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25歳までに考えた”25”のこと

はじめに

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どうも
わーさんです。

25年の人生の中で、私が思った事柄を25個に分けて考えてみました。

主に平成の時代を過ごした人間の人生から「今、25年生きた人間はこのように感じているのか」くらいの感じて読んで頂けたらと思います。

私より年下の方は、人生25周年に達するまでに、どのように生きるかというひとつの目安にしてもらえればと思います。

私より年上の方は「25年生きた人間が今、このように感じていて、この世代とこういう付き合いをしていけばいいのか」ということの参考にして欲しいです。また、この世代の子を持つ親御さんも参考にしてもらえればと思います。

記事全体で、5万字を超えるものとなっておりますので、お時間がある時にゆっくり読んでもらえると嬉しいです。

では、始めていきたいと思います。


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1.誕生

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「人が誕生する」ことにはどんな意味があるのでしょうか?

考えたことはありますか?
自分が誕生した意味について。

もちろん、親や親戚があなたのことを求めて誕生したわけですが、自分の誕生が主観的に「それをするために生まれてきた」ということではないと思っています。

自分の人生ですので、あくまでも主観的に動きますが、基本的に誰かのためにやる。

これが人として生まれてきた意味ではないかと考えています。

人が誕生する。
そして、その誕生を毎年祝う。

それにはどんな意味があるのか?
私なりの考えを3つ紹介します。

■「人の誕生」は他者に力を与える
■最終的には自分なりに考えればいい
■私自身の誕生は「他人を迎えること」だと考える

・・・

「人の誕生」は他者に力を与える

人の誕生というものは、誕生した本人よりもそのことに関わった周囲の人間に影響を与えるものだと考えています。

我が子の誕生。
友人の子どもの誕生。
知り合いの子どもの誕生。

どんな誕生のパターンであれ、新しい命が誕生するということはその時から新しい扉が開いたことにつながってきます。

私自身には子どもはいませんが、私の同世代の知り合いに子どもが誕生している人もいます。そのことを考えると直接、関係のない私でも影響を受けている感じがしています。

それだけ「人の誕生」というモノにはチカラが宿っていることかもしれません。自分の子どもであれば、より強いチカラを感じるモノになってくるかもしれません。それを経験できるのもまたひとつの人生ですね。

いろんな意味で人に力を与えてくれることが、大きな意味を持つと考えています。


最終的には自分なりに考えればいい

”人の誕生”をどう考えるかは
最終的には自分なりに考えるしかない。

他人が決めることでもないし、
他人が決めた道を生きることでもない。

それが人が誕生するということ。
最終的には自分次第になってくる。

深く考えても、考えなくてもいい。
ただ、自分がこの世に誕生したからにはそれなりの意味があると考える。

スーパースターのように輝く人生を送るために生まれてきたのか。もしくは、そのスーパースターを支える側の人間として生まれてきたのか。

それはわからない。
自分で決めるしかないのです。

自分の誕生について、ゆっくりと向き合ってみるのもいいと思います。


私自身の誕生は「他人を迎えること」だと考える

私自身、”誕生”について考えることは「他人を迎えること」だと思います。

毎年、仲の良い友人の誕生日にはメッセージを送っています。

その友人が誕生してくれたことを1年に1回祝う。これにはとても深い意味があると思います。人が存在しなければ、人を祝うこともできないですし、祝ってもらうこともできない。

それだけ、人の誕生を祝う時間を作ることが大切になってくるのです。

誕生というのは、つながりを振り返り。
感謝をする時間にもなってくる。

あなたが生まれてきてくれたから新しい景色をみることができた喜びに感謝をする。それが「誕生に感謝をする」ことなのかと思っています。

そのため、誕生というものは、他人のために何かをしてあげる。そのために自分が誕生をする。

そんな意味が込められているのかと考えています。
これは私の意見ですので、あなたなりの意見を考えてみてください。


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2.会話、発言、コミュニケーション

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「会話をすること」は生きていく中で必要なツールになってきます。その一番の理由として「ヒトはひとりでは生きられない」からです。

そのため、他人と会話することにより、自分の可能性を広げるのです。その作業を毎日繰り返すことが大切になってきます。

言葉を発することができなくても、意思を伝える方法はあります。それだけでも素晴らしいことです。その意思はどんな相手だとしても伝えることが重要です。自分が伝えたいことに上下関係も年功序列も関係ありません。

ひとりの人間としての発言を受け取ってくれる環境なのかを知る意味でも大切なのです。

会話・発言・コミュニケーションについて、私が大切だと考えることを4つ紹介します。

■発言するチカラを持つ
■憧れる人と会話をする
■時間のムダになる人とは会話しない
■”聴く姿勢”を意識すれば、より相手のことを引き出せる

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発言するチカラを持つ

発言をすることは自分自身を助けることにつながります。仮に発言をしないままでいれば何も変化は起きず、つらいと思っていることをずっと続けることになります。

それだと、人生がつらくなってしまいます。自分の人生を変化したいのであれば、常に発言し続けなければならないのです。それだけ、発言することには重要な意味が隠されています。

また、自分自身は発言をしていても、自分がいる環境が発言を理解してくれなかったり無視されるような環境であれば、いますぐにでも環境を変える必要があります。そのままその場所にいたとしても、あなたには何の変化も生まれません。

発言をしても、意見を通してくれない環境で過ごすだけ時間のムダになってしまいます。そのため、あなたの意見を聴いてくれる場所に環境を変える必要性が生まれてくるのです。

常に発言を繰り返して、自分の発言が届いているのかを確認してみてください。


憧れる人と会話をする

会話は自分がいる環境のレベルがわかってしまうものです。

あまり言葉はよくないですが、会話のレベルが低いと、そのレベルで落ち着いてしまい、そこからの成長が見込めなくなります。

自分のレベルアップのためには、会話のレベルが高い人との会話を繰り返すことが大切になってきます。

その方法のひとつとして「憧れる人との会話」には効果があると考えています。何に対しても憧れを持つのかは人それぞれになってきますが、仕事であれ、私生活であれ、憧れを持つということは「聴いてみたい」ことが隠されていることにつながってくると考えます。

聞いてみたいことがあればあるほど、自分のレベルアップにつながるのです。そのため、憧れる人を作り、その人と会話をしてみることが大切になってきます。

憧れる人が有名人などであるなら、その人の関連書籍や動画を見ることでもいいです。そこからその人の生き様が見えてくるため、人生の参考になることでしょう。そのようにして、自分の生活に変化をつけていけばいいのです。

その他には、自分が知らない知識や情報を知っている人と会話をすることも効果的です。いつの日か、自分の中で変化を起こしたいと考えているときに、過去の会話から自身が変わる変化の種があるかもしれません。そのため、自分が持っていない知識を持っている人との会話にも効果があるのです。

そのような意識を持って、自身のレベルアップを考えてみてください。


時間のムダになる人とは会話しない

憧れる人との会話にはたくさんの時間を使ってください。その反対に、自分のためにならない人との会話には時間を使わないでください。

時間というものは有限です。

その大切な時間をムダだと感じている人のために使うのはとてももったいないことです。その判断をするためにも、あなたが時間を使いたくないと思った人には、そのような意識を持っておくことが大切です。

ムダだと思う人に使う時間を削減することによって、話したいと思う人を探す時間に当てることができる。その方がとても効率の良い時間の使い方をしていています。

時間の使い方は常に意識してみてください。


”聴く姿勢”を意識すれば、より相手のことを引き出せる

会話をするときに発言することはとても大事になってきます。ただ、相手との関係性をより深く築くのであれば、話を「聴く姿勢」も大切になってきます。

相手の話をしっかり聞いて、相手はどんなことに興味を持っているのかを知る。そして、質問する。

質問することが大切になってきます。

相手と会話をしているときは、しっかりと相手の言葉を受け取り、自分の中で解釈をします。わからないことがあれば、質問として返していいのです。

それが「返事」になります。

会話とは「返事の繰り返し」で、自分が感じたことを言葉や文字に出し、繰り返すことによって関係性を深めていくのです。

たくさん会話をして、相手のことを理解し、
たくさん返事ができるような質問を考えてみてください。


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3.興味、好奇心

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興味を持つことや好奇心で動くことは、これから時代を生きる上でより大切なものになると感じています。

理由としては、時代の流れが早くなっていることから、新しいことに取り残されないようにして行かなければならないという時代の波も関係しているからです。

新しいことについていけずに、取り残されてしまうと最終的に「自分には関係ないし、興味もない」と言い訳のような発言をしてしまう可能性があります。

もちろん、新しいことも人によって、合う・合わないはあります。ただ、最初から食わず嫌いのような姿勢を取ることは危ない可能性があるということを伝えたいのです。そのため、少しかじる程度でもいいので知っておくことが大切だと考えています。

また、時代の流れによって自分がやりたいと思うこと、できると思うことを仕事にすることができる時代にもなっていることが背景としてあります。

これから先の人生を生きていくためには、興味や好奇心といった感情はとても大切なものになってくるのです。

その中でも、4つを中心に紹介します。

■好きなモノを持つだけでも楽しい
■”自分”という存在を作ることができる
■自分のエネルギーを注げる
■困った時に頼ることができる

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好きなモノを持つだけでも楽しい

人生において「好きなモノ」を持つということはとても大きなことになってきます。それが自分を支えてくれる基礎のようなものになるので、いつでもその場所に帰ってきてもいい安心感につながります。

好きなモノでなくても「好きなヒト」や「好きなコト」も大切です。

その人の動画を観ることが好きでもいいし、運動をすることが好きでもいいです。また、人とは違うことが好きだということでもいいです。

何かひとつでも自分が心から楽しめるものがあれば、それだけで十分なのです。まずは、自分の気持ちに素直になってみて探してみたり、過去の経験から思い出してみたりしてください。

「これをやったら元気になる」というものに出会い、それを大切にして楽しい人生にして欲しいです。


”自分”という存在を作ることができる

興味や好奇心が教えてくれる大きなメリットとして、”自分”という存在を形成することができます。

人によって好きなモノ、嫌いなモノは異なってきます。

そのため、それによってその人が何に対して興味や好奇心を抱く対象なのかを知るきっかけや人間関係を形成するきっかけにもつながってくるのです。

趣味や興味のあることから、そのことが好きな人とのつながりの幅を広げることができます。

また、ひとつのことだけ好きだとしても、その深さを大切にすることができるため、まずは興味や好奇心を持って動いてみることが大切です。

趣味などから自分という人間を客観的に知るきっかけにもなってきます。そのため、自分がその趣味をしているときに、どのように感じているのかを知るという意味でも、気になったものからどんどんやって見ることが一番、自分という存在を知ることができるのではないかと考えています。


自分のエネルギーを注げる

自分が持っている「エネルギー」というものには、特別なチカラが存在していると考えています。同じことだとしても、やる人が異なるだけで全く違う景色を生み出すことになる。

芸術などがそうだと思います。

同じ絵の模写、似たような写真を撮ったとしても、人によって個性が出る。それが人によって使っているエネルギーが違うということなんだと考えています。

自己が持っている「情熱のエネルギー」は興味や好奇心が軸になっているからこそ、そうなると考えています。

また、エネルギーを注ぎたいと思う対象があるだけで、生活の満足度も向上してきます。それが人生を生きる基盤にもなってくるため、エネルギーを注ぎたいと思うことを見つけるのはとても大切なのです。

最初は遊び程度から始まったことが、いつの間にか本業になることもあります。そのため、好奇心をバカにすることは出来ないですし、自分を簡単に変えてくれるものです。まずは、エネルギーを注ぎたいと思ったことを大切にして欲しいです。


困った時に頼ることができる

興味や好奇心は、自分が困った時でも助けてくれる存在になります。

生活をしていると、落ち込むことがあり、気分が向上しないと感じることもあります。そんな時に自分が興味のあることのチカラによって、自分を蘇らせてくれることもあるのです。

そのチカラに触れることによって、また頑張ろうと思う気持ちになる。

その繰り返しをすることになった際に、大きな助けになるのです。

過去に得た知識は自分の財産になります。それを生かして次のステップに進むことができるため、興味や好奇心を持つことはとても重要な要素になってくるのです。


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4.事実、真実、現実

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私たちが生きている”現実世界”ホントのことだけでできた世界ではない。ウソをついて、それを人が信じ、創り上げられた世界だと思っておく必要がある。

