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今週の宙予報「自己満足でもいい、自分を信じる癖をつけよう。」

一昨日の夜、いつものように好きな絵を描いていた息子がこんなことを呟いた。

「死にたくないな…」

なんとなく思いつきで話している様子だけど、なんとなくにしては重い言葉。

毎日、毎日、ニュースでは死亡者と重症者の人数が読み上げられ、さらに、ミサイルが飛び交ってビルが崩壊していく映像や、逃げ惑うウクライナの人々の悲痛な姿を目にすれば、戦争なんてよくわからなくても不安な気持ちになるのだろう。

息子は病気で亡くなった同い年の子の名前を口にして、「死にたくないなんて言ったら、亡くなったあの子に失礼な気もするけど、、」と、心に渦巻く気持ちを一つ一つ言葉にしていった。

こんな時どんな返事をしたら良いのか、少し迷ったが、「生きることは修行である」という話をすると、息子はちょっと安心したような顔をした。

「修行が終わった人から順にあちらの世界へ帰れる。」というのがホッとしたのか、「君には、まだまだ修行がある。」と言われて安心したのか。どちらにしろ、話すことで不安が和らいだようだ。

ウクライナの人々も、親子でゆっくり会話出来る時間が取り戻せるよう、切に願ってやまない。


*

それにしても、ウクライナの女性が「結局は自分で自分を守るしかない」と話していたが、本当に本当にその通りだと思う。戦争もそうだけど、疫病からも、天変地異からも、日頃の生活だって、結局は自分で守っていくしかない。

とはいえ、人は1人では生きられない。

自分で自分を守るためには、人に頼らなければならないこともあるし、他者と対等にものが言えることや、必要とされるために、自分に出来ることをアピールしていくことだって大事だ。

昨年の春分図に、『これから一年は、日本も、日本に住む私たちも、鎖国して引きこもっていないで、しっかりと外交をしておかなければならない』ということが示唆されていたが、確かにものすごく大事なことだったと、今はうなずくばかり。

人と関わることは簡単ではない。うまくいかなければ、戦争にまで発展してしまうこともあるぐらいだ。

それでもこの一年、勇気を持って他者と関わり、分かり合えなさを分かりあうために工夫し、言いたいことが言えて、頼り頼られ人と対等に付き合うことが出来るように自分を鍛えてきたなら、きっと今頃は自分の行動に自信が持てるようになっているだろうし、困った時には助け合える味方も周りにいるはず。

しかし、友人が減り、今の自分や境遇に不満を抱え、他者を責めたり、攻め込まれたりしているなら、見直すべきことがあるのだろう。


2022年の春分図では、アセンダントが射手座になっていることから、これから一年は、自分を信じ、自分で決断し、自分の理想や正しいと思うことを守り貫いていくことが、『自分で自分を守り、生かしていく』術にもなっていく。

春分前の今は、この一年を振り返るにはもってこいだし、3/6までは、火星も12サインのゴール地点にあたる山羊座を運行中なので、2020年6月末からこれまでの成果を確認するにもちょうどいいタイミング。

今週は、これまで1年、2年を振り返り、今の自分は、自分で自分を信じられるようになっているか確認しておくといいだろう。

自己満足でもいい。小さなことでもいい。自分に自信が持てるようになっていれば、春からは自分の決断に自信を持って進んでいけるはずだ。



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