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自分を助けてくれた本②

皆さん、こんにちは!

今回は「自助の精神」を教えてくれた本です。

有名な「天は自らを助くるものを助く」といえばご存知の方もたくさんいらっしゃることと思います。

「志を立てて、自分の力でやっていこうとする精神の持ち主には、必ずいいチャンスがめぐってくる」という意味です。
(「自分を動かせ」 サミュエル・スマイルズ原著 渡部昇一訳)

とてもシンプルな一文ですが、すごく感銘を受けました。

日々、社会の中で存在する仕事を含む物事の中で、結局自分に起こること、自分が得る結果というのは自分次第であることを突き付けられた感じがしました。

それまでの自分は、「やっている自分」と「やっていない周囲」という視線を多からず持っていたと思います。

ここにあるのは他責とぶら下がりの精神です。

否、そういうことではないこと。

もしかしたら誰もがこんなことを思ったことがあるのではないでしょうか。

「自分は運が悪い」
「会社の○○が悪い」
「社会の△△が悪い」
「私に■■の指示をしたあの人が悪い」
・・・

本書では人のせいにする人は幸運はつかめないとあります。

確かに起こることの一つ一つを自分以外のせいにしていては、自分は何ら前進せずに結果を求めていることと同じですので、自己の成長は起こらず結果だけを欲しがっているように見えますし、現実にそうだと思います。

幸運をつかむ人、チャンスをつかむ人はすべからく自分で自分を動かして、努力を積み重ねています。

運というのは「こうなりたい」と願い、それに向かって自ら努力している人にしかやってきません。運が人を見るとはすなわちこう言うことなのです。
(「自分を動かせ」 サミュエル・スマイルズ原著 渡部昇一訳)

天災の被害からすらも学びを深める人がいるそうです。

確かに、天災は抗うことが難しいものでもありますが、一方でまた起こる可能性があるものです。

再び起こった時にどうすれば被害を最小限にすることが出来るのか。

被害の大小があるのはどうしてなのか。

という具合に、次への対策と行動を具体的にしていく作業を積み重ねていける人は、運をつかんでいくことにつながっていくのでしょう。

成就したいこと、実現したいことがあるのなら、叶うことを願い行動し、その時が来るのを待つことも必要でしょう。

明るい心で行動することは物事を達成するのに不可欠のように思います。

逆境の中でニコニコしているのは相当に心が鍛えられていないと出来ないことかもしれませんが、このことを心掛けるだけでも一歩が変わってきます。

まだまだ紹介したい気づきや内容が山ほどある本書です。

今読み返しても、自分の無知を知ることができ、明日を良い日にするための一歩を積み上げていく勇気をくれる本です。

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