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02 【読了本まとめ1】 -デジタル時代の基礎知識『PR思考』 人やメディアが「伝えたくなる」新しいルール-

読了本まとめ第一弾という事で、今回は
「デジタル時代の基礎知識『PR思考』 人やメディアが
「伝えたくなる」新しいルール」
についてまとめていきたいと思います。

この投稿でわかる事:読了目安 8分
1 本の概要、学びになったトピック
2 本を読んだ私の所感、気づき
3 この本どんな方にオススメか

1 本の概要、学びになったトピック

初回という事でどのようにまとめたらいいか悩みましたが、
5W1Hで概要をまとめてみたいと思います。

【Who 誰が書いたのか】
電通PRのシニアコンサルタントの
伊澤佑美さん、根本陽平さんが書かれています。
伊澤さんのnewspicksの記事は非常に面白い内容が多く、
いつも勉強させていただいています。

【When いつ出版されたか】
2018年3月15日です。コロナ前に出版されていますが、
内容自体に古さを感じる事は全くありませんでした。

【What どんな内容か】
「PRとは」という初歩的なところから
電通PR独自のフレームワーク、いくつかの企業事例が掲載されています。
初心者の私にとっては学びになった内容ばかりでしたが、
その中でも特に学びになったところを後半で記載したいと思います。

【How どのように書かれているか】
「デジタル時代」シリーズの特徴でもありますが、
ほとんどの項目が見開き1ページでまとまっています。
左側をテキスト、右側が図になっていて非常にわかりやすいです。

【Where 主にどこでの話か】
「デジタル時代の基礎知識」ということもあり
デジタルツールやオンライン上での内容が比較的多いです。
事例などは主に日本企業の日本マーケットに向けた
PR施策がほとんどだったかと記憶しています。

【Why なぜこの本を選んだか】
ここだけ私視点の項目になりますが、この本を選んだ理由は、
内容の簡潔さ含めPR初心者向けだと感じたからです。
と言うのも、過去に「デジタル時代の基礎知識」シリーズの
ブランディング、マーケティングを読んだことがあり、
内容の簡潔さ、わかりやすさを体感していました。

学びになった点は以下2点かと思います。

  • PRの概念、歴史的背景
    PRとは何か、PRを手法と思考に分けて考えた場合のそれぞれの定義や、
    PRが始まった起源などが簡潔にまとめられておりました。
    PRを紐解く一つの考え方として参考になりましたし、
    歴史的背景をざっくりでも知れた事は良いかと思います。
    特に以下のキーワードは印象に残りました。

    "情報の99.6%はスルーされる時代"
    ”PRは世の中を反応させる事"

  • フレームワーク
    本書では主に3つのフレームワークが登場します。
    エクリプスモデル
    PR施策アイディア創出メソッド。
    アイディエーションの際に活用できそうです。
    PR  IMPAKT
    メディアが報道したくなる6つのポイントをまとめたもの。
    考えたアイディアがパブリシティの獲得に
    繋がるかどうかを検証する際に活用できそうです。
    感動トリガー
    消費者がコンテンツを見た際に
    どういう感情が湧くのか分類分けしたもの。
    施策が分類のどれになるのか、それがシェアされやすい感情なのかどうか
    比較する際に活用できそうです。

    枠組に囚われてしまい思考停止するのは良くないと思いますが、
    他者へ説明する際や考え方の整理をする際に
    フレームワークは非常に役たちますので、
    フレームワークについては意識的にインプットしていきたいです。

2 本を読んだ私の所感、気づき

ダラダラと書いてしまうので、
所感、気づきを箇条書きでまとめたいと思います。

  • PRはパブリシティを通じて社会の価値観を変えていく事ができる仕事?
    (記事を見た人の価値観が変わり、購買行動に影響を与えるみたいな)

  • 企業と消費者が問題視している事に対し
    共に解決に取り組む事で、両者の関係性がより深まる。
    PR施策を考える際には、「共汗」できているかどうかの観点が重要。

  • 消費者が関心のある事、又は問題視している事はどういう事なのか、
    それが企業とどう結びついているかを考える事は大切。
    PR施策を考える際に、この施策は
    消費者の関心をより強くするものなのか、それとも
    消費者の問題を解決するものなのか、どちらなのか意識することも大事

  • 今後記事や動画を見る際には、
    このコンテンツは感情トリガーのどの感情を狙ったものなのか、
    自分はどう感じるのかを考えてみてみると勉強になるかもしれない。

  • PRの観点だと、「競争優位」より「情報優位」であるかどうかが重要

  • 記事を見る際には「エビデンス」「モノ」「ヒト」で語られるので、
    この3要素は整理しておいたほうが記事を出す側に対して丁寧

3 この本どんな方にオススメか

  • PR関連の本を読みたいが、どれから読んだら良いかわからない方

  • PR施策において参考になるフレームワークを知りたい方

  • 就職、転職でPR会社も視野に入れられている方

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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