元々、私たちの祖先である、ホモ・サピエンスがそのように生きたことが私たちの始まりでもあります。

ホモ・サピエンスが生きていた時代には、他にも数種類、私たちの祖先になりそうな種族が生きていた。ホモ・サピエンスだけが生きていたわけではない。その中でも、ホモ・エレストスが人類最大の大きな脳を持っていた。

つまり、脳の大きさだけを考えるとホモ・サピエンスは負けていた。でも生き残ることができた。それは「虚構」を作ったからである。つまり、ウソをついた。ウソをホントと思い込ませることで生き延びることができた種族なのである。

当時の人類は言葉を話すことはできない。ただ、それを意識づけさせる。認知していると意識づけることによって、グループを作り出していた。

それが「虚構」の始まりである。

詳しいことは、ぜひ『サピエンス全史』を一読していただきたい。上下巻あり、内容も読み取りにくい部分もあるが知識と知っておくだけでも、だいぶ異なってくる。マンガ版なども発売されているので、そちらもおすすめです。

つまり、生きていく上で、世界のすべてがホントではないことを知っておく必要がある。ただ、あなたにウソをつけと言っているわけではない。

あなたにはあなたが信じる”ホント”を貫き通して欲しいと思っている。そのポイントを3つ紹介します。

■現実は”ウソつき”
■自分だけの真実
■真実を言う人が増えれば、良い世界になると信じている

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現実は”ウソつき”

この世の中は”ウソ”によって作り上げられている。

全てが真実ではないのです。

ウソをホントのことのように作り上げ、それを人に信じさせる輩も数多くいます。その目的のほとんどが「お金儲け」です。

実際に、日本における平成の30年は「お金儲けの30年」だったと私は思っています。お金を稼ぐために人が動き、それによって自然環境は破壊され、根強い常識が作られてしまった。

今になり、その常識が否定されるような動きにもなってきている。

つまり、人が人にウソをつき、得をしたいがために作られたのが、今の日本であり、今の世界なのです。

そのため、すべての人がやっていることが、直接良い事ではない可能性があるのです。その部分についてはしっかりと考えないといけません。無視してはいけないのです。

特に、これからの時代を作るあなたは、しっかりと現実を見る必要があるのです。

世界ではすでに、環境問題に対して前向きな姿勢を取らないと受け入れてくれないこともあります。特に「Z世代以降の意識や動向」が焦点になっていることがあり、その世代の意見を無視してしまうと、企業であれば応援してもらえなくなってしまうこともあります。

そのため、若者の意見をしっかり聞くことによって、これからの時代の構造が新しく創られていくのだと考えています。


自分だけの真実

”ウソ”で作り上げられている世界。

その事実はもう変えることが難しいことかもしれません。

これだけ、根強くある価値観をひっくり返すのは、すべての人類が生まれ変わったら可能性があるかもしれないですが、きっとまた誰かが虚構の人類史を始めることになると思うので、結果的に”ウソ”が存在する世界が形成されることだと思います。

ただ、そんな世界だったとしても絶望するのではなく、あなただけは「自分だけの真実」を持つことが大切だと思います。

自分が信じていることを全うする。それが大切だと思います。

まずは、自分が思った信念を貫き通す人生を作ることが肝になってきます。

確かに、人間関係を構築する上で、上下関係のようなものが発生することは考えられます。その基準が能力差なのか年齢なのか、職歴なのかはわかりません。

それによって、上の人間の意見に逆らうことが出来ないような状況になってしまうと、今までのような世界になってしまいます。

今の時代こそ、どの世代の人であったとしても、自分が思っていることと反する道を進んでいると感じたのなら、声を上げて意識を変えるような局面を作り出すことも大切になってくると考えています。


真実を言う人が増えれば、良い世界になると信じている

「自分だけの真実」を発信することができる人が増えていけば、また違った世界を築くことができると考えています。

「我を通す人」が増えることも考えられますが、人は「共存する」生き物だと思っていますので、その部分を大切にする人が増えていけば、より過ごしやすい世界ができるのではないかと思います。

世界中の意見がひとつになることは確かに難しい。宗教上の問題なども関係してくることも考えられるからです。

ただ、それでも、自分自身がその場所にいて、明らかに「生きにくい」と感じることはわかるはずです。「生きている心地がしない」「楽しく感じることが出来ない」という思いを感じることがまずは大切です。

そして、それを発信するのです。

そのような状況はいくらでも作ることが出来ます。私たちが声を上げていかないと、変わるかもしれないモノも変わっていきません。

そのため、どんな小さなことでも、気持ちの変化があったのなら、それを発信していけばいいのです。


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5.自己、自我

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自己や自我が芽生えることによって生まれる変化がとても大切だと思います。自己や自我はいわゆる「自分」というものを表に出す。周囲の人に意識づけることになってきます。

そのため、「私はこういう人間だから」というアピールをしていることになります。つまり、自分から発信をすることによって、自分という存在を証明するタイミングが必ず訪れます。

それをずっと大切にする必要があると考えています。

仮に自己や自我を失ってしまったら、自分ではなくなってしまい、他者の言うことのみで動く人間になってしまいます。

そのため、自己や自我はとても大切なのです。

なぜ、大切なのかを3つ紹介します。

■自分を客観的に見ることができる
■変化をもたらしたい時に芽生える気持ちがある
■変化を押し通すことができる気持ち

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自分を客観的に見ることができる

まず、自己を考えることで、自分のことを主観的だけではなく、客観的に見ることができます。これは大きなきっかけになります。

主観的だけだと、自分が影響を受けたものをそのまま信じ続けることになり、そこから自分だけの意見を付け加えることができなくなってしまいます。

そのため、「自分はどのように感じているのか?」または、「周囲の人はどのように感じているのか?」といった感じで、客観的に捉えることによって、新しい感覚が身についてくるのです。

つまり、心の声を聴くということが必要になってくる部分であると考えています。

「これって、こうした方が効率がいいよな」
「その言い方じゃー、伝わんないよ〜」
「なんでミスを誘発しやすい作業を変更しないんだ?」

などと言った感じで、自分の心の声をしっかりと感じてあげることによって、自分というものを表に出すことができ、それによって周囲の人も影響を受けることで、相乗効果を生み出すことができるようになるのです。

なんでも鵜呑みにするのではなく、自分の気持ちを添えて考えてみることが大切です。


変化をもたらしたい時に芽生える気持ちがある

自己や自我が芽生える瞬間は「変化」が鍵になってきます。自分がこの状況において変化をもたらしたいと感じているときに自己や自我が大切になってきます。

つまり、自分だけはその状況に満足していないという態度を示すということです。別に大声を出したり、机を叩いたりするわけではなく、別意見として自分の考えを提示する時に、自我の力を使って変化を起こします。

基本的に世界を変えたと思うような人も自分の意見を出して、その結果、世界を変えてしまうような偉業を成し遂げることができたのだと思います。

あなたの中に浮かんだ億万長者がそのような人です。仮にそのような人が生まれなかったら、この世界はもっとつまらない世界になっていたかもしれません。

今まであった前提を知りながらも、それでも自分は「この方が正しい」と思う気持ちを全面に出すことによって、世界的に有名な億万長者になったりする。

そのため、変化は生きる上で大切。
常に、変化を考えることが大切になってくるのです。


変化を押し通すことができる気持ち

自分自身の中の変化をしっかり捉えることができたら、それを押し通すマインドを持つことが大切になってきます。

自分の中にある変化によって、行動を始めたとしても、時によってはその行動に対して不安に感じることもあると思います。本当にやってもいいことなのかわからなくなる瞬間がくることだと思います。

そんな時でも、自分のことを信じる。
自分を信頼して、考えを貫き通すマインドが大切になってきます。

そのマインドさえあれば、それこそ世界を変えるような大きな変化にもつながりますし、それがこれからの時代の新常識に変わっていくこともあります。

そのため、自分のことを最後まで信じるマインドを持つためにも、自己や自我の重要性が関わってくるのです。


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6.相手、他人、他者

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人はひとりで生きていくことはできず、他人のチカラを借りて共に生きていく。または、他人に自分のチカラを貸すことによって生きていきます。

お互いのために、相手をうまく利用することによって、自分の生存確率を高めます。これが人間の本能としての正しい感覚だと思っています。

そのため、人を利用し、人に利用されることは、ある意味で正しいことなのです。

ただ、人同士としての関係性はもちろん大切になってきます。それが信頼関係につながってくるからです。その部分を曖昧のままにしてしまうと、将来的に悪い方向に流れていってしまうため、お互いの関係性を骨の髄まで知っておくことには損はないです。

それくらい信じることができる相手を自分の周りにおいておくことが大切だと思います。

そのことを踏まえながら、人間関係を形成していく。

自分が納得することができない相手なら関係を築かない選択も大いにあります。それくらい相手選びというものは大切です。

特に、私が相手との関係を築く上で意識している点を3つ紹介します。

■自分の時間を使ってもいいと思える人間
■時間の使い方は人によって異なる
■裏切られても、許せる人

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自分の時間を使ってもいいと思える人間

時間というのは、すべての人に与えられていますが、皆が同じ「24時間」という時間を持っています。これは大富豪だろうがスポーツ選手だろうが一般人だろうが同じです。

この時間をどのように使いたいのかが大きなポイントになってきます。

私が相手との関係性を築く上で大切にしているのが、私の時間を「この人のために使ってもいい」と感じることができる人に使いたいと思っています。

「この人あれば、私の時間もうまく使って、周囲の人が喜んでくれそうなことをしてくれる。それが自分にも返ってきたら嬉しい」と思えるような人のために時間を使いたい。

もちろん、自分自身がそのような人間になることを目標にしてもいいです。ビックマウスで非常識な発言をするけど、説得力があり、周囲の人が賛同してくれれば、あなたのファンでいてくれることでしょう。

それによって大きなものを一緒に作り上げていくことができる。それもひとつの手段です。

そのため、自分の時間を「この人に使って欲しい」「この人と一緒に使いたい」と思えるような気持ちを持っておくと、相手選びの基準が見えてくると思います。


時間の使い方は人によって異なる

時間の使い方は人によって異なります。

そのため、相手がどのような時間の使い方をしているのか尊重してあげる気持ちも大切です。自分の気持ちだけをぶつけて、いい関係を築くことはできません。

相手が何のためにその時間を使っているのかを深く知った上で、ゆっくりでもいいので関係性を築いていく意識を持っておくだけで心に余裕を持つことができます。

例えば、相手に家族がいて子どももいる人であれば、家族との時間を大切にしたいという思いが中心にはあるはずです。その気持ちを尊重しながら関係性を築いていく。

それが、相手との良好な関係を築いていけることにつながるのだと考えています。

そのことは仕事においても考えられます。今の時代は、仕事をすることがすべてではないです。自分の性格や価値観にあったものを優先することが可能になってきていると思います。

そのため、同調圧力に屈することなく、自分が思い描いたような生活スタイルを築いている人も多くいます。そのように、自分自身はどのような時間の使い方をすれば幸福感があるのかを考えながら生活スタイルを築き上げていくことができるような時代になっているため、無理に周囲に合わせる必要もないことも、時間を使う上では大切なことだと考えています。


裏切られても、許せる人

このような考え方は、もしかすると衝撃的かもしれないですが、私自身はこの考えを軸に人間関係を築いています。

それは、心から「相手」のことを想うことができたと誇りに感じることができるからです。心の底から相手のことを大切にすることができれば、最終的にその相手に裏切られたとしても、自分は精一杯相手のことを想うことができた。

それだけで「自分はよくやった」と想うことができるはずです。

実際、私はこの考えを持ちながら生きていますが、大切な人に裏切られた経験はありません。それだけ、私の想いを届けることができているのだと思っています。

自分がどんな形で相手のことを想うのかは自由です。

自分なりに考えて、大切だと思った相手をことを想ってください。


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7.環境

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自分が生まれた時の環境というものは、はっきり言えば”決められています”

