人はみな役者である

私は「人とは何か?」ということを恋愛相談を通じて探求している。
探求している中でよく感じるのは「人は役者である」ということである。
 
立場や環境によって人は人への態度・対応を変える。
 
私はゲストハウスで働いているが、
当然ながらゲストへの対応は普段とは違う。
 
例えば年下でも敬語なのは言わずもがな当たり前である。
しかし、同じ人でも大学で出会った後輩だったら、きっとタメ語を使っていただろう。
 
そんな風にして人は役を自動的に無意識に切り替えるのである。
これが面白い。
 
結婚・恋愛においても同じことが言える。
 
旦那・妻に演技をしている人もいるし、自然体の人もいる。
思ったことをそのままオブラートに包まず言えるのは、きっと演技をしていないのだろう。
反対にどこか他人行儀でいつも何もいえなければ、演技をしているのかも知れない。
 
私はその演技を剥ぎ取った、その人の本心に一番人間性がでると思っていて、
恋愛相談ではいつもそこに注目している。
 
常に人はなにかの演技をしている。
人はとてもおもしろいと思う今日この頃である。

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