ハッとする経験
劇団WAGNASオンダです!
雑学というか考え方というか着眼点の違いというか…
別に生きるにあたって大切なことでもないし、勉強でも何でもないことなんだけど、大人になってから他人の意見を聞いて「ハッとした経験」ってありますか?
子供のことはしょっちゅうあっても、自分という存在が確立された大人になって以降は、あまりそういう風に思うことってなくなってしまうと思うんですよね…。
特に僕みたいな偏屈な人間はそうなんですが、そんな僕でもいくつかハッとしたことがあり、今回はその話をご紹介します!
個人的にハッとしただけで全然大した話ではないんですが…(笑)
お参りや神頼み、金運などについて
初詣などの神頼み、なぜかヤクザを筆頭に反社会的な人が好むイメージがあります。
あまり見たことないですがヤクザ映画の事務所には神棚はセットだし、祭りにも関係していたり切っても切れない関係なのかもしれません。
また、占いやスピリチュアルにおいて「金運」という言葉の不自然さ不可解さ。
金運があがるとされるパワーストーンなんてあるけど、その石は貨幣文化が生まれる何億年も前からあるはずでは?
前者で言えば、「悪い奴らが神社でお参りなんてしたら真っ当な神様なんてむしろバチを与えるんじゃね?」的なシンプルに浅い発想。
後者は、「お金」という人間が作り出した最強に俗な概念に対して、超自然的な力を作用させられるという矛盾や純粋な違和感。
上記のように、この2つに関してずっと「よくわからない、どういうことだ?」という疑問を常に持っていました。
しかし、
反社の神頼み→神様は超越者だから人の現世の善悪なんて些細なことですべて平等に願い事を聞く説。
金運って変→超自然的な力は人の想いに応えるから対象や概念はなんであっても問わない説。
それらの説をを人から聞いたとき、ハッとしました。
信じる信じないとは別として、「あーそういう発想や解釈の仕方もあるのかぁ」的な、ある種の上手なトンチを食らったときのような気分です。
前者に関してはもしかしたら僕が知らないだけで一般論なのかもしれないし、後者は後者でそれがアリなら何とでも言えそうな気がしますが(笑)
まぁ聞いた後だから↑みたいに思うものの、自分の脳みそだけではその回答にたどり着けなかっただけに、人から聞いたときはものすごくハッとさせられましたねー
答えを知った後なら「んだよ!そんなの簡単じゃん」って気持ちになる、なぞなぞにも近いかもしれません(笑)
洋楽を好きな日本人について
洋楽が趣味の日本人って長年とても不思議な存在でした。
中には、洋楽にハマって英語を勉強する人や、逆に英語が好きで得意だから洋楽に手を出したという人もいるでしょう。
でも勝手なイメージですが、洋楽好きな人は決して「英語が好きor得意」とは限らないというほうが多いのではないかと。
大体の人は中高生くらいから洋楽という世界に触れると思うけど、僕はそんな人たちを見ては「カッコつけてるだけだろうなぁ」と冷笑気味に見ていたのです。
まぁ音楽に関しては、「音」だけではなく、アーティストのルックスや考えや生き方でファンになる人のほうが多いだろうから、結局はそんなオチなんだろうとも思っていました。
しかしこれも大人になって、ある洋楽好きの年上の人と仲良くなったのでこの純粋な疑問をぶつけました。
「洋楽が好きな人って、まぁ長年聞いてる人は本当に好きなんだろうけど、ぶっちゃけカッコつけてるだけですよね?」と…
そうしたら返ってきた回答は、確かに音楽性や楽器演奏のスキルや曲の組み立ての好みなどもあるようではしたが、音楽に詳しくない僕にはサッパリです。
なので、何より一番聞きたいボーカルの海外語歌詞について更に聞いたところ、
「昔は和訳をしたこともあるけど意訳でしかなく本当の意味は伝わらないから諦めた。今でも歌詞の意味なんてなんとなくしか知らないよ。でも意味が分からなくても声を音として聞いているから、邦楽でも洋楽でも好きな声ならどっちでもいいんだよね。むしろ好きな声は純粋に音として楽しみたいから、そういう意味ではなまじ理解できる邦楽歌詞はノイズになるから、洋楽のほうがいいのかな」と…。
その時僕はズドーンと雷が脳天に落ちたような衝撃を受けました。
そりゃそうだよな、声も音なんだもんなぁ。
音楽に勝手な偏見やイメージを持っていたのは自分のほうでした。
声も音か、大変に興味深い…。
しかしあれだなぁ…同時に思ったのが、音楽に造詣がある人であればあるほど「歌詞」に着目しなくなる傾向があるようにも思いますね。
むしろ僕みたいに音楽わからないやつは歌詞ばっかり見て判断しちゃう傾向があるかも。
むしろその人の理屈だと、歌詞を楽しむことを捨てて声=音として楽しむ訳だから、一長一短な部分もあるのかもしれません。
まぁ楽しみ方は人それぞれだけど、洋楽における理解出来ない外国語表現を「声を音」として楽しむ、という発想には大変衝撃を受けたわけです。
僕も10代の頃に「声=音」と認識していれば、洋楽の世界にハマっていた可能性もあるなと思うと、なんだかおもしろい気持ちになりました(笑)
どちらのケースの話においても、ハッとする尺度は人それぞれだとは思いますが、意外なところにその瞬間は隠されていたりするものですよね!
僕の場合は長年の疑問の新解釈でハッとするパターンが多いですが、そもそも疑問を抱いていなくてもある日突然何かにハッとさせられることに出会うというパターンもあると思います!
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