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私はアニメキャラクターになりたい 

 昔、私の知り合いにアニメ好きの女性がいた。アニメが好きすぎて、好きな人は現実の人間ではなく、鬼滅の刃の炭次郎と言っていた。グッズもたくさん買っているらしい。それ程までに好きだから、現実の人間は一切信用しておらず興味もなく、もはや嫌いとまで言っていた。

 正直、私はアニメが好きとか人間が嫌いとか耳に聞こえたとしてもどうでもいいし、何の感情もわかない。このように、一見この女性は何も私に害の無さそうな人間に見えるが、一つ許せないことがある。

 お笑いが嫌いだから芸人を馬鹿にすることだ。正直、お笑いが嫌いなのは別に構わない。嫌いな人は世の中にたくさんいるでだろう。しかし、なぜ芸人を馬鹿にする。私なりにポップな表現をしているつもりだが、正しく書けば職業差別である。

 その女性が言うには「自分が面白いと思っているのがイタイ」「普通につまらない」「芸人は非常識すぎる」以上のような発言をしていた。この世の中にはお笑いで救われた人間だってたくさんいるはずだし、お笑いが好きな人に失礼である。

 ある日、その女性は「○○のネタたまたまテレビでみたけど、全く面白くなかった。お笑いって何がいいの。本当に意味が分からない。」と言った。完全に私は怒りの限界値を優に超えてしまい、器すら壊れてしまい歯止めが利かなくなってしまい、年下である女性に反論した。

 「アニメだって知らないおじさんが絵を書いて、知らないおじさんがしゃべっているでけじゃん。それ見て何が面白いの。絵をみて・・・」と誰でも知っている当たり前のことを1割だけ言ったとき、私は女性の顔を見た。

 少し、涙ぐんでいた。そして怒られた。「馬鹿にしないで。次言ったら本当に許さないから。」と人差し指を私に指し、今まで聞いたことのない声量と早さで言い返していた。

 あまりにも可哀そうだったので、言い返すのをやめた。

 自分が言われて嫌なことは人に言ってはいけない。こんな事は小学生だってわかる。事実を言われて、キレるとはお手本のような理不尽である。この結果、非常識なのは芸人ではなくこの女性であるという風になる。

 そして、この女性は現在教員となり、堂々と子供に授業しているらしい。私の予想だと、オリジナリティのない教科書に書いてあることをそのまま読む、素人でもできる授業をしてそうだ。恐らく、この女性は常識がないから、保護者からクレームが殺到してると思う。

 常識のない人間は教員はやってはいけない。ついでに、史上初の職業差別をする教師だ。そのような人間に何を教わりたいのだ。そして、日本はなぜこの女性にメスを入れない。悪口も嘘もつかない私こそが、教員に相応しい。私のnoteも教科書のようなものだ。職業差別はしてはいけないなど、将来に絶対に役立つ授業ができる。

 今後、もしその女性が教員を退職した場合「教科書に載っている誰かが書いた話を読む、楽な仕事なのに辛かったんだね。お疲れさま。」と慰めてあげたい。

 ちなみに絵を見て・・・以降の言いたかったことは「絵をみて喜ぶのって、モナ・リザみてかっこいいと言っているようなもの。早く何か絵をみて喜べよ。」

 


 

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