その要因がになります。親の職業や収入、居住地によって自分がどのように成長していくか、人との違いがここにあります。

そのため、個人の認知もありますが、人としての成長曲線の描き方も異なるのです。お金があれば、教育にもゆとりを持つことができます。貧乏だと限られた中でやりくりしていくことが必要になります。

それが大人になってからの価値観の違いにもつながります。そのため、幼少期もそうですが、自分自身がどのような環境にいるのかを常に認識する必要があるのです。

環境の捉え方ひとつで、良いようにも悪いようにも捉えることができるのです。

環境について、私が大切だと思う点を4つ紹介します。

■環境を利用する
■環境に甘えない
■自分に合わない環境にはいない
■所属する期間を決めるのも現代風

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環境を利用する

その時、自分に与えられている環境には意味があると思っています。そのため、その時の環境をいかに自分の武器として使うことができるかが大切になってきます。副業などもそのようなイメージです。

本業をやりながら、副業をしつつ、将来的には副業で身につけたスキルを生かしやすい場所にシフトしていく。

これからの人生は、そのようなステップアップが2〜3回は続いていくと思いますが、それも複利の視点から考えた時に、必ずしもあなたの武器として経験値が蓄積されていっているはずです。

そのため、自分が必要だと思ったスキルはお金があまりかからない段階から身につけた方がいいと思います。その点からも環境を利用して自分のための行動をすることが大切になってきます。


環境に甘えない

環境を利用することはいいですが、環境に甘えないことは注意しないといけません。それは、その後の成長につながらない可能性があるからです。

その環境にいるということは、ある意味「その環境が心地よい」という解釈にもなることがあります。そのため、自分が成長できているのかがわからなくなってしまうことが考えられます。

そうなってくると、「無理に成長しなくてもいいかな」と思ってしまい、そこから学ぶ意欲がなくなってしまいます。

成長したいと思うのであれば、少しレベルが高く、適度なストレスを感じる環境の方がヒトは成長を意識することができます。

慣れてくれば難しいと感じることもなくなってきます。そしたら、またレベルを上げるのです。

その繰り返しによって、ヒトは自分のスキルを高めていくことができます。今の自分と比べて生まれ変わりたいと思っているなら、自分自身を少しストレスを感じるような場所に置いてみる。

いきなり海外に行ってみるのも、ひとつの挑戦としてはアリだと思っています。そこでしか感じることができない経験が絶対にあるので、そのような気持ちになった時に、思い切って行動してみることも変化としてはいいと思っています。


自分に合わない環境にはいない

環境は自分を成長させてくれる場所であると思いますが、その一方で、自分を破壊してしまう環境もあると考えています。

そのため、自分に合わない、人との関係がうまくいきそうにないと感じた時は、溜め込んでしまう前に逃げた方がいいと思います。

私自身も会社の環境に慣れることができずに、逃げるようにやめた経験があります。その時は、「これからの人生どうすればいいだろう?」と考えましたが、やめてみると「その選択でよかった」と感じています。

きっと、そのまま続けていても自分のためにはならなかったからです。なので、自分が望んでいない感情が湧き上がった時は、その気持ちを大切に行動して欲しいです。


所属する期間を決めるのも現代風

これからの時代を考えた時に、生涯を通じて同じ場所に留まるという考え、価値観が変化してくることでしょう。

そのため、自分の気持ち次第でいつ・どこで・どんなことをしたいのかを自由に選択することができる時代が来ると思っています。

そのために働きたい、誰かのために何かしたいと感じた時に、そのことができそうな環境を探し、働く。

そして、気持ちが落ち着いた段階で、次の場所を目指したり、一度、準備期間にしたりなど、ずっと働くことをしない選択肢も増えてくると考えています。

まさに、自分に合ったライフスタイルを作りやすい時代が来るので、あなたがその時に人生において優先したいことを素直にやっていけばいいのです。

若いうちにしか出来ない経験が、その後の人生において大きな効果を発揮すると私自身は考えているため、今しか出来ないことを積極的にやっていきます。


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8.憧れ、夢

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夢や憧れから自分自身の基準を意識することはとても大切です。または、そこまで意識していなくてもいいですが、「その時やっていることをやり続ける」ことも大切になってきます。

子どもの時はやっていたけど、親や大人の都合によって「そんなことは役に立たない」「将来のためにならない」という悪魔の囁きによって、子どもは夢や憧れ、希望を失ってしまうことがあります。

その部分は、親御さんには注意してもらいたい点です。

私自身は、25歳を超えてもはっきりとした夢がないです。目標がない。何になりたいとか、このようにしたいという願望がない。

それだけ、子ども時代に機会を自分で消失してしまった影響が今になって出ている。それは「そんなことをして自分のためになるのか?」という呪いを受け取ってしまった点にあります。

子ども時代に掲げる夢には、たくさん希望が詰まっています。それに気がつかない親が子どもの夢や希望を破壊してしまうのです。

それだけはしないようにしてほしいです。

ただ、夢は何歳からでも持つことはできると考えています。今が一番若いですし、人生を通じて感受性は子どもの時より感度が増すと考えています。

叶えたいということがあるのなら、どうすればその夢を叶えることができるのかをじっくり考えて、誰にも奪われないようにしてください。

夢について、考えた点が4つあります。

■夢は何度でも変更していい
■ワクワク感を誰にも邪魔されないようにする
■協力してくれる人だけで十分
■その分野のトップを知る

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夢は何度でも変更していい

夢は生活をしていく中で、変更されるものです。そのため、自分の気持ちに対して素直になることが大事です。

その時に、誰かの期待とか考えなくていいです。あなたの人生なのですから、あなた自身がそのようにしたいと感じたように行動すればいいのです。

叶えたいと感じた夢があるのなら、そのことを常に考えておく。夢を具体的に考えなくても、あなたがその時にやっていることが、将来的に夢を叶えることになっていることも考えられます。

そのため、夢を近づけるためには、コツコツとそのことだけをやっていればいいのです。コツコツやった先に夢を変更することも素直に受け止める。

それまでした経験はすべて生きてきます。無駄な経験なんてないです。なので、思った通りに動けばいいのです。


ワクワク感を誰にも邪魔されないようにする

夢や憧れを実現させるには、自分の中にあるワクワク感が大切になってきます。”好奇心”という風に考えてもいいです。

その感情だけは誰にも左右されないようにしてください。好奇心、ワクワク感さえあれば、いくらでも人生を変えることができると考えています。

もちろん、人生を過ごしていれば、つらく、大変な時期を過ごすこともあると思います。その苦しいと感じる時期でもワクワク感を持って過ごすことができれば、新しいアイデアも浮かんできますし、変化に耐えることもできます。

その苦しい気持ちを逆にアイデアの種にしてしまうことも出来ます。自分が苦しい経験をしたことは、誰かもしているはず。その苦しい思いをしないためにはどのようにすればいいのか、細かいところから見つめ直していけば、それがアイデアとなり、あなたの夢や目標に変化することもあります。

それだけ、変化やワクワク感には大きな力があるのです。その力を信じ、行動して欲しいです。


協力してくれる人だけで十分

夢を語るとき、周囲にいる人があなたの夢を必ずしも受け入れてくれるとは限りません。それは親だとしてもそうです。親は安定思考なところがあります。そのため、挑戦を好まない。安定していて欲しいと望んでしまうものです。

そうなれば、親の意向にも逆らって、自分で自分の夢を掴む冒険に出るしかない。

ヒトは夢が現実にならないとわからない。

そのため「できるわけない」と現実にもなっていないことに対しても、よくわからない感情をぶつけてくる。よくわからない価値観をぶつけてくる。

そういう人が親や友達だったとしても、自分の夢に協力的ではないのなら、その期間は距離を置いた方がいい。あなたのためにならないからです。

ただ、絶対にあなたの夢に協力的な人はいます。それだけは信じてください。そして、その人を大切にしてください。

そうすれば、あなたが夢を掴むこと瞬間も近くなるはずです。

あなたに協力的な人を心から信じてください。


その分野のトップを知る

あなたが叶えたいと思っている夢には、その分野で活躍している人もいることでしょう。スポーツでもゲームでも、トッププレイヤーが輝いている姿を見れば興奮するものです。

夢を追いかけるなら、その分野で活躍をしている”1番”だと感じる人を追いかけ続ける。他のヒトはみない。その人だけ。

そうすれば、その人にも負けない技術を身につけているかもしれない。

多くの人のいいところ取りをしようとしても、自分がパンクしてしまうこともあります。参考だけにするのはいいかもしれないですが、基本は1番だと思う人のみにする。

そうすれば、あなたも高みに行けるはずです。

憧れの人を目標に、挑戦してください。


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9.知識、勉強

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知識を得ることは、個人的には一生の付き合いであるとともに、生涯の武器になるものだと考えています。

それだけ、日々勉強をしないといけない。現代は、子どもよりも大人の方がより勉強しないといけない必要性が増してきています。

知識を得る上で描くイメージとしては「狭く深く」「広く浅く」という考え方があります。これはどちらかを選ぶのではなく、どちらとも必要になってきます。

最初は「広く浅く」探す気持ちを持って、いろんな情報や知識を獲得しようとします。そして、より興味を持ったものに対しては「狭く深く」を使って、より知る。その間も「広く浅く」視野を広げながら、他の情報を獲得する意識を持っておくことは大切です。

知識ひとつでいろんな可能性が見えてきます。

さらに、それらを組み合わせることによって、誰も得ることができなかった新しい発見を生み出すことができる可能性があります。新発見は「過去の産物の組み合わせ」です。

必ず世の中にその種があります。

過去の人が辿り着くのが早く、時代に合わず、活かすことができなかったのか、組み合わせるモノが他になかったため、新発見に至らなかった可能性があります。

それを今の時代であれば、新発見、新しいアイデアとして世界を動かしてしまうほどのチカラも隠されているかもしれません。

それら全てに共通しているのが、知識であり、勉強なのです。

私が知識や勉強において大切だと思う部分を3点紹介します。

■知識は「自分の考え」を作り出す
■興味を重要視してあげる
■新しい構築につながる

・・・

知識は「自分の考え」を作り出す

知識を得ることで一番大切だと思うことが「自分の考え」を作り出すことです。これは絶対にやらないといけないことです。

つまり、「自分なりに考えないといけない」ということです。先人や成功者の話を鵜呑みにしてうまくいく時代ではない。もちろん、その人はその方法で成功することができたので、本などで情報発信をしていますが、必ずしもそれが、あなたに当てはまるわけではない。

そのため、自分の性格、気質ならどうすれば成功するのか。失敗を成功につなげることができるのかを考える必要があるのです。

そのために自分の考えを表に出すことが大切になってきます。最初の段階ではうまく出ないかもしれません。ゴミのような考えしか思い浮かばないことも考えられます。

でもそれでいいのです。

ゴミだと思う自分の考えを出せたところに意味があります。そこから磨きがかかっていくのです。

日々、続けて自分の考えを出していれば、いつの日か、一言で自分の思いを表現することができます。Apple創業者のスティーブ・ジョブズの”Think different”のような、誰にでもわかり、そして、その人の想いを代弁してくれる言葉を考え出す。

それには、自分なりに経験したことを表に出し続けることが一番になってくると考えています。


興味を重要視してあげる

ヒトには得意なもの、不得意なものがある程度あります。

それを生活をしている中で感覚的に取捨選択していきます。その中で、本当に感覚でいいので、得意なモノを極めてください。

別に苦手、不得意だと感じているものを無理してやる必要はないです。予備知識として知ることはとても大切です。

ただ、天才は明らかに得意なことで、自分の可能性を切り開いています。

仮にあなたが、凡人だと感じているのであれば、その得意なことを2つ以上。できれば、3つ組み合わせることができれば、天才と思うヒトにも負けないチカラを発揮することができるはずです。

天才はひとつの力が強すぎるため、天才と言われます。

ただ、そのチカラが、2つ、3つとあれば、人生の歩み方も変わってくると思います。自分の得意なことを見つけて、それを極めてください。


新しい構築につながる

時代は、絶対に変化しながら進んでいきます。

ヒト自体が、元々安定を好んでいないからです。

安定を好んでいたら、ここまで繁栄せずに絶滅していたでしょう。

常に新しい価値観、新しい創造というのが絶対に生まれます。

そのため、いつの時代も完璧などなく、その時にあるのがある意味で完璧な時代です。その完璧な時代を頭のいい人がトップランナーとして進んでいき、自分たちの価値観で破壊と構築を繰り返していく。

それには、自分の感覚、感情もそうですが、明らかに破壊的な知識があることが必要な部分としてあります。ここでの「破壊」というのは、好転的な意味です。ムダなことを捨てて、より利便性よくするために、破壊をして新しいモノを築くという意味です。

それだけ、常に時代は変化を基準に考えておく必要があり、昔からある価値観に対して、疑問を呈示し、その破壊作業を行う。

それには、知識が必要になってくるのです。知識がなければ、あなたが生きている時代にどのような動きをしているのかわからず、喰われてしまう。

それが、自分で知識を取りに行く人と、行かない人の違いでもあると考えています。あなたがその時代をどのように生きていきたいのか?

