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日本国が「目指したもの」9~地球環境と『エネルギー安全保障』のこれから~(中編)ー日本人のための『和の国・日本国』講座83ー

こんばんは。高杉です。

日本人に「和の心」を取り戻すというスローガンのもと
『和だちプロジェクト』の代表として活動しています。


さて、

前回から


地球環境と『エネルギー安全保障』のこれから


のテーマでお話をさせていただいています。

前編の続きからお話をさせていただきますので、
ぜひ、前編をご覧になってから、見てくださいね!



今回は、
「エネルギー」確保を語る上で欠かすことのできない
『地球温暖化』の問題から考えていきます。

よろしくお願いいたします。






1)『脱炭素社会』は何を目指しているのか?





今、世界は『脱炭素』のもと
「クリーンエネルギーの活用」を積極的に推し進めています。


そもそも、なぜ今『脱炭素』と言われているのでしょうか?




ここでいう「炭素」とは、人間が出す「二酸化炭素」のことです。

「二酸化炭素」は温室効果ガスと言われていて、
人間が「二酸化炭素」を出すと、温室効果が起きて、温暖化になります。

温暖化が起きると、
海面が上昇して、いろんな都市が水没してしまうかもしれないし、
大型台風が増えたり、疫病が流行ったり、暑くて熱中症や日射病で亡くなる方が増えたり…世界中で大変なことが起こる。

そうならないようにするために、

温室効果ガスを出してはいけない。

二酸化炭素を出してはいけない。

だから『脱炭素』なのだ!

ということなのです。




では、「炭素」を出さないとは具体的にどういうことか?

簡単に言うと、化石燃料を使わないということです。

石油を使うと二酸化炭素が出てしまう。

自動車を走らせたり、飛行機を飛ばしたり、
ガソリンや燃料を使うと二酸化炭素が出てしまう。

だからこそ、
電気自動車を走らせたり、ソーラーパネルを取り付けたりして、
化石燃料を使わずに、二酸化炭素を出さない社会をつくるんだ!

というのが『脱炭素』という取り組みなのです。



それだけではなく、
日本政府は、『脱炭素』社会の実現を目指して、
大気中にある二酸化炭素を吸収し、
地下に圧縮して閉じ込めようとする事業に莫大の投資をしています。


さらに、
我が国をはじめ世界各国は、
現在大量に排出している「二酸化炭素」の量を
「実質ゼロ」にすると表明しています。

自動車や飛行機などを使わないのか。

工場をすべて止めるのか。

というとそういうわけではなく、これまで通り稼働させます。

では、

どのようにして二酸化炭素の排出を「ゼロ」にするのか?

ここにはあるからくりがあります。


それは、「排出権取引」なんです。

どういうことかというと、

例えば、
発展途上国の企業が頑張って設備投資して、
二酸化炭素排出効率を良くして、
二酸化炭素の排出量を減らしたとします。

そうしたら、お金を出してその手柄を買うのです。

仮に、
その企業が1500kLの二酸化炭素排出量を減らしたとしましょう。

そして、
その企業から「排出権」を購入し、
その手柄を自分たちの会社が
二酸化炭素を1500kL減らしたことと同じことになるというのです。

日本では、すでに省エネがかなり進んでおり、
これ以上減らそうと、
お金をかけてもそんなに減らすことはできません。

だったら、
そのお金を外国の途上国の企業から手柄を買った方が、
はるかに排出量削減を確保できるというわけです。

そして、
自分たちは、二酸化炭素を「排出しなかったことにする」のです。

これが「実質」ゼロのからくりです。

「実質」ゼロということは、
二酸化炭素をたくさん出しているけど、からくり(お金)によって、
出さなかったことにしてしまうというのです。

みなさんはこれを聞いてどう思いますか?

これが2050年も続くんですよ!

この活動が続いた場合、
日本の富が次々と外国に放出されてしまう
のです。

実は、『脱炭素』の取り組みを本気で行えば行うほど、
日本経済はますます国際競争力を失い、確実に国力を失っていく
のです。



そもそも「地球温暖化」と「二酸化炭素の排出」は
相関があるかどうかが疑わしいのです。

僕は、新潟に暮らしていますが、
夏はフェーン現象の影響でとにかく暑いですが、
冬になると、かなり寒くなります。

本当に地球が「温暖化」しているのであれば、
冬の気温も高くなっていかないとつじつまが合いませんよね?


僕は、そもそも地球は、「温暖化」していないと考えています。

『脱炭素』は、二酸化炭素によって、
地球が温暖化してることが前提になってはじめて語ることができますが、


そもそも「地球温暖化」は、
人間の活動によって本当に起きていることなのでしょうか?



2)『地球温暖化』の嘘①~二酸化炭素は地球環境にほとんど影響がない~




まず、『大気の組成』を見ていきましょう。


一般的な空気に二酸化炭素はどのくらい含まれているのか知っていますか?

二酸化炭素濃度は、0.03%


です。


もう一度言います。0.03%です。ほぼないのです。

そして、
一年間、地球上二酸化炭素が出るわけですが、人間の活動でも出します。
牛などの動物も出します。海も出します。森も出します。


では、地球上で年間出てくる二酸化炭素量のうち、
人間が出す二酸化炭素の量の比率は、何%だと思いますか?


人間が出す二酸化炭素の比率は、地球全体の5%しかない


のです。

ということは、
もともと0.03%しかないもののうちの
0.5%が人間がかかわっているということになります。

例えば、
大気の組成のうち、二酸化炭素が半分で、
そのうち、人間の活動によるものが半分くらい影響しているのだとしたら、

『脱炭素』をすることの効果はかなりあると思います。

しかし、
人間の活動によって、今後二酸化炭素排出量が増えようが減らそうが、
各国がどんなに『脱炭素』のために、ほんの少し頑張ったところで、
地球環境全体では、はっきり言っ何の影響もありません。



3)『地球温暖化』の嘘②~気温の上昇は人間の活動によるものではない~





次に、この資料を見てください。


これは、

『過去2000年間の地球の温度と二酸化炭素濃度』が書かれています。


二酸化炭素濃度は、もっと長いスパンで見ると、変動が大きいのですが、
2000年くらいだと、変化はほとんど見られず、
ここ100年、200年、300年で見ていくと、
何年前から、気温は上がっていますか?

グラフを見ると、
ここ数百年という短いスパンでみると、
たしかに温暖化は進んでいるように見えますが、
でもその前まで進んでいた寒冷化が戻っているだけなんですけど。

気温は、400年前くらいから上がっていますよね。

では、400年前っていつですか?

実は、「産業革命」以前から気温が上がっていますよね?

もしも、人間の活動が原因で、
人間が石油をたくさん使うことで温暖化が進んだのだとすれば、
「産業革命」の後で上がり始めないとおかしいですよね?

なんで「産業革命」よりも300年から、気温が上がっているのでしょうか?

『脱炭素』という思想は、
二酸化炭素が増えてから、
あとで気温が上がったという論理に立っています。

しかし、どちらが先に上がっていますか?

気温が先に上がって、あとから二酸化炭素濃度が上がっていませんか?

この資料は、地球の気温の変化には人間の活動は何の影響がないことを示しています。


4)『地球温暖化』の嘘③~気温の上昇が原因で二酸化炭素量が増えている~




このように、
2000年のスパンで見ると、ほとんど相関関係はないのですが

ところが、
ここ数十年というスパンで見ると、周期変動には相関関係があります。

だから、
大きく見ると相関関係はないのですが、
細かく見ると相関関係が見えてきます。

では、次は細かく見てみましょう。

この資料を見てください。

1958年から1988年までの30年のスパンで見ていきます。

気温の変化が実線、二酸化炭素濃度が点線で示されています。

これを見ると、
気温と二酸化炭素濃度、どちらも同じ動きをしていますよね?

ところが、どちらが先に動いていますか?

「気温」の方が先に動いていませんか?

気温が上がった後に、しばらくして二酸化炭素濃度も上がっています。
気温が下がった後に、しばらくして二酸化炭素農道が下がっています。

同じタイミングで動いているのではなく、ズレて動いています。

つまり、原因と結果です。

気温の上昇と二酸化炭素濃度の上昇。

どちらが、原因で、どちらが結果なのでしょう?

これを見たら一目瞭然です。

気温が先に上がり、二酸化炭素濃度はあとで上がっています。
気温が先に下がり、二酸化炭素濃度はあとで下がっています。

つまり、原因と結果が逆だということなのです。

『脱炭素』という思想は、
二酸化炭素が増えたから、
あとで気温が上がったという論理に立っています。

しかし、
温暖化が先に起きて、
その結果、二酸化炭素濃度が上がっているというのが真実なのです。




では、

なぜ気温が上がると二酸化炭素濃度が上がるのか?

なぜ気温が下がると二酸化炭素濃度が下がるのか?


これは、とてもシンプルに説明されています。

それは、
「海の二酸化炭素溶解度」の問題です。

地球上でもっとも二酸化炭素が含まれている場所は、
実は、「海」なのです。

海に、二酸化炭素が溶け込んでいるのです。

地球全体の気温が上がると、海の温度が上がります。

海の温度が上がると、溶解度が下がります。

例えば、炭酸飲料を思い浮かべてみてください。
液体に炭酸が説けていますが、
液体の温度が冷たいと、炭酸がたくさん解けるのですが、
液体の温度が温かくなると、
炭酸が説けていられなくなって蒸発してしまいます。
試しに、コーラやサイダーを沸騰させてみてください。
炭酸が抜けてしまうはずです。

だから、
地球上で一番二酸化炭素が溶け込んでいるのは海。

そして、
温暖化すると、海に溶けていられなくなって、二酸化炭素が出てきます。
寒冷化すると、海がたくさん二酸化炭素を吸収していくのです。




このように、
2000年という短いスパンで見ると、
ここ500年は二酸化炭素農道は上がっているように見えます。

しかし、
100万年、1000万年、1億年のスパンで見たときに、
地球が寒冷期から温暖期に動いているときに、人類が発生するのです。




では、100歩譲って、
人間の活動によって二酸化炭素濃度が増えるとしましょう。

よく、
地球の二酸化炭素が増えてしまうとよくないというイメージがありますが、よくないことばかりではありません。

人間にとっては、二酸化炭素の増減は何の影響はありません。

ところが、植物にとっては非常に重要なのです。

植物は二酸化炭素を吸っていますから。

二酸化炭素があるから植物が育つのです。

地球上で有機物を作ることができるのは植物だけなんです。

動物は、有機物を作ることはできません。
植物だけが無機物から有機物を作ることができるのです。
これを、「光合成」といいます。

二酸化炭素濃度が高くなると植物の成長速度は早まるのです。
そのため、同じ面積の田畑の収穫量が増えるということになります。

反対に、二酸化炭素量が下がってしまうと
植物の育成速度が減っていき、
農作物の収量は減ってしまうことになります。



5)『地球温暖化』の嘘④~『脱炭素』はトヨタ潰しである~



これまでの話をまとめると、


現時点では、
①温暖化は起きていて、
②原因は二酸化炭素で、
③しかも人類が出した二酸化炭素の影響で温暖化が起きている
といういくつもの過程が成り立った上で、だから『脱炭素社会』を創ろう!


となっているのですが、
基本的に過程がすべて間違っているのです。




だいたい、ウクライナ戦争の影響によって、
世界中で電力が高騰しているにもかかわらず、
『脱炭素』と言い続けるのは、大変苦しいです。

『地球温暖化』問題は、科学的ではなく政治的な要素が影響しており、
そもそも「原子力発電」を国家プロジェクトとして
世界に輸出したいフランスをはじめとする国々の思惑で動いていますし、

はっきり言って

『脱炭素』問題は、トヨタ潰し


です。

ディーゼルエンジンの排ガス規制の時に、
ドイツのフォルクスワーゲンやポルシェをはじめとする会社は、
排ガス規制を達成することができず、トヨタ以外のほとんどの会社が罰金を支払うことになってしまいました。

トヨタ自動車のハイブリット車の性能が良すぎて、
自動車業界では我が国に勝てる企業が世界に存在しません。

そのため、
トヨタをどんな方法を使っても排除しないと
欧州メーカーが太刀打ちできない状態になってしまうため、
ルールを変えていく中で、
ハイブリット車、ガソリン車をダメにするために、
『脱炭素』と言い始め、EV車を推進するようになったのです。

まあ、
2035年までにガソリン車をすべて無くすことは
現状見てほとんど不可能です。

例えば、
日本で言う東京やフランスで言うパリとか大都市であれば、
電気充電スタンドを各地に配置することはできますが、
田舎の都市に電気スタンドをあちこちに配置するために
投資する企業はありません。

そのような中で
旅先でEV車の燃料がなくなったらどうするか?という問題になります。

だったら、ガソリン車でいくしかないという事態になるでしょう。。。



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自分や自分の家族の幸せだけを願っていた僕が、この日本国に生まれ、日本人として生きることができ、本当に幸せだな。誇りに思うことができるようになりました。


だから、あなたにも知ってほしいのです。


私たちが生まれた日本国が本当に目指していたものを。日本国が本当に素敵な国だということを。


そして、今日まで、私たちが豊かな暮らしを営むことができるこのすてきな国が続いているのは、日本国を、私たちを命がけで守ってくださった先人たちのおかげであるということを。


先人たちが大切にしてきた精神性。

僕たちの心の中に眠っている精神性。

『和の精神』を呼び覚まし、再び日本を皆がよろこびあふれる豊かな国にしたい。

自分を、自分の国を堂々と語り、誇りに思ってほしい。

子どもたちが希望を感じ、いきいきと輝くことができる国にしたい。


それが今、我が国に生きる僕たち大人の役割だと思うのです。


一緒に、日本を学びませんか?


最後まで、お読みいただきありがとうございました。




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