ストレスとの向き合い方
こんにちは、「WaCCa(ワッカ)の人」です。
人は日々生活をしているだけでも何かしらのストレスを抱えています。
ストレスの要因となるものは、仕事だったり、学校だったりといった社会的環境によるもの、肉体的な疲労や、睡眠不足といった身体的なもの、家庭内や友人、職場などの人間関係によるものなどが考えられます。
また、それ以外にも自身にとっての何か大きなイベントなんかもストレスの要因になりやすいです。近親者の死亡、恋人との失恋などネガティブな話はイメージしやすいですが、結婚や出産、転居など一見ポジティブなイベントの場合であっても、環境の変化などによってストレスは感じやすかったりするものです。
繰り返しになりますが、人が人である以上は、ストレスからは逃れられないですし、ストレスを完全にゼロにすることはどんなに鋼のメンタルを持っている人でも無理なことだと思います。そのため、ストレスを無くそうとするのではなく、感じているストレスとどう向き合うか、どう対処するかが大事になると思うので、今回はそんなテーマで書いていきたいと思います。
ストレスの基本的な考え方
人はストレスの要因となる出来事に直面した場合、自然とそのストレスに対処しようと行動します。仕事が合わないと思ったら転職活動を検討したり、ここのところ睡眠不足だなぁと感じたら「今日は早く寝よう」と思ったり、あるいは何かわかりやすいイベントの場合は、発散するような行動を取ったりするものです。
また、人によって、その時の状況によって、何にストレスを感じるかもそれぞれ異なります。例えばコップに水が半分入っているのを、「半分もある」と思うか、「半分しかない」と思うか、これは考え方や捉え方の違いです。猛烈に喉がかわいてたら、「半分しかない」と思うでしょうし、そうでもなければ「半分もある」と思うかもしれません。そのため、とある出来事に対して過度にストレスを感じたりすることがイコール「メンタルが弱い」とか「病気だ」っていうことではないのだと思います。
一方で、過度なストレスが継続し、対処しきれなくなってしまったときは要注意です。そのような状況が、心の病気を引き起こす可能性があるためです。そのため、活力の低下や不安感が持続するような心理面における変化や、朝起きれない、眠りが浅い、食欲がないといった身体的な変化を感じたら、早めに対処をすることをオススメします。
ストレスの対処法
具体的なストレスの対処法も幾つかご紹介します。
「3つのR」
シンプルなのはストレス発散の行動を移すことで、「3つのR」とも言われたりします。
・レスト(Rest):休息、休養、睡眠
・レクリエーション(Recreation):運動、旅行のような趣味娯楽や気晴らし
・リラックス(Relax):ストレッチ、音楽などのリラクセーション
これらを細目に意識的に行うことで、心身を休めることが大切です。
ストレスコーピング
コーピングは「対処する」「対応する」といった意味があり、ストレスへうまく対処するための、考え方や捉え方に関する手法です。代表的なものとして、以下のような考え方があります。
・問題焦点型
問題を根本的に解決するために問題そのものに働きかけること。そうすることで、ストレスフルな状態から抜け出す方法。(転職をする、第三者にアドバイスを求める、など)
・情動焦点型
問題を捉える自分自身の感情に焦点を当て、ストレスの受け取り方や感じ方を変えて、ストレスを軽減させる方法。(ポジティブな意図に認知を変化させる)
・ストレス解消型
問題から離れたり、ストレスを体の外へ追い出したりして発散する方法。(3つのRを実践する)
周囲のサポートを求める
自分で解決する意識を持つことも大切ですが、実際に自身の心身の変化が起こっている状態まで陥ってしまうと、自分の中で解決策を考えられなくなってしまう可能性もあります。周囲に相談ができる人がいれば、思い切って相談をしてみることも時には必要ですし、周囲の人にこそ話しにくいことであれば、カウンセラーなどの外部の専門家に相談することも一つの手段です。
問題を感じたときに使える引き出しがあれば、日ごろの安心感にもつながると思います。
ストレスを極限に減らすことが良いことか
ここまで散々ストレス対処のことを書いてきましたが、ストレスは少なければ少ないほど良いのか?と言われると、実はそうではないと思っています。
ストレスがあまりに少ない場合、それが仕事の生産性に直結しやすいと言われているためです。人はどうしても楽な方に物事を進めたがる性質があるため、あまりにストレスが無さ過ぎると、それが倦怠感や意欲の低下につながり、仕事に対して熱が入らなくなってしまうものです。一方でストレスが過剰になってしまうと、疲労感も出てしまいますし、生産性の低下にも繋がってしまいます。
有名な言葉で「適度なストレスは人生のスパイス」だなんて言葉もありますが、活力が維持できるほどの適度なストレスがあることは大事なことだと思っています。
最後に
繰り返しですが、ストレスは誰もが感じることですし、その向き合い方や考え方についても人それぞれあると思います。個人的には、ストレスコーピングの「情動焦点型」を意識するようにしていて、例えば仕事をしていれば、やりたくないことや大変なことなどの壁にぶつかることはあるわけで、それを自分の中でポジティブに変換して、前向きに仕事に取り組めるようなマインドを持つようにしています。
「自分はこういうことをやってますよ!」といった経験談などがあれば、是非お伺いしたいので、コメントなども頂けると幸いです♪
ということで、今回はこんなところで。
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それでは!
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執筆 WaCCaの人
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