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【図書紹介】Williams, B. (2009). Shimmering Literacies(『きらめくリテラシー』)
「学習者は何を知っていて、何を知らないのか?」 教える行為に従事するとき、いつもこの問いが頭に浮かびます。学習者は、あるいは子どもは、何を知っていて、何をしらないのか。すでに知っていることを先生から滔々と語られるのはつまらない。しかし、知らないことを教えてもらえないのも、いったい何のためにわざわざ教室まで来ているのかとなります。 学校で何を教えるべきかということについては、決して簡単に決められるものではありません。たとえば、学問⇒教科へと教えるべき内容を棚卸しし、これを子