喰われてもいいなら、黙っていればいいですし、喰われたくないのなら知識を獲得して、自分なら世界に対してこのような一石を投じたいという感情を表に出すことが求められてくると考えています。


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10.人間関係

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人間関係は、人生においてとても重要です。人は一人きりで生きることはできないです。どこかにつながりを感じながら生きています。

ただ、人の存在が時として億劫に感じてしまうこともあります。私自身もずっと人がいる場所にいることができないです。絶対に「ひとりだけの空間」が欲しい時がありますが、人と話をしたいという時もあったりと、その時につながりを求めるのだと考えています。

そのため、ずっと孤独の空間にいることは誰もできない。自分なりに内省をしたあとはそれを解き放ち、自分が興味を抱いていることに関心してくれる人を求めると思います。

人間関係は、常に自分が求めている最高な空間を提供してくれる訳ではないです。時によっては自分が理想としていない環境に所属してしまうこともあります。それはどうしても人生の中で経験していかないといけないことなのかもしれません。

それを自分でどのように感じ、どのように変化させていきたいのか。その空間に耐えることができるのかと言ったようなことも考える必要性が十分にあると考えています。

その点などを踏まえて、私が人間関係を考えた時に伝えたい点が5つあります。

■関係をコントロールする
■自分だけは絶対に損はしない
■「ずっと続く関係は存在しない」と思っておく
■どんな時でも感謝を忘れない
「裏切られてもいい」という人を大切にする

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関係をコントロールする

第一に、人間関係はコントロールできます。

自分の好きなように、思ったようにコントロールすることができます。そのため、自分が望む関係だけを残すことも可能なのです。

ただ、ヒトはいろんなことを考えてしまう。

「嫌われないかな」「損することにならないかな」などといった未来のことを考えるため、判断することができなくなってしまいます。

そんなことをしているから、時間を無駄にしてしまいますし、いつまでも苦しいと感じている人間関係の中にいないといけないのです。

そうしたくないのなら、さっさと判断する。それが一番です。

多少、自分の嫌いな、苦手な人間関係を切ったところで相手はなんとも思っていないことがほとんどです。

あなたが気にしすぎているだけです。

まずは、スパッと判断することをしてみてください。


自分だけは絶対に損はしない

人間関係は時として「上下関係」のようなものになってしまう時があります。何かを知りたいと思ったときに師匠や先生のような存在の人を見つけることもあると思います。

その関係性がエスカレートしてしまうと、いつしか上下関係のようになってしまい、最終的には自分だけ損をすることになってしまうことも考えられます。

そのため、常に人間関係において自分自身が損をしていないかを考えておく必要があると考えています。

どんな関係性でも、日々の生活に慣れ、エスカレートして行ってしまうと日頃のありがたみがわからなくなってしまうことがあります。それを防ぐために理不尽なことになっていないかを感じておく必要があるのです。

無理をしてその関係性を続ける必要はないです。

その関係が「人生のすべてだ」と決まるわけではない。

人生の最後の瞬間まで残った人間関係こそ「人生のすべて」です。

そのため、最高の人間関係がその時にピークを迎えることはないです。少しでも自分が嫌だと感じたのであれば、それがお世話になった人だとしても関係を解消した方が私はいいと考えています。


「ずっと続く関係は存在しない」と思っておく

人間関係は生涯を通じて、ずっと続いてくれれば理想的なものだと思えるかも知れません。ただ、そんな簡単ではないと思っています。

例えば、社会人の方で、小学生時代の同級生と「今でも何人とつながりがありますか?」と聞かれた時に、つながりがあるヒトはきっと数人程度だと思います。

あれだけ多くの同級生がいたのに、26歳までの13年くらいの間でそれくらい人間関係は変化します。そのため、生涯続く人間関係の方が少ないと最初から思っておいた方が、気持ちも楽です。

もし、あなたが「この人と生涯を通じて仲良くしたい」と思っているのでしたら、年に最低1回は連絡を取ることによって、つながりを維持することができると思います。できるなら、直接会って食事をするなど「対面を大切」にすることも効果的だと考えています。

今でも続いている関係性があるなら、その関係を大切にしてください。


どんな時でも感謝を忘れない

ヒトがつながりを維持する一番の要因と言ってもいいほど「感謝」という行為はとても価値があり、大切なことです。

普段からどれだけ感謝の気持ちを意識することができるのか。その気持ちによってヒトとのつながり方も変化してきます。それが家族でも友人でも恋人でもそうです。

ヒトは感謝されて嬉しくないことなんてないです。

感謝は常に気持ちがいいもの。

そう考えられるようになれば、常に気持ちいい状態でいたい。感謝を意識したいと思えるのではないでしょうか。

私自身も、今までの人生ではっきりと感謝を意識しながら生きてきたという思いはなかったです。そのため、私にとってもこのことは意識しないといけないという願掛けみたいに思いながら、このことを書いておけば意識的にすることができるかなと考えています。

小さなところからでもいいので、感謝されることをする。ヒトに何かをしてもらったら感謝をする。

その気持ちを大切にして、人間関係を作りましょう。


「裏切られてもいい」という人を大切にする

これは、個人的な感覚ですが、私が友達や大切な人を作るときは「裏切られてもいい」ということをテーマにしながら、関係性を築いていることがほとんどです。

それじゃなければ、大切な人を見つけることもできないと思っています。ただ、1番の理由は「それだけヒトのことを想うことができた」と感じれるためです。

最終的に、裏切られてしまう関係だったとしても自分がそれまでの時間をそのヒトのために費やすことができたことは、とても誇りに思うと感じれるため、私は「裏切られてもいい」と思いながら関係性を築いています。

人間の心理から考えると、どうしても「損をしたくない」と感じてしまうかもしれないです。確実にコスパのいい人と関係を築きたいと考えるものです。

ただ、それをしてしまうと、いつまでも生涯を通じて関係を築いてくれる人に出会うことは無理になってしまうと考えています。

人間関係はそんなに簡単なものではない。複雑です。

だからこそ、最後は離れてしまう関係でもいい。そのくらいぶっ飛んだ気持ちがあるから関係を築くことができる。

私はそう考えています。

使えそうなところを参考にしてみてください。


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11.食事

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現代人は昔と比べると、平均寿命も長くなり「人生100年時代」と言われるほどになりました。それだけ多くの人が100年生きることが可能になってきているのです。

しかし、それだけ生きることができる一方で、食事も昔と比べると自由に、そして好きなものを食べることができる時代になっています。

空腹を感じても、近くにファストフード店やコンビニがありますから、すぐに自分の空腹を満たしてくれる環境があり、利便性が向上しています。

ただ、自分の健康について意識をしなければ、将来的に健康状態が悪化してしまうことも考えられます。

それだけ、自分の健康は自分で守らないといけない意識が高まってきているのも事実です。もちろん、健康補助食品やサプリメントなどの充実感も高まってきていて、楽に栄養を摂取することも可能です。

ただ、それだけに頼り切っていても、生涯を通じて健康体でいることができるかは不透明であり、条件によっては悪化してしまうこともあります。

それは、自分に「何が向いていて、何が向いていないのか」を知らないからです。自分の健康に対して、意識を向けてあげることが大切なのです。

食事ついて、私なりにポイントになる点が4つあります。

■基本的に食べれば太る、肥満になる
■一般人に「3食」は多い
■食べないでいるのも、良くない
■食事を使って、幸福感をあげる

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基本的に、食べれば太る、肥満になる

これは、当たり前のことですが、食べればそれだけ脂肪になって太ります。日頃から運動をしているヒトであれば、それを筋肉に変えることができるため、少し食べ過ぎくらいでは問題はないと思いますが、あまり運動をする習慣がない人が何も考えずに食べてしまうと、それは完全に太る原因になります。

肥満になることによって、自分を襲ってくる損失の方が大きいのです。ケガをしやすくなる。動きが遅くなる。思考が鈍るなどといったことが考えられます。

ほとんどのヒトにとって、肥満は損でしかないです。キャラクターがあって、それを商売にしているなら別かも知れないですが、それも有名人などの限られるヒトだけです。一般人がキャラクター作りをしてもほとんどメリットがないです。自分の体の維持が大変になって、お金もかかります。

基本的に食べ過ぎは、自分の意志でなんとかすることができます。それができないのであれば、お金をかけてもその習慣をやめるべきです。

長く生きたいと思っているのなら、食生活は定期的に見直しをした方が自分のためになってきますので、心当たりがある方は、自分の食生活の見直しをおすすめします。


一般人に「3食」は多い

海外の食生活のことはわかりませんが、日本では昔から「一日三食」という習慣が根付いていると思います。

ただ、これは昔の人が朝から晩まで体を動かすようなことをしていたのがメインの時代だったため、三食でもよかったのですが、現代人にとっては多すぎると考えています。

そのため、一食は抜いても問題ないと思っています。個人的には朝と昼は同じにしています。日によっては、昼だけ食べて夜は食べない時もあります。週に3日間は夜も食べて、4日間は昼のみのことが多いです。

イメージとしては、月、木、金はしっかり食べて、残りの曜日はあまり食べないようにしている感じです。

その部分は個人のおまかせになってきます。

個人的には、食べすぎると朝起きるのもつらいくらい、体に反動があると感じています。

そのため、食事を摂るタイミングを自分なりに考えることによって、体の調子と相談することも可能になってくるのです。

自分の体調が優れていると感じる量とタイミングを見つけてみてください。


食べないでいるのも、良くない

明らかな食べ過ぎは良くないですが「食べなさすぎ」も良くないです。食べないでいることはメンタルのバランスをおかしくしてしまうことが考えられるからです。

そのため、週に1〜2回はご褒美をあげてもいいと考えています。もちろん、毎日のようにご褒美として、外食を続けていると肥満につながってしまうため、それはおすすめできないです。

そうではなく、3日間、食事を少なめにしたのであれば、4日目はある程度好きなものを食べてもいいようにすることによって、体のバランスもメンタルのバランスも保つことができると考えています。

なので、無理にガマンしようではなく、定期的に自分を許してあげる心が大切になってくるのです。

それがあるからこそ、日頃の生活を頑張ることができます。リラックスできる環境を自分で作り出すことも大切になってくると考えています。

1週間でも、大きな仕事の後でもいいので「この日を頑張ったらご褒美をあげよう」と決めて、生活をするのもいいことだと思っています。


食事を使って、幸福感をあげる

また食事は、自分の幸福感をあげてくれるものだと思います。私自身も嫌なことがあったときは、それを忘れるために食べたりします。

その時だけは自分を許してあげます。

そうすることによって、ネガティブな気持ちを払い退けてくれる効果があると思っています。プラスして食事をしながら、大切な人との会話を楽しむ時間にすることも効果的だと思っています。

普段では話すことができないことでも、そのような機会を設けることによって話しやすくなると思います。そのような時に食事というのは、心を開放的にしてくれるのだと思っています。

嫌なことがあったときは溜め込まずに、そのことを忘れてしまうくらい食べて、明日から頑張るパワーをつけてください。


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12.時間

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時間は「有限」ということは誰しもがわかっていることだと思います。いろんな本などにも書いてありますが、大富豪だとしても時間を取り戻すことはできないです。

そのため、その時に何をするか、日々の時間をどれだけ大切にすることができるかで10年先、20先のあなたの未来につながってくるのです。

あなた自身も相手の時間を勝手に奪う行為をすることはできないですし、あなたも相手から時間を奪われないで、自分がやりたいと思っていることにできる限りの時間を投資する意識を持つことがとても大切になってきます。

それだけ、時間というものは自分に与えられた権利であり、自分や他人の幸福のために使えるものでもあると考えています。

時間を使う時には「頭を使う」大切さも求められていると考えます。それは思考をするという意味もありますし、スケジュール管理するという意味もあります。

1日は24時間で、多くのヒトは7〜9時間の睡眠を取ります。残された15〜17時間で自分ができることを精一杯やる。

そのためには、必ず頭を使う必要があるのです。

私が時間において大切だと考えていることを5つ紹介します。

■時間を奪われないようにする
■同じ時間を繰り返さない
■1日ひとつ、違う経験をする
■自分だけの時間を作る
■複利のチカラを信じる

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時間を奪われないようにする

ヒトによって、時間の使い方は自由です。

1日24時間、好きなように使うことができます。ただ、その時間を自分のためにならない時間にはしないでください。自分の大切な時間を奪われないようにしてください。

その部分にはこだわりを持つ必要があります。

そうしなければ、常に他人に流されてしまい、自分の時間を持つことができなくなってしまうからです。そうなってはいけません。

絶対に、あなたがそのことに時間を費やしたいと考えているのなら、その時間を他人から奪われないように確保しておく必要があります。

その重要性を日々の生活から意識して使ってください。ウソのスケジュールを作ってもいいです。

ウソだとモヤモヤ感が残ってしまうかものなら、空白のスケジュールとしてでもいいです。「その日、その時間帯は何かあるかもしれない」とブロックしておくことによって、自分の時間を守ることができます。

自分の時間を守るのは自分にしかできません。

それは、他人にはできないことです。

どうしても、そのことに時間を使いたくない。奪われなくないのであれば、考えて時間管理をしてください。


同じ時間を繰り返さない

「同じ時間」を繰り返さないというのは、「失敗をするな」といったことではなく、反省と振り返りをして、同じ景色、同じ失敗をするないうことです。

さっきも経験をしたのに、同じことをしてしまったら、時間のムダになってしまいます。それなら違う失敗を経験した方がいい。

次の成長のために時間を使う意識があれば、何回も同じようなミスをすることは無くなってくるはずです。最終的には意識の違いになってくるのです。

意識の違いだけかと感じるかもしれませんが、私はとても大切なことだと考えています。

失敗を次に生かす、意識を持つことによって、時間を大切に使うことができるのです。


1日ひとつ、違う経験をする

毎日を同じように繰り返しても、楽しいことはないです。

ヒトは刺激を必要とします。
毎日同じだと飽きてしまうからです。

そのため、1日ひとつは、いつもと違う経験をすることによって新しい刺激を得る時間を作ることが大切だと考えています。

それは新しい本を読むことでもいいです。ランチを食べるお店を毎日変えることでもいいです。帰り道を変更することでもいいです。

本当に些細なことからでいいので、日々の生活に変化をつけてみる。それによって、今までは感じることができなかった刺激を手にすることができます。

最初は分かりにくいかもしれないですが、毎日そのことをやっていれば、刺激の比較をすることができ、それが自分なりの思考につながってくるのです。

今までは当たり前のようにやっていたことを、もしかすると、違ったやり方を見つけるきっかけになったり、ガラッと仕組みすら変えてしまう方法を思いついたりすることも可能だと思います。

それだけ、刺激を意識する時間は、個人的には大切な要素だと考えています。

毎日をルーティンをように過ごすことも大切ですが、1日のどこかで、いつもとは違う時間を過ごしてみてください。


自分だけの時間を作る

自分だけの時間は、1日の中で必ず設けた方がいいです。30分でもいいので、その日の振り返りに使ったり、リラックスする時間に使ったりしてください。

これがあるかどうかで、次の日からの行動の意識が大きく変化してきます。ヒトは反復の生き物だと思っています。その日、その時に経験したことを後になってから振り返ることによって、新しい考え方が生まれます。

それをしない人との差はとても大きなモノに変化します。振り返りをしないヒトは何度も同じミスをします。それでは時間をムダにしてしまうと、上記でも述べたとおりです。

そのため、1日の中で必ず一人だけの時間を作って、その日にあったことをなんでもいいので、振り返ってみてください。トイレや布団の中でもいいです。まずは一人になって、自分と会話をする。内省の時間を作る。

それが新しい気づきにつながってくると私は信じています。


複利のチカラを信じる

人の成長は基本的に「複利」によって成されるものです。つまり「累積」や「積み重ね」といったものになります。

その効果を信じることが時間を使う上で大切になってきます。

ただ、多くのヒト。私も含めてですが、できる限り、若いうちに成功したい。幸福になりたいと考えているはず。安定した収入があればいいなとも思っています。

ただ、そんな簡単ではない。

ある程度、レベルアップの時間は必要になってきます。しかし、その時間を待ちきれずに、結果が伴わないと感じてしまうとやめてしまうことにもつながってきます。

それは、複利のチカラを感じる前に、自分で「ダメだ」と判断してしまうことによって、そのことを諦めてしまうのです。

そして、好きだったこと、得意だったことをやめてします。

それは、成果にならないと決めてしまったからです。

それを繰り返してしまったら、いつまでも自分が手に入れたい大切なものを掴むことはできない。私自身にもそのように言い聞かせています。

本当に手に入れたいモノは、時間がかかってもいい。日々の成長を大切にする。そのことを積み重ねることによって、見えてくる景色がある。

あなたも、今やっている楽しいことに使う時間が好きなのであれば、すぐに結果が出なくてもやめる必要はないです。日々の積み重ねのチカラ。複利のチカラを信じて、挑戦を続けてください。

始めた時の「スタート地点」と、2〜3年、自然と続けた「現在地」との差に驚くはずです。それくらい、じっくりゆっくり進むことの大切さを意識するはずです。

まずは、楽しいことに時間を使う意識を持ってください。


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13.痛み

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人生を過ごす中で、ヒトは痛みを経験しながら過ごしていきます。それは外的なモノと内的なモノがあります。

外的なものは、骨折や打撲などといったものが一般的に考えられます。基本的に的確な治療をすれば外的な痛みは完治に向かっていくことが今の医療では考えられます。

ただ、問題なのは内的な痛みの方です。

その痛みとの向き合い方が現代社会では難しいものと考えています。自分が成長をしていく上で、ある程度のストレス耐性をつけながら成長していくことは、現代社会を生きる上でも、人として生きる上でも大切なことだと感じています。

しかし、それ以上の「度を超えてしまう」ことになってしまうと取り返しのつかないことになってしまうことも想像できます。

主にうつなどの、心の病気に関しては治療が難しいと思います。ひとつでも心身的に悩みを抱えてしまうと、そこからのリカバリーをするのも大変になってくると考えています。

そのため、その前段階として自分の心を傷つけないための意識や生活をしていく必要があると思っています。このことは環境の部分でも記述したことと同じになる部分もあると思いますが、ここではできる限り、痛みにフォーカスをして書いていきます。

私が痛みをに対して思うポイントとしては4つあります。

■痛みのない人生は存在しない
■ストレスの少ない痛みを知る
■痛みを伴うことで、ヒトの痛みを理解することができる
■痛みについて、声を上げ続け、行動に変える

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痛みのない人生は存在しない

痛みを感じることがないような世界を築いていければいいですが、きっとそれは難しい。ヒトは時代の中で認め合うことに時間をかけてきました。

過去に、戦争や紛争を起こし、価値観の共有を認めることが出来ない時代を過ごしてきた名残があります。そのため、人と人とが認め合うことにも痛みを伴ってきたのです。

そのため、どの時代においても痛みの種は存在するのだと思います。

誰かがその時代に対して一石を投じる。しかし、ヒトはそう簡単に変化を好む生き物ではないです。簡単には自分の考えを変えることができないです。

そのため、権力がある人が、新しい発想を潰したりしてしまう。それは変化することを望まないからです。そのため、誰かは常に痛みを感じながら生活をしています。そのことは理解しておく必要があると思っています。

もちろん、世界のネガティブな出来事の事例は、昔と比べると確実に良い方向に向かっています。ライフラインの安全性や就学率、識字率なども昔と比べると大幅に向上しています。

そのため、すべてをネガティブに考える必要はないと感じています。ただ、その度に、ヒトの痛みはどこに存在しているのかを感じられるヒトになることができれば、少しは痛みについてわかるのではないかと考えています。


ストレスの少ない痛みを知る

ストレスは時代とともに、そのあり方が変化すると考えています。そのため、世界中のヒトがストレスを抱えない生活をすることも難しいと思っています。それは、国の情勢や家庭状況が関係してきます。

日本でもそうですが、すべてのヒトが安心・安定的な生活をすることができているかと言われるとそうではない。日々の仕事に追われ、将来的な不安に追われ、いつまでも満足出来ない感覚に襲われているヒトも中にはいると思います。

そう考えた時に、これからの不安因子としては、今の30代以下の世代が、そのストレスに対してどのように感じ、考えているかが重要だと思います。

この地点で、あまりにも過剰なストレスを受けてしまうことになると、これから先の人生に対して希望を抱くことができなくなってしまうかもしれません。それだけ、ストレスに関して的確に向き合う必要があると私は考えています。

将来のことを考えるのは大切ですが、ある意味で考えすぎないことも必要になってくる。確かに時代の動きが激しいため、自分がどのようにしていけばいいのかわからずに、思考停止してしまうことも考えられます。

そのため、日々の生活をできる限り、ストレスを感じることを小さくすることによって、自分のメンタルを保つことにつながるのではないかと考えています。

まずは、自分のメンタルを維持・安定させることが大切になってきます。自分が日頃の生活で何に・どのようなストレスを感じているのかを見つける。

自分の生活を掘り起こして、原因を見つける。

それによって、ストレスを感じる部分がわかり、アプローチすることができます。まずは、自分を守ることを優先的に考えてください。


痛みを伴うことで、ヒトの痛みを理解することができる

痛みが存在する世界で、痛みに関して考えることはとても重要なことだと思っています。

あなたが感じている痛みは、他の人も感じている痛みだからです。

そのため、自分が感じている痛みを他の人も感じているかもしれないと思える気持ちを持つことができれば、それによって新しい変化につながっていきます。

痛みは経験しなければ絶対にわかりません。それは、知ったかぶりできることではないのです。そのため、自分が知っている痛みがあれば、今、その痛みを抱えている人の助けになってあげることによって、救われる人もいます。

あなたの発信によって、心境が変化する人もいるのです。自分が感じている痛みがあるのなら、発信をしてみることも大切だと考えています。


痛みについて、声を上げ続け、行動に変える

ヒトが抱える痛みは、黙っていても解決することはないです。

声を上げる必要があるのです。そうしなければ、いつまでも痛みを抱えたままの人生になってしまいます。それでは楽しくありません。

自分の人生をどのようにすれば、楽しくすることができるのかを考える。そのためには、ストレスと向き合うことが必要になってくると考えています。

自分がやりたくないと感じていることへの反応も、ストレスが教えてくれるものです。

うまくストレスを使って、自分が変だと思う世の中に対して声を上げ続けてください。

多くの声が集まれば、新しい世の中を作っていけると思っています。


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14.価値観

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価値観は、その人が持っている「美しさ」のようだと考えています。

そのため、ヒトが持っている・判断している「美しさ」のすべてを理解することが難しい。それを前提とした時に、いかにヒトとヒトとが価値観を認め合うことができるかが大切になってくると考えています。

大人になり、社会に出ればいろんな価値観を持っている人を知ることになります。その中にはステキな価値観を持っている人もいれば、人生に絶望を感じていて、くすんでしまっている価値観を持っている人もいます。妬みや嫉妬心のようなことです。

そして、あなたが考えていることを受け入れないヒトも出てくると思います。その相手がくすんだ価値観を持ったヒトなのかはわかりません。

その時に、自分がどのようにしたいのかが一番重要になってきます。それは、相手がすべて正しいわけではないからです。自分が思ったことを素直にやる心が重要だと思っています。

その点を踏まえて、私が重要だと思ったポイントを4つ紹介します。

■自分の意見をしっかり持つ
■相手の価値観は”否定しない”
■価値観の合わない人からは離れる
■理解してくれるヒトは、必ずいる

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自分の意見をしっかり持つ

「価値観」というものは、自分の考え方の基盤だと思っています。その感覚をさらけ出すことによって、自分の考えを世の中に提示することにつながってくるからです。

そのため、自分の価値観、意見をどんどん作り、発信することが大切になってきます。人の価値観を鵜呑みにしすぎて、自分の考えを発することができなくなってしまえば、つらくなります。

そうならないためにも「私はこう思います」と自分の考えを述べることができる人は、日頃からそのことについて考えることができている人です。

そのような、思考の準備がこれからの時代において、より必要になってくると考えています。

移り変わりが激しい時代と言われている中で、自分という人間の強みを出すためには、人の話ばかり受け止めていても、自分の幸福感に変わることはないです。

それは、あくまでもその人の価値観であって、あなたの価値観ではしっくりこないことも考えられるからです。そのため、自分の価値観に従って自分なりの答えを出す必要性があるのです。そうしなければ、どんどん飲み込まれていってしまうからです。自分の考えを出せるような練習を常にしておきましょう。

質問をする意識を持つだけでも、今までとの違いに気がつくはずです。


相手の価値観は”否定しない”

人はいろんな考えを持っているため、すべての人が同じような価値観、美ししさを持っていることはないです。そのため、相手が自分とは違う価値観を提示してくることが一般的にあると考えておいた方がいいです。

討論番組などを見ているのと同じです。人の価値観なんて基本的に一致しないのです。

ただ、相手の価値観を否定しないことが大切です。まずは受け止める気持ちが大切になってきます。頭ごなしに否定をしてしまうと、相手がその考えに至った理由がわからなくなってしまいます。

まずは、相手の気持ちになって、その考えに至った理由を自分なりに考えることが大切になってくるのです。

そこから自分なりの考えを表に出す。相手の価値観に惹かれるところがあれば、それを採用していいのです。そうすることによって、自分の価値観がアップデートされていきます。

そのため、いろんな人の話を聴くために、価値観を否定しないことが大切になってくるのです。


価値観の合わない人からは離れる

相手が持っている価値観を知った上で、自分とは考え方が合わないと感じるのであれば、無理に関係性を保つ必要はないです。

それだけ無駄なことはありません。

無理してまで関係性を維持し続けていると、あなた自身も苦しくなってしまいます。そうならないためにも「自分とは合わないな」と感じたら、素直に身を引けばいいのです。

そうすることで自分のことを守ることができます。

人によっては、時代と価値観が全く一致していない人もいます。思考力がある意味「老人化」している人もいる。これは単純に高齢者だけではなく、若い人も老人化していることもあります。

例えば、「新しいことに興味を示さないで、自分が生きてきた経験だけを振りかざしてくるような人」です。

このような人は、その時はそれで成功したかもしれないですが、過去の栄光にすがりつき過ぎている可能性があるため危険です。

そんな人からは、積極的に離れましょう。


理解してくれるヒトは、必ずいる

環境によっては、あなたの価値観を受け入れてくれない場合も考えられます。例えば、思考が古すぎたり、変化を望まない環境などは「これからはこのような時代になっていきます」とあなたが言ったところで、賛同してくれないかもしれません。

その時に、自分自身の価値観を否定するのではなく、まずは環境を変えてみることによって、自分の価値観がどのように支持されるのかを確かめる方にシフトしてみてください。

そうすることによって、自分が考えていたことが間違いではなかったと気がつくことができます。それだけ、環境というものは自分を変えてくれる大きな力がありますので、自分の価値観を肯定してくれる環境を探しましょう。


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15.妄想、想像

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妄想や空想をすることは、新しい世界を生み出すきっかけだと考えています。考えたことを現実世界で創り出すことができれば、誰かの人生に対して新しい世界を創り出すことができる。

ただ、その考えは現実離れしたものを想像することもあるため、周囲の人に受け入れてもらえないことも考えられます。

その時に、あなた自身がその考えをどのようにしたいのか?

そして、その考えをどうしていきたいのかを考える必要があります。

妄想や空想をするには、必ず「過去」を知る必要があります。過去のことの組み合わせによって、新しいことを生み出すしかないからです。

それは自分の経験もそうですが、ヒトがした経験を本やインターネットから情報を得て、それを「自分ならこう考えるかもしれない」という発想を働かせて、それを実際にやってみたり、作ってみたりする。

そうすることによって、今まで誰もやることがなかったものごとが、現実世界に登場することにつながるのです。

その点を踏まえて、私が大切だと思ったポイントを4点紹介します。

■なんでもいいからメモする
■バカにされた方が勝ちだし、価値がある
■楽しいと思うことでいい
■地味を愛してみる

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なんでもいいからメモする

妄想や空想は頭の中で作っているため、ふとした時に浮かんで、いつの間にか考えたことを忘れてしまいます。仮にそれを思い出すことができればいいですが、基本的にその瞬間にしか頭の中になく、忘れてしまうことがほとんどです。

そのため、いつでもメモを取れるようにしておいて、とりあえず書き残しておくことが大切になってきます。

そうすることで、他のアイデアを生み出すスペースを確保することができるのです。予定なども頭の中に入れておいてしまったら、アイデアを生み出す邪魔になってしまうことも考えられるため、いらない情報は基本的に頭の中から出した方がいいです。

頭の中を空っぽにすることによって、自由に考えることができる。不安なく考えることができる。その状況を作り出すことが大切になってきます。

その状況を作り出し、いつでもメモを取れるようにしてください。


バカにされた方が勝ちだし、価値がある

あなたが「こんなことをやりたい」「あんなことはできないのかな?」と周囲の人に対して発言をしたとします。それに対して、周囲の反応は「無理に決まっている」「頭おかしいのか?」などと反発し、強い口調で言われてしまうかもしれません。

ただ、そのようなマイナス的な反応をもらったら、必ず「ニヤッと」笑ってください。

その考えには価値があります。私はそう信じています。

それは、周囲の人の頭の中には、その想像がないからです。

現状は、あなたしかそのことを考えているヒトがいない。そのため、その空想や妄想を周囲に対して打ち明けたとしても、受け入れてくれるわけがないのです。

親なら子どもに対して「おもしろいね〜」などといった感じで傷つかない感じで受け流したりするかもしれません。

単純に、相手が渋るような反応をしたことに関しては、検討してみる価値がある。それが最終的に失敗に終わったとしても、その後にあなたが生み出すアイデアのピースとして、その経験が生きてくるのです。

自分自身がそう感じたのであれば、それができるのか、できないのかを行動することによって、いろんな気づきがあると思います。

そして、必ずしも全員が否定をするわけではない。あなたの考えに賛同してくれるヒトは絶対にいます。そのことを信じて、自分が何かをしたいと思った時は、その考えを大切にしてください。


楽しいと思うことでいい

妄想や想像をするときは、自分が楽しいと思ったモノでいいです。あなたがそのことを想像することに意味があるため、自分が「考えているだけで楽しい」と思えるジャンルであれば、意味のある妄想です。

もしかすると、あなたは楽しい組み合わせだと思っている妄想においても、他人はイマイチ反応に困るかもしれないですが、別に気にする必要はないです。

最終的に、妄想は自己満足でいいのです。

そこから磨きをかけることによって、自然と誰かに対して、届いていくものに変化しているはずです。

そのスタートとして、妄想する意味があるのです。


地味を愛してみる

妄想や空想を現実世界に創り出すことは簡単ではないです。それなりの時間とエネルギーを要するものだと思います。

そのため、とても地味な作業だと思っています。そのことに夢中になることができれば苦痛ではないと思っています。そのため、たっぷりと時間をかけてその地味なことを愛してみてください。

それだけ時間をかけることができることなのですから、それなりの価値があるものです。そのことを大切にしてみてください。

ただ、無駄なことに時間をかけてはいけないです。ダメだと思ったことはスパッと切り捨てる覚悟も必要になってきます。

その心意気だけは忘れないようにしてください。

ひとつのことに集中するのもいいですが、飽きを感じだら、いろんなことをやってみることが大切です。

小学生の頃、音楽室の楽器が置いてある部屋などに入ったことがある人がいればわかると思いますが、多くの楽器があって、どんな音がするのか知りたくなった気持ちがあると思います。

そのような好奇心は大人になってからも変わらないはず。その気持ちを持って、いろんなことに触れてみること機会を作ってみてください。


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16.社会、仕事

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社会とのつながり。

仕事を通じてのつながりは、生きている限り持つ必要があることだと思います。それだけ、仕事というのは生きることにおいて必要性があることだと考えていますが、すべてではないです。

そして、嫌だと思うことを我慢する場所でもない。

自分が社会と、仕事と、どのような関係性を築いていきたいのかという割り切りを考えることが大切になってきます。

今の時代は、昔と比べて働き方も変化しています。

自分が好きなようなライフスタイルを選べるような仕組みが、どんどん構築されていて、これからの時代はより自由に、好きな時に仕事をすればいいと考える人も増えてくると考えています。

そのため、自分の考え、価値観にあったライフスタイルを形成するひとつとして、仕事に対する意識の置き方を考えた方がいいと思っています。

仕事や社会とのつながりにおいて大切なポイントを4点紹介します。

■仕事で人生を犠牲にしない
■「自分でいる」意識を持つ
■転職は当たり前になる
■経営者になる気持ちでいる

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仕事で人生を犠牲にしない

「人生はあなたのモノ」です。

誰もモノでもありません。
親のモノでもないです。

あなたが、人生をどのように過ごしていきたいのかを考える時間と期間を設ける必要があると思っています。

時に、人は仕事を人生の生き甲斐にしますが、最終的に自分を失ってしまう人もいます。それは逃げるタイミングや、考えを変えるタイミングを逃してしまった人が自分を失ってしまうのではないかと考えています。

そのため「仕事は生きるため」のものではないということを考えておくことによって、自分の人生にとって本当に大切なものが見えてくると思います。

仕事はそれがすべてではないですし、時代によって在り方も変化してきます。私には「この仕事しかないです」というのはウソです。

それは、自分のライフスタイルに合った仕事を見つけることができていないだけです。

焦らずに、人生をかけて見つけていけばいいのです。

そう、焦らずに。


「自分でいる」意識を持つ

企業に勤めると本来の自分ではなく、人に対して「よく見せてしまう」自分になり変わってしまうことがあります。それは成績とか評価などを気にしてしまうことによって、本来の自分ではない姿になってしまうことがあります。

もちろん、取引先などとの交渉をするときに、その役を演じるかのようになることもあると思いますが、本当の自分が望んでいないようなことを続ける意味はないと思っています。

そのようにして、上司からの評価を気にしすぎてしまうと、嫌なことをお願いされても断ることができなくなってしまいます。そうではなく、しっかりと自分がその時にできる仕事だけを受け入れて、上司や周囲の視線を気にしすぎず「自分を持つこと」が大切だと思います。

常に「いつでも辞めれる」と思っておけば、気持ち的にも苦しくならないはずです。「クビになったらどうしよう」と思っているから、いつも苦しくなってしまうのです。

会社自体は仮にあなたがいなくなったとしてもなんとも思っていないです。できるなら、引き留められるほど「失って残念だ」と思われる人物になれるようにしましょう。


転職は当たり前になる

これからの時代は、より転職をすることが当たり前の時代になっていきます。それだけ、人生の中でいろんなキャリアを経験してきた人材を採用したいと思う企業が増えるからです。

ひとつのことだけで生きることができるのは、一部の天才だけに限りられていく可能性があります。

そのため、その時の人生において、自分が必要だと思うものがある環境と飛び込む勢いも必要になってきます。ただ、そうなると、仕事という概念において若いうちから「定着」という言葉を使うのが難しいかもしれません。

個人的には、40歳までいろんな冒険することができる環境に飛び込み、その経験をそれ以降の人生で経験をするイメージが、これからの人生のステージ分けになってくると考えています。

そのため、若いうちにいろんな仕事をすることによって、自分に何が必要で、これからの社会において、どの分野に自分がいればいいのかなども見えてくるからです。

それだけ、行動をして、いろんなスキルを手に入れるチャンスを作ることに価値があるのです。


経営者になる気持ちでいる

最初に言っておきますが、別にならなくてもいいです。

その覚悟を持ち合わせながら、雇われの身として自分の人生を全うしても問題ないです。それだけ仕事に対して向き合うことができているからです。

いざ、変化を起こしたいと思ったときに、どのようにすればいいのか、その段階から考えてしまうと、かなりの時間がかかってしまいます。

そうではなく、いざというときに「自分がやりたいのはこれじゃない」という気持ちによって、変化を起こしたいと考えたときに、経営者のノウハウを知っておけば、個人事業主として生きていくことができる選択肢もあります。

そのため、雇われの身。サラリーマンとして働きながら、いつかは自分でもやってみたいと思う気持ちによって、行動することが大切になってくると私は考えています。

あくまでも、選択肢を増やす。自分が発動することできるカードを手札に加えておくことがとても大切になってくるのです。

プラスして、資本主義社会の構造を知っておくことも大切です。資本主義社会は株主など、人を雇用している人が儲かる仕組みになっています。

そのため、汗水垂らして働いていたとしても、対価として受け取る価値が少ないと心のどこかで思っているなら、自分自身で何かをするしかないのです。

そのためにも、資本主義社会の構想を知っておくことが大事になってくるのです。


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17.お金

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お金は、人生においていろんなことに関わってきます。

・生活
・人間関係
・ライフスタイル
・環境
・変化

何か行動を起こしたいと思った時に、その権利としてお金を使いたいと思う時があります。ざっくり言えば、お金は「権利との交換」であって、人生のすべてではないです。ただ、そうだとわかっていたとしてもわからなくなる時もあります。

お金があることが、人生のすべてだと思ってしまうくらいお金には魔力があるように感じています。

ただ、そう思っているだけかもしれません。

実際に、お札はただの紙切れです。国によってはプラスチックでできている国もあります。そう、加工されたモノでしかないのです。

それに人生を惑わされないようにするためには、どのような意識を持っておけばいいのか。その部分が大切になってきます。

お金を使うタイミングによっては、人間関係も、自分自身の将来のことにも関わってきます。それだけ重要な立ち位置にあるのが、お金なのです。

そのため、どのようにお金と向き合っていけばいいのかを5点紹介します。

■お金を使って、”経験”を買う
■”自己投資”だと思えるものに使う
■税は、知らないと損
■計算をして、使い切る。溜め続けない。
■「価値のある借金」はしてもいい

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お金を使って、”経験”を買う

お金はいくらあってもいいものですが、天国まで持っていくことはできません。そのため、お金をモノではなくコトに使う。経験に使うことがいいお金の使い方だと思っています。

例えば、旅行などです。

自分がお金を使ってその経験を得ることができるのが、最大の幸福につながると考えています。確かにモノに使うことも大切ですが、モノは時間の経過とともに劣化をしていき、常に最新機種が誕生します。

買うまでの喜び、買った時の喜びを感じることはあると思いますが、それ以降で喜びを感じることは少なくなっていきます。それだけ当たり前になってしまうということです。

モノへの幸福度がずっと残ることが少ないのです。

そのため、お金を使って経験を買うことを意識する。それを誰かに伝えてあげることが最終的に自分の幸福となって戻ってくるのです。


”自己投資”だと思えるものに使う

お金の使い方には、一般的に「浪費」「消費」「投資」があります。

「浪費」は、特に何も考えていなく、自分に対して何も返ってきてこないモノです。要は、ムダ使いです。

「消費」は、使わないといけないけど、自分に返ってくる率が低い。生活に関する物がイメージしやすいです。洗剤やティッシュ、トイレットペーパー類などです。

一番重要なのが「投資」です。これは、資産運用という考え方もありますが、それよりも重要だと思っているのが、自己投資です。

まずは、自分のためにお金をたくさん使ってあげること。健康、勉強、食事、交流など、自分がお金を使うことで得たいものにお金を使う。

自分がお金を使って幸せを感じることによって、人生を豊かにすることができるのです。人によっては、必要のない自己投資もあると思うため、自身の価値観や幸福感を思い描いた時に「これは必要だ」と思えることにお金を使ってください。


税は、知らないと損

税金は大人の基礎知識ですが、学校では教えてくれません。お金の使い方もそうです。そのため、単純に知らないと損になることが表面化されていないことが多いです。

特に会社員は税に関して無頓着な部分があります。年末調整で全てやってくれるため、基本的に確定申告をしないからです。そのため、どのくらいの税金を納めればいいのかわかっていない人もいます。

私自身もこの部分は知識不足なため、より勉強が必要だと感じています。自分が稼いだお金を含めて、マネーリテラシーを培うことによって、自分が損をしない環境を作ることができますし、誰かに伝えてあげることもできます。

そのため、税に関する知識は知っておいて損がないです。自分を守るための知識をつけましょう。


計算をして、使い切る。溜め続けない。

人生を過ごす上で、老後のことを考えると将来的に貯蓄や投資をしておいた方がいいと考えるはずです。

確かに、労働力が低下することを考えると、そのような判断をすることは賢明だと思います。ただ、貯め過ぎた挙句、使い切れずに亡くなってしまう人がほとんどです。

アメリカでは、高齢になってからでも貯蓄額が上昇していくデータもあり、生涯にわたってお金を貯め続けているのです。

下記の本を一読してみてください。

お金を使いきれずに、困ってしまうのは親族や親戚です。

相続は揉め事の原因にもなります。そのため、使い切って亡くなることを意識するべきです。

一定の資産を持っているのであれば、自分にはどのくらいのお金が必要なのかを計算することが必要になってきます。

1年を400万円くらいで生活できる人がいつまでも、1000万円以上の年収はいらないです。それなら早く仕事を辞めてもいいのです。ただ、不安が募るためやめることできないだけです。そのために投資などをして、不労所得を確保しておくことが求められているのです。

仕事がストレスになっていないのであれば続けてもいいですが、ストレスを抱えながら仕事をする意味はないです。それ以上、嫌な思いをしながら働かなくてもいいのなら、ゆっくりと休養の時間を設けるなどして、仕事をしている時はやりたくでもできなかったことに時間を使う人生も良い楽しみ方だと考えています。

自分の親族に対してお金を残したいのであれば、生前のうちに相続をしておく、そこから差し引きして何歳まで生きるかを考えて「このくらいあれば生きていける」と判断するのです。

溜め込まないことを考えた時に、自分がどのくらい稼げばいいのか。そして、それ以外のことにお金を使うことができるのかが判断する基準が明確になってくると思います。


「価値のある借金」はしてもいい

個人的に、お金は使ってみないとわからないと思っています。状況によってはいろんな人の意見もありますが、中には憶測だけで話している人もいます。

そのため、その人がお金を使ってもいないのに「それは正しい」「それは間違っている」という人も絶対にいます。

また、お金に関わることとして「借金」があります。

借金はできるならしたくないです。お金を借りているわけですから、それだけ自分に経済力がないことを露呈していますし、将来的に返すことができるかの不安に襲われることもあります。

ただ、自分の時間、若さだけは返ってはこないです。

一刻一刻と、老いに向かっています。

そう考えた時に、その時間と若さが大事だと考えているならば、個人的には借金をしてもいいと思っています。

その経験を今する必要がある。ただ、資金がない。それだけのことです。時間の前借りして、将来の自分のために投資をするだけのことです。

中には、経済的に自己管理ができなくて、借金をすることがありますが、それは時間の前借りになっていないです。欲求の前借りです。

そのような欲求はその時に満たしてしまったら、忘れてしまうことがほとんです。借金をしてまですることではないです。

その判断をしっかりしておく必要があります。

どうしても、これから先の自分の人生において「決断の時だ」と判断したのであれば、信頼のある場所や人からお金を借りてもいいと思っています。

金利がかからない形で借金をしてください。カードローンはダメです。あなたがお願いをすれば、大切な家族や友人は理解してくれるはずです。

そして、生涯、その感謝を忘れないでください。次は、あなたがそのような立場になるのです。夢を叶えたいと思っている手助けができるような人になってください。


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18.生活、ライフスタイル

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これからの時代のライフスタイルは、「個」というものがハッキリする時代だと考えています。日本人においては、男性の独身率が将来的には半数になると言われてたりもしていて、より「個」に対する意識が生まれてきます。

また、仕事の面でも、就職をしたら生涯を通じて勤務するのではなく、自分が働きたいと感じた時だけ働くスタイルも増えていくことでしょう。

それだけ、仕事に対する価値観の違いも出てきます。

そのような面でも、自分の価値観がどこにあり、何を大切にしているのかを知っておくことによって、自分が描いている理想のライフスタイルを手にすることができるのです。

その部分にも触れながら、私が大切だと思う点を5点紹介します。

■理想を明確にする
■逆算思考で考える
■他人の意見は関係ない
■環境は常に変える意識
■貢献感を持つ

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理想を明確にする

自分自身の人生を過ごす上で明確にしないといけないのは「理想」です。自分の理想をしっかりと明確にすることによって、どのようなライフスタイルを築いていけばいいのかが見えてくるからです。

やりたくないと思っていることをやっていても、その生活は何も楽しいものではないです。自分がやりたくないことをはっきりさせておかないといけないのです。

そのような理想を決めて、自分がどの分野でなら頑張ることができるのかをクリアにしておくことが重要になってくるのです。

考え始めた段階から決まることはないです。最初はボヤッとしてものだと思います。ただ「それは違う」というイメージはどこかにあるはずです。その姿だけを求めていればいいのです。それによって、あなただけの理想の姿が出来上がっていくと考えています。

少しずつでも、理想の姿を求めていきましょう。


逆算思考で考える

理想を打ち立てた時にしないといけないのが「逆算思考」です。

行動は逆算をすることによって、自分がどのような道のりで進んでいけばいいのかがわかるからです。数年後の未来に理想の姿があれば、どうすればその姿になれるのを細かく分解をして少しずつ進んでいく。

例えば、5年後に「フルマラソンを走りたい」と思っている人であれば、どうすればフルマラソンを走ることができるのかを逆算して、体づくりやトレーニングを積み重ねていけばいいのかが、イメージつくと思います。

現在の自分と未来の自分はどのくらいの距離が離れているのかをイメージするためにも、逆算思考を持つことが大切になってくるのです。


他人の意見は関係ない

自分自身のライフスタイルを実行することにおいて、大切なのは「自分の意思決定力」です。

そのため、最終判断は自分でしなければいけません。他人任せはダメですし、他人の意見を鵜呑みにするのもダメです。自分で考えて、自分で結論を出す必要があるのです。

その時に出した結論が悪ければ、軌道修正すればいいのです。さっさとやめてしまってもいいです。そのような変化をしながら自分の理想像を築きあげていくことが大切になってくるのです。

大切な人があなたが思い描いているような生き方を否定していたとしても関係ないです。あなた自身がそのように生きたいと感じているのであれば、まずは行動してみないとわからないからです。

否定する人は、その人自身がそのような行動をできない人がほとんどです。そのため、参考にならないのです。

全ては自分で自分なりの答えを見つけるしかないのです。

そうすることによって、自分がどのように進んでいきたいのかがしっかりと見えてくるものだと思っています。


環境は常に変える意識

自分自身のライフスタイルを形成する上で、変化することは欠かせないことになってきます。その場所にいつまでも留まることはないです。

常に変化が大切になってきます。変化があることによって、自分が常に追い求めたいものがわかってきます。

そのため、常に同じようなライフスタイルが存在しているわけではないのでのです。自分自身がその時にどのような動きをしたいのかを常に感じておくことによって、新しい自分を手に入れることができます。

それを貪欲に考えておくことが大切です。


貢献感を持つ

人生を生きる上で、1番「生きている価値」というものを強く感じる瞬間は、自分ではなく、他人に対して何かをしてあげる時だと思います。

つまり、「他者への貢献感」を強く感じることによって、自分がどのように生きて行きたいのかを強く感じれることだと考えています。

それは起業をすることでも、家族のために尽くすことでもいいですが、自分にとって苦しい経験があったから、この人のために頑張りたいと思う気持ちによって、自分の人生というものの価値や使命というものがわかってくるのではないかと考えています。

現状、自分が生きている価値がわからないと思っている人がいれば、まずは身近な大切な人に何かをしてあげるところからでも、景色が変わってくるはずです。

おいしいケーキを買ってあげるとか、有名店に一緒に行く約束をするとか、なんでもいいです。

相手に対して自分がしてあげられそうなことを考えて、行動してみることによって、それが自分の幸福感につながっていくのです。

私のこの記事が誰に見られるかわからないですが、ひとりでも多くの人が見てくれたらいいなと思っています。

他者に対する貢献感があるからこそ、このように表現することができているのだと思っています。


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19.恋愛、結婚、シングル

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大人になり、ある程度社会経験を積めば、「将来的には結婚をしたい」と思う年齢になると思います。しっかりと計画的に考えていて、それなりに貯蓄もしていて、いつでも結婚してもいいと考えているのであればいいと思います。

ただ、これからの時代は「個」が顕著になることが考えられているため、生涯独身を貫く人が増えることや、結婚願望はないけれどパートナーとしてお互いを支え合う関係が増えていくことは考えられていきます。

「結婚」というものが、最終的なゴールではなくなることも増えてくることが考えられます。

そのため、これからの時代は、恋愛や結婚において、それぞれの価値観がそのまま正しいという結論になることも考えられます。

つまり、正解なんて誰にもわからないのです。

結婚生活が向いている人もいれば、向いていない人もいる。人と生活をすることが苦痛に感じる人もいる。そのため、必ずしも、結婚して同じ住居に住むことが結婚のカタチではなくなり、週末婚、月末婚のようなモノが当たり前になってもいいのではないかと考えています。

今までの日本だと「結婚して一人前」とか「子どもが生まれて一人前」といったような流れもあったかもしれません。それは、世間の風当たり的なことも考えられます。

ただ、そのような周囲の流れで結婚をした人でも、実際は「結婚願望はなかったけど、親を安心させてあげたかった」と言ったような気持ちがあったかもしれません。それが、今の時代ではあまり重要視されていないこともあります。

すべては、自分の気持ち次第のところが多くなっています。別に親を安心させたいから結婚を急ぐこともないし、結婚がすべてではないと考えている人もいるからです。

そのような点から、これから時代の恋愛や異性関係、パートナー関係において大切だと思う点が4点あります。

■恋をすることはとても大切
焦る状況は必ずある
■いい人間関係でいること
一番は「自分の意志」

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恋をすることはとても大切

恋を経験することは、人生において、とても大切なことだと思います。特に女性の方が恋愛に対する比重が高いように感じているため、若いうちに経験しておくことによって、その後の人生観の変化にも大きく直結してくると考えています。

異性でも、同姓でも、自分の心を許したいと思える相手を見つけるだけ、気持ちが晴れやかになると思います。その気持ちを経験することが人生を生きる上での幸福感につながると考えています。そのため、恋愛をすることは生きる上で与えられた素晴らしい権利なんだと思います。

もちろん、恋愛の全てがすばらしいものとは限りません。修羅場を迎えてしまうようなこともあります。それもまた、経験として自分に蓄積するしか自分を癒してあげることができないと思います。

いろんな人を知ることによって、自分なりのアドバイスをすることもできます。特に若い時期は恋愛のことで頭がいっぱいになっているかもしれませんが、それでいいと思います。

その時期にしか楽しめない恋愛のあり方もあるはずです。

十人十色の恋愛がありますし、その時の年齢によって感じ方、考え方が違ってきます。自分が楽しめるような恋愛をして欲しいと思っています。


焦る状況は必ずある

周囲に恋人ができたり、結婚したり、子どもが生まれてたりすると「私は遅れている」と競ってしまうような気持ちになることがあります。

ただ、無理をして急ぐこともないです。

特に女性は、30歳までに最低3回は悩む時期がくると思っています。(一般的な観測です)それは、高校卒業後の19歳あたり、大学卒業後の23歳あたり、30代手前の29歳あたりの3回です。

今の時代では、学生でいる時期に結婚する人は少ないかもしれないですが、大体の人は30歳を意識していると思います。特に女性は子どもが一つの決断として迫られることがあるため、男性よりも悩んでしまう時間が多いかもしれません。

結婚のタイミングは、単純にその時期にすることが多いためです。周囲と比較して、自分は遅れを取ってしまったと感じて、突然、結婚に対して前向きになったりすることがあります。

それは”焦り”によって引き起こされるため、プラスに考えることはいいですが、急いでしまってあなたが理想としていないライフスタイルになるのだけはやめた方がいいです。

周囲の人を見ていたら、確かに憧れる部分はあると思います。

それは一時的な憧れなのかどうかをしっかりと考えて、あなたが思い描いているライフスタイルに照らし合わせてみてください。


いい人間関係でいること

恋愛においても、人間関係はとても大切になってきます。今の時代は女性も所得を得ることが昔に比べて増えてきているため、カップルによっては女性の方が稼ぎが良かったりすることもあります。

そのため、男性の方が社会的な立場が失われてしまって、萎縮してしまうことも考えられます。

そのため、お互いがその形で納得していることが大切になってきます。昔に比べて男性が主夫をすることも不思議ではなくなっていますし、世間の風潮などを気にする必要もないです。

「私たちはこの生き方がいい」と納得の元、形成されている人間関係ならそれでいいのです。

そのように、お互いが納得しあって作られているのであればいいですが、どちらかが仕方なくやっていると、恋人関係の崩壊がすぐに訪れたり、それ以上の関係になれなかったりすることも考えられるため、お互いの着地点を考えられる関係性を築くことが大切になってくると考えています。


一番は「自分の意志」

すべてにおいて、人生を決定するのは「自分の意志」です。

そのため、パートナーを作ることも結婚を決めることもすべて自分次第になってきます。他人ではなく、自分の意志で決めなければならないのです。

それを考えて行動をしなければ、生きがいのない人生になってしまいます。そうならないためにも、自分がしっかりと意志を持って行動する必要があるのです。

自分の人生ですので、どの形に正解も不正解もない。本人が正しいと思ったものが「正解」なのです。

あなたが生きたいと感じている人生を過ごしてください。

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20.家族

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家族というのは大きく「2つ」あると思っています。実際にはひとつですが、「自分が生まれ育った家族」「自分が作った家族」があると考えています。

生まれ育った家族には父、母、兄弟、姉妹がいます。

自分が作った家族には、妻、子どもがいます。

人生において家族の存在は、とても大きなものです。

日常の家族との接し方ひとつによって、あなた自身の精神状況も変わってくると思います。家族との関係が良ければ、それだけ明るい気持ちで生活することができますし、良い関係ではないのであれば、心の中に引っかかるものがあって、良い気分で生活することができないかもしれません。

一番近い人間関係と言ってもいい「家族」の存在をどのように考えるかによって、自分の人生をいいようにも悪いようにもすることができます。

それが、「最大の理解者」であるということにつながってきます。

家族という観点から、私が考えた大切だと思うポイントを5つ紹介します。

■後悔がないように接する
■わだかまりは解いた方がいい
■親には、経験を与えてあげる
■平等を心がける
■記念日は最低限はする

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後悔がないように接する

家族との関係においては、後悔がないようにすることが一番大切に考えられてくると思います。その時に作ることができる思い出はその時しかありません。

それだけ、家族との時間というものは人生において大切な時間なのです。

特に、日本人は仕事を理由に家族との時間をうまく調整できない人が多いと感じています。それは、昔からある傾向なので、いきなり仕組みからガラッと変わることは難しいかもしれません。

その中でも、自分が家族と過ごしたいという意識と工夫次第でいくらでも可能になると思っています。

仕事の量を工夫したり、調節したりすることで家族との時間を生み出すことができます。引退してからゆっくりと過ごしたいと考えていても、それが実現できるかわかりません。

それなら、今から週に数回、引退した時に思い描いているような家族との時間を過ごしてみる計画を実行してみてください。


わだかまりは解いた方がいい

親と子どもの価値観が対立することは、ある意味仕方のないことだと思っています。その時代を生きてきた親にはその自負がある。しかし、子どもが生きてきた時代では、その価値観は理解されない。

価値観のぶつかり合いになり、最終的には関係性が崩壊することも考えられます。それっきり、親とは会っていないという人もいるのではないでしょうか?

もし、まだ会える機会があるのなら、今すぐにでも会った方がいい。生きているうちに、もう一度会話をした方がいい。許してもらえなくても、自分の今の気持ちだけは伝えた方がいい。

その方が、お互いが死ぬ瞬間に後悔がなくなるからです。死んでしまったら、何を思いながら亡くなっていくのはわかりません。

できなかった後悔を考えるより、行動して後悔を作った方がまだいいです。それだけ、向き合うことができた結果なのですから。

最後の瞬間は、わだかまりのない、いい関係で終わりにしてください。


親には、経験を与えてあげる

親に対して恩返しをすることができるタイミングは異なってきます。若くして成功を収めて、早い段階から生活するのに余裕が生まれる人もいれば、自分自身が50、60歳になってから、やっと安定したかなと思える人もいます。

その時に、親は80歳とかになっているかもしれません。その親に対して、恩返しのつもりでお金をあげて喜ぶ人もいるかもしれないですが、できるなら「経験」を作ってあげた方がいいです。

旅行代やリフォームなどのカタチに残るモノの方がいいです。お金を渡したところで使い切れないのが実情です。

特にその年齢になれば、欲しいものがないからです。

買う必要もなくなってしまうことがほとんどなのです。

そのため、恩返しがしたいのであれば、経験を与えてあげることが一番だと考えています。


平等を心がける

自身が親になるということは、ある意味で子どもよりも上の立場になると思う人もいるかもしれません。

しかし、「ヒト」という考えからすれば、別に上とか下とかないのです。

私の理想としては、親子関係は「平等」であるべきだと思っています。友達のように接してあげることで、不安のない関係を築くことができます。

それが子どもにとって一番いいことだと思います。

家では威張るオヤジ、オカンってどうですか?
嫌じゃないですが?

ただ、実際に自分が親になってしまうと、上下関係を形成した方が楽に感じるからそうしてしまうのだと思います。

私自身は結婚もしていないですし、子どももいません。そのため、理想論を語っていることにしかすぎないですが、私の親が上下関係を形成したがるため、とても苦労をした経験があります。

自分にもし、子どもが生まれたら、友達のような関係でいたいという思いから、平等の気持ちで接した方が、お互い気持ち良く過ごすことができると考えています。

その価値観も人それぞれですので、何が正しいのかわかりません。「私は厳しく育てます」と考えている人もいることでしょう。それがお互いのためになる関係なら問題ないです。

ただ、家でも学校などでも居場所がなくなってしまうような関係だけは築かない方が子どものためになると考えています。

子どもの人生は、あなたの一部ではなく、子ども自身の人生です。

勝手な関係性を築かない方が、私は子どものためになると考えています。


記念日は最低限はする

記念日は、年齢を重ねるにつれて簡略化されていくことがほとんどです。最終的には言葉だけで終わることになってくることもあります。

ただ、それでもいいと思っています。
忘れてしまうよりはマシです。

祝いの言葉をかけてあげる。
簡単なプレゼントをする。

最低限でいいのです。

相手が望んでいて、できるのであれば盛大に祝ってあげてください。それだけ記念日を大切にした思い出はいつまでも残り続けるからです。

「その日」を迎えるということには、とても意味があると考えています。

誕生日でも、結婚記念日でも年数を重ねると忘れてしまいがちだと思いますが、その時のあなたの気持ちが1番の思い出になります。

今、その時、思っている気持ちを伝える日にしてください。


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21.友人、親友

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人生において、特に25歳までにできた友人。そして、その関係が今でも続いている友人は生涯の友になることができると思います。

その関係をずっと大切にしてください。あなたが困った時。もしくは、友達が困ったとき、お互い、一番に助け合うことができる関係があれば、つらいと感じた時でも、その状況を切り抜けることができると思っています。

それだけ、友人の存在というものはとても大切です。

ひとつ気をつけないといけなのは、その環境でいいという”慣れ”に気をつけることだけです。「周囲も変化している感じがしないから、自分もこのままでいいや」