「行ってらっしゃい」は笑って!
今朝の地震、大きく揺れた地域のみなさんは繰り返しの余震に心落ち着かないことかと思います。
遠く離れた場所に住んでいても、自分の足元が揺れた記憶やテレビで繰り返し見た映像を思い出し、息苦しい思いをしている方もいる事でしょう。
落ち着かない時は、少しでも目をつぶり深く呼吸をしてくださいね。
先週の千葉沖でプレートが動いたというニュースを気にしていたら、昨日の群馬、そして今朝の大阪。大きな地震は他人事ではなく、今、この瞬間私達の足元でも起きる可能性がある。
備えあれば憂いなしとは言いますが、備えていてもどうにも出来ないこともあるわけです。
それならば、後悔なく生きておきたいと私は思う。
もちろん備えは大事です!
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少し前、息子と同じ年の子がいる友人が「あの日」の話をしてくれた。
子ども達は2011年生まれ。
3月11日の「あの日」は私たちのお腹の中にいた。
『あの日の朝、まだ小さかった上の娘とケンカしてね。親子でプイッとしたまま家を出て娘を保育園へ、私は仕事へと向かったの。
そしたら、あの大地震。
電車は止まって動かないし、電話は繋がらないし、全てが混乱して何がなんだかわからない。保育園にいる娘はとりあえず無事だろうと思っても、すぐには迎えに行けなくてね。
あの時、ずっと後悔してた。
もしこのまま会えなくなったとしたら、叱りつけたのが最後の言葉になっちゃう。
一生後悔することになる。ってね。
あの日以来、朝は叱らないように、送り出しは笑ってするようにしてるの』
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今朝、月曜で気分の乗らない息子を学校に送りだすと地震の速報。この話を思い出しながらニュースに見入った。
地震だけではなく、ホントに人生はいつ何が起こるかわからない。どんな時も最後になる可能性はあるし、ずっと意識してもいられない。
だから、大切な人との「行ってらっしゃい」は笑って!
朝は元気に送り出したい。
私もそう思う。
今も揺れ続けている地域のみなさんのことを思っております。
心はともに。
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