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#21 “声をかけて”スタッフの状況を把握する

管理者であれば誰しも、働きやすい環境、かつ成果を出せるチームを作りたい!と思うはずです。私もその一人です。

そこで今回、こんな本を読んでみました。

産業医でありながら、 MBAも持っている上村先生の著書です。人材の定着に関して、理論から実践方法まで書いてある本です。

今回はそんな本を読んで、軽く紹介しつつ、自分が今意識してやっていることに関してまとめてみました。

必要な組織を作るには3つのポイントがある

この本で私が最も勉強になった理論があります。

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いい人材が定着する組織を作るには上記の3つがポイントです。

伝えたいことは働きやすさ、働きがいなど、モチベーションになりそうなところを考える前にそもそも体が元気な状態でなければ、そんなことも考えられませんよ!ということです。

確かにな!と思いつつも、実際はモチベーションを上げるために〇〇しようみたいなことになりがちな気がします。

今回私が実践していることをお伝えするのは、心身コントロールの一つです。


そもそも一人一人が仕事ができる状態かを見る

私が行っている心身のコントロールの一つとして「相手を見て、体調や精神的に疲れていないかをよく見る」ようにしています。

例えば
毎日朝、挨拶をしていますが、さりげなく表情や覇気など確認しています。挨拶の声の大きさや表情、姿勢などその日の体調は意外と表れているものです。

明らかに悪そうだなと思った時は声をかけて、数時間休ませたり、時には帰宅させたりなどの対応をしています。

また朝だけではなくて、いろんな場面で聞くようにしています。

月1回の面談はもちろん、ちょっとした隙間に話しかけたりして、どうかな?というのを常に見るようにしています。


具体的な業務に関して聞く

とはいえ、そんな頻繁に体調を崩すことも職場環境が整っていればそんなにないはずです。

それにも関わらず、毎回今日の体調は?みたいに聞かれても、「いや、だから大丈夫だって、、、」となるはずです。

かといって、体調崩すまで、何も聞かないというのもだめです。私は体調を崩すのは一つのサインであり、限界直前の可能性があるという風に捉えています。

ちょっとした隙間に聞くのは
・〇〇さんの訪問、どうだった?
・いくまでに結構時間かかった?
・最近この業務どう?
・この前悩んでいた■■の件、どう?

など仕事に関して具体的に聞いていたりします。そこでこれは課題解決した方がいいと思うことがあれば、「正直、キツかった?次の対策は〇〇にしていこう!」などその場で情報収集→改善策の立案までします。

まとめ

組織が成果を出すために健全に動いていくには、一人一人がいいパフォーマンスができるようにサポートしていく、環境を作っていくのが、管理者としての仕事の一つです。

そのためには一人一人の心身コントロールが非常に重要です。

まずは一人一人声をかけていくこと、話を聞いていくことが大切だと私は思っています!

それでは!

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