見出し画像

親の仕事はこどもの話をただ「聞く」だけ。そのきっかけの作り方〜不登校の対応〜

先日、こんな記事を読みました。

こどもが本当に欲しがっていたのは
褒められることではなくて
おしゃべりをする時間だった、という
タイトル通りの内容だったのですが

雑談なしでホメることができるの?とか
こどもの話を聞かずに一方的にホメるの?
え、それどういうこと??とか
いろいろ衝撃でした。

まぁ、こう言った記事なので
誇張はあるのでしょうけれど・・・。

こどもとの雑談は情報収集

私はこどもとの雑談は
こどもの学校での様子とか
お友達との様子とか
学校その他でこども自身が何を思い
考えているかを知るための

情報収集

だと思っています。
だからおしゃべりの時間は
小さい頃から意図的に作っていました。

不登校も
いじめも
親子の信頼関係があれば
無理して我慢したりすることなく
親に伝えてくれるはずです。

それには会話でコミュニケーションを
取り続けるしかありません。


今日の良いこと・悪いこと

我が家のこども達は二人とも
まぁまぁおしゃべりですが、
こちらが聞きたいことを話すかと言えば
特に小さい頃はそうではありませんでした。

だから習い事の行き帰りの車の中や
食事の時間に
「今日あった良かったことと
悪かったこと(どちらかでもOK)」
を話してもらっていました。

「はい、今日の良かったこと・悪かったこと
タイムです!何がありましたか??」

みたいな感じです。


そうすると、
「今日は〇〇君が休み時間に急に切れて
机を蹴るし大変だった〜」とか

「今日は社会の授業で
字が汚いって先生に怒られて
泣いちゃった・・・」とか
教えてくれます。

ときには悲しいこともあるさ


親は「ただ聞く」だけ

でも話を聞いて
「それはあなたが悪いんじゃない?」とか
「〇〇した方が良いんじゃない?」と
言ってしまうと

「これを話したらまた怒られるかな」

と思うようになって
こどもは素直に話さなくなります。

それだと情報収集になりません。

だから親の対応は
「ただ聞く」だけです。

もちろん
すごいねー
やったね!
さすが〇〇ちゃんだね
などの感嘆詞や

本当に解決したい困りごとがあるなら
それについてのアドバイスはOKです。

ただ、あくまでもこの雑談の目的は
起こるかも知れないいじめなどの問題の
前触れを把握するための

情報収集

なんです。


だから雑談は親にとっては仕事

親にとってこどもとのおしゃべりって
時間の無駄に思うことも多いです。

おしゃべりできる時間って
こどもは学校や塾が終わった後で
大人は仕事が終わった後でで
疲れていることも多いです。

でも、雑談は
起こりうる不測の事態を阻止したり

何かあったときに
親がこどもの力になってあげるための
準備であって

その時の単なるおしゃべり
ではないんです。

ただ聞くだけ。
つまらないかも知れませんが
仕事だと思って続けてください。

こどもが大きくなった時には
深いことがいろいろ話せるようになって
ものすごく楽しくなります✨


わたしは自分が仲間外れにされたことがあるから

わたしは小学生の時、クラスの女の子に
仲間外れにされたことがあります。

それでも何人か遊ぶ子がいたり
男の子とはうまくやっていたので
学校生活に支障はありませんでしたが

でも、親には言えませんでした。


親に心配かけたくないし、
自分でもなんで仲間外れにされるのか
(目立ちたがりだったからなんですけど)
よく分からないから説明もできないし、

と、そう思ってました。


でも親の立場になったら
そういう時ほど頼って欲しいし、
力になれなかったとしても
状況だけは知っておきたい。


そう思って
今日の良かったこと・悪かったことは
こどもが幼稚園くらいの頃から
やっています。

食事の時間は笑いの絶えない雑談タイム


不登校は防げなかったけど

今、中1の娘は不登校です。

それまでも休みたいって
言い出すことは頻繁にあったし

雑談がネガティブなことに
偏りがちだったので
娘にとって学校があまり
ハッピーな場所ではないことは
分かっていました。

だから
「もう学校に行きたくない」
と言われた時も

「仕方ないね」

とすんなり思うことができました。


だから、たくさん話していても
不登校は防げなかったし

お友達との出来事や
本当に勉強がつまらないと思っていることなど
不登校になってから分かったことも
たくさんあります。

それでも毎日いろいろ話していて
今、娘が何に夢中なのか
どんなことを思っているのか
学校についてどう考えているのか
そんなことについては
ある程度わたしも把握しています。


そうやって
しっかり話せる関係を作っておいたことが
不登校を不安にも悩みにも感じない
最大の要因かも知れません。


もしすでに問題があって、話すきっかけがないなら

しっかり話せる関係ができてなくて
問題が発生してしまったなら。
状況にもよるのですが

こどもの心配はせずに
親は自分の人生を楽しみましょう。

そして、今日あった楽しかったことを
あなたがお子さんに話すことを
続けていきましょう。


相手から何かを聞きたいのなら
こちらが先に伝えないと
答えは返ってきません。

お子さんの心の声を聞きたいのであれば
あなたがそれ以上に
自分の心の声を届けないとなりません。

親だから
大人だから
常識的にはどーの

そんなことは関係ありません。

あなたの本当の気持ちを
開けっ広げに
これでもか!ってくらいに
伝えてください。


もしも話すことがないなぁ〜と思うのであれば
ぜひ数秘鑑定もご活用ください↓

本日もお読みくださり
ありがとうございました💕

スキ・コメント嬉しいです😊


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?