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贈りものは、自分が楽しもう

息子が、せっせと折り紙を折っていた。
なんでも学校のお楽しみ会でプレゼント交換することになったんだとか。

もう1人で折れる年頃なので構わないでいたが、「どうせ捨てられちゃうんだよ…」、なんてブツブツが聞こえてきたので、気になって覗き込んだ。


お-!なかなかカワイイ。

子どもらしくていい感じ。
私も欲しい!!

と、母は思うけど、

小学生女子は、クラスの男子から折り紙なんてもらっても嬉しくないのかも…

なんだか切ない。


2時間かけてようやく作りあげた作品。
持ち帰って、ランドセルから出して、ポイッとされてしまったら…

なんて想像すると、かなり切ない。


ブツブツ息子にそっと声をかけた。

相手に喜んでもらえそうなものより、自分が作っていて楽しいと思えるものや、自分が欲しいものを作った方がいいよ。そうしたら自分がハッピーだし、ハッピーな気持ちで作ったものの方が、もらっても気持ちいいからね。

自分の時間だって、自分の大切なもの。
誰かのためにしょうがなく使うより、楽しい時間を過ごした方がいい。

価値ある時間の使い方をすれば、価値ある時間をプレゼントすることになる。その価値を受け取れるかどうかは相手の器次第だけど。

もしも折り紙を捨てられてしまっても、時間を無駄にしたとは感じないと思う。

さて、今ごろ折り紙はどうなっているかな?
クリスマスの間は、飾ってもらえているといいね。



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