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【ToDo⑤】フリースクール運営1週間のスケジュールを立てよう

【前回の記事】


おうちフリースクールのはじめ方【ToDo⑤】は”スクール運営1週間のスケジュールを立てよう”です。
私が運営している”おうちフリースクール運営Q&Aカウンセリング”でよく聞かれる項目TOP5に入るのが、「おうちフリースクール運営者はどういう1週間を過ごしていますか」「1日のスケジュールを教えてください」という質問です。特に、フリースクールを始めたいけれど、時間の捻出に工夫が必要な主婦の方から聞かれることが多いです。
通ってくれる生徒さん達にとってベストな運営スケジュールを立てるのはもちろんのこと、長くスクールを運営し続けるためには先生方にとっても無理のない生活リズムを確立していくことが重要。今回は、スクール運営スケジュールの立て方について、わたなべの失敗談・経験談を織り交ぜながらお話していきたいと思います。


▽週間スケジュールと時間を決める

まずは月内、1週間単位でのスケジュールを考えていきましょう。週間スケジュールを立てる際には、”教師目線”と”通われる生徒さん目線”の2軸で検討を進めていきます。

▼自分が捻出できる曜日を確認

まずは先生方ご自身がフリースクール運営のために捻出できる曜日の確認を行いましょう。ここでまず覆して頂きたいのが「教育活動=週5~6日でなければならない」という概念です。我々が過ごしてきた幼少期~学生時代って、週5日(あるいは6日)の登園・登校・通学が当たり前でしたよね?学校は平日毎日行くものという常識があったと思います。まずはこの”当たり前”をひっくり返してください。実際におうちフリースクール運営を既に始められている先輩スクールさんを例に見てみますと、多い方で週5日、少ない方で週1日の開室というスタイルで運営と、開室頻度は様々です。

私が運営しているおうちフリースクールでぃありすは週5日の開室ではありますが、学習支援を柱としていることから、便宜上、グループコースを利用中の生徒さんについては来室曜日・時刻を学年別とし、その結果生徒さん自身が来室する日数は週2日ということになります。わかりやすく示すと下記のようなスケジュールです。

▼おうちフリースクールでぃありすの1週間

【週間スケジュール例:A】
月→AM3年生グループ/PMマンツーマン
火→AM2年生グループ/PMマンツーマン
水→終日マンツーマン
木→AM3年生グループ/PMマンツーマン
金→AM2年生グループ/PMマンツーマン

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