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WABISABIのガイドライン

私たちは、「買い手」「売り手」「社会」「自然」「未来」を「みんな」と呼びます。「みんなに優しい」ということは、これら5つに対して優しいことを指します。

それらに対して優しく在るためには、5つの観点と考えました。
「透明性」「働く環境」「自然保護」「デザイン」「原材料」です。
私たちは、以下のガイドラインを基に企業/ブランドを評価しています。

透明性

サプライチェーン
・どこで、どのように、生産されているのかについて情報を公開している。
・工場やメーカーの労働条件に関する情報を公開している。
・奴隷労働と人身取引がないことを担保するために実施した取り組みについての情報を公開している。

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トレイサビリティ
・完成した製品では、生産工場や作り手、そのコミュニティとの繋がりを公開している。
・調達や製造先に関する情報を公開している。
・下請取引に関連するリスクを評価し、的確に対処している。
・企業は、常にトレイサビリティの向上に取り組んでいる。
・人権を推進するために、最終生産段階を超えて調達・製造先と取り組んでいる。

働く環境

人権/労働基準
・工場が国際労働基準を守るための
行動規範を公開している。
・定期的に基準が守られているか工場を
評価している。
・リスクアセスメントとその結果を公開している。
・パートナーシップやコラボレーションを通じて労働者と関わっている。
・工場/労働組合の意見に耳を傾けている。

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ディセントワーク
・生活賃金またはそれ以上の賃金を得ている
工場で生産している。
・生活賃金を引き上げる計画または政府に働きかけをしている。
・工場で福利厚生プログラムを実施している。
・作り手の育成や彼女たちのキャリアのために支援をしている。
・作り手/工場/労働組合の表現の自由を認め、サポートしている。

自然環境

コミットメント
・声明文などを通じて、自然環境の保護と回復についてコミットメントを示してる。
・企業活動のおける自然環境へのリスクを定期的に評価している。
・企業活動によるCO2排出量を削減するための具体的な対策があり、実施している。
環境保護の測定
・CO2排出量を測定し、公表している。
・エネルギーの使用量を測定し、公表している。
・水の使用量を測定し、公表している。
・廃棄物の量を測定し、公表している。
環境保護の改善
・エネルギーの効率を向上させる努力や使用量を削減しようとしている。
・水の使用量を節約するための取り組みを実施している。
・排出される廃棄物量を削減するための取り組みを実施している。

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化学物質の管理
・ZDHC排水ガイドラインに沿って工場と化学物質の管理を徹底している。
・有害化学物質の使用を削減する取り組みを実施している。
・研磨剤を使用したブラスト作業など有害な技術を使用していない。
リーダーシップ
・気候変動、人権問題などの社会の持続可能性に関わる問題に責任を持つ役員がいる。
・CEOは、気候変動や人権問題の重要性について表明している。

デザイン

製品のデザイン
・サーキュラーデザインを意識して、デザインしている。
・製品の寿命を伸ばすことを意識して、デザインしている。
・経年変化など、消費者が商品を長く使えるようにデザインしている。

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責任ある生産と消費
・広告やマーケティングなどを通じて、長くものを持つように促す。
・大量生産型のビジネスモデルをからの脱却に取り組んでいる。

原材料

調達先での取り組み
・マルチステークホルダー・イニシアティブや認証などの取り組みを行なっている。
・上記を通じて、原材料生産者の人権や福祉を守る努力をしている。

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環境への配慮
・持続可能な素材で作られた有機素材・を使用や生産するための方針や目標を持っている。
・動物福祉に関する方針や立場を持っている。

Last updated: 2021年6月30日

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