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心が安らぐ、「阿」という字を見るだけの瞑想法

こんにちは。

5年ほど前から、だいたい年に1回くらい、
高野山に行く習慣があります。

なぜ高野山なのか。。

特に意味はないのですが、
社会から少し違う雰囲気を感じるからですかね。

仕事やSNSなどをあまり感じない。
そんな雰囲気が好きなのかも。

仕事や人間関係に疲れてくると、
行きたくなるんですよね笑

そんな高野山の魅力をお伝えできればと思います。
(ちなみに私は宗教してません)


高野山は古来からの仏教都市

高野山の歴史

私は専門家ではないのでざっくりとですが、
キーワードだけで説明するとこんな感じの歴史があります。

・約1200年前に真言密教の祖、弘法大師(空海)が作った
・国と民のため、そして修行の場として人里離れた高野山に仏教都市を作った

あんまり説明できないので、
詳しくはこちらでチェック!笑

高野山の観光スポット

私がよく行くスポットは下記になります。

  • 高野山奥之院

  • 金剛峯寺

  • 壇上伽藍

  • 大門

本当に有名なとこしか行かないんですよね。
ぶらぶら歩いていると新しいカフェとかがあるので、
気になって入っちゃうこともありますね。

でも1番の目的は奥之院ですね。
約2kmの道のりに20万を超える墓石と、
巨大な杉が多くそびえ立つ圧巻の空間なんです。

自然の雄大さと時の流れを感じる、
とても不思議な空間です。

奥之院の道

余談ではありますが
今年は弘法大師(空海)が生まれて、
1250周年だそうです。
いまだに本堂で生きているとか…

阿字観(あじかん)という瞑想方法

私が今回高野山に行った1つの目的が、
「阿字観」を体験することです。

まず、阿字観とはなにか?

簡単に説明しますと、
「阿」と梵字で書かれた掛け軸の前で
瞑想することです。

では、なぜ「阿」なのか?

「阿」という字は、大日如来のことを意味します。
大日如来とは大宇宙のことを示しており、
瞑想する人が心の中で「阿」を意識することで、
大宇宙と一体なるということを目的としているようです。

んーー難しい〜

とにかく、
心の中に大宇宙を感じることで、
普段の悩みなんてちっぽけなことだなー
って思えるようになるのかな。
と私は解釈してます笑

では、阿字観ってどのように行うのか?

作法としては4ステップです?


1.きちんと座る(調身)
2.呼吸を整える(調息)
3.心を整える(調心)
4.瞑想状態から戻ってくる(出定)

大まかな説明ですがこちらが阿字観です!

体験して感じたこと

体験してみた結果どうだったのか。

金剛峯寺


瞑想中は常に、姿勢と呼吸に集中していました。

寝そうで寝ない。
そんなふわふわした状態を保つ。
よそごとを考えるスキがないほど集中できました。

そして終わったとき。

自分の呼吸をすごく感じるんです。

"呼吸を感じる"

ちょっとよくわからないかもですけど、
それしか言葉が思いつかないんです笑

そして心はどこか落ち着いている。

何が効果があるのかわからないのですが、
澄んだ気持ちになるんですよね。

金剛峯寺では拝観料1000円と、
阿字観の参加費1000円払えば参加できます。
開催日は決まっておりますので、
もし参加される方がいらしたら、
事前に日程の確認が必要です。

一度体験してみてほしいです〜

他にも体験できることはいっぱい

高野山の中には阿字観以外にも、
さまざまな体験ができます。

下には主に金剛峯寺が開催しているものですが、
高野山の中にある他のお寺でも、
写経瞑想が体験できるところはあるはずです。

個人的には、奥之院ナイトツアーに興味があります。
奥之院という2kmほど続くお墓群を、
お坊さんと一緒に深夜に参拝しに行くというもの。

普通のお墓だったら恐怖でしかありませんが、
高野山という神聖な場所で
真っ暗闇の自然を体験できるのは、
日本でここだけかも…!

19時ごろから20時過ぎまでなので、
宿泊するところは決めておかないといけませんね。

高野山には宿坊もいっぱいあって、
お寺で宿泊できるというのも貴重な体験です。

私は昔に蓮華院さんに宿泊させていただきましたが、
とても綺麗なお寺でご飯もとってもおいしかったです。

さいごに

初めて高野山を訪れた時は、
色んなことがモヤモヤしていた大学院時代でした。

昔から日本文化が好きで神社やお寺に行くと落ち着くので、
おのずと高野山に興味は向いていました。

「神聖な仏教都市」という現実社会と一線をおいた場所。
現実逃避の意味もあり足が向いたのかもしれません。

特に目的を持っていく必要はありませんが、
日本にこんな場所があるんだなという気づきにはなるかと思います。

興味がありましたらぜひ訪れてみてください😊

ではでは。

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