしたルールもなく、大人の目も届かない世界に、成長過程の子ども達が気軽に入っていくのは、かなり危なっかしいこと。

占星術の考え方でも、魚座の司配星である木星の反対には水星が位置しており、大きな世界には、細かな取り決めが必要。魚座に土星が滞在している今のうちに、しっかりと先を見据えて、ルール、規制などを整備し、新たな世界に合わせたコミュニケーシのありかたや、教育にも取り組んでいかなければならないでしょう。

これは、子どもや、子どもがいる家庭だけの問題ではなく、誰でも自由に出入りできる世界ですから、社会全体の喫緊の課題です。犠牲者出るような問題がぶちあがってからでは遅いですからね。

私たち一人一人も、あちらの世界との関わり方に気をつけ、自分を守ることが必要です。

このところ、卒業式を終えた子ども達が、これまで我慢して入っていたライングループから抜けたり、大切な友達とだけでグループを作り直したり、自分の居場所を作り変えている姿をよく見かけます。こうやって自分の心を縛っていたものを解いておけば、新たなスタートは軽やかに一歩を踏み出せますし、やがては、こうちしたことも自分を守る盾にもなるでしょう。

せっかくの「新たな始まりの時」ですから、私達大人も、違和感があるものを持ったままスタートするのではなく、まずは心を自由にしておきましょう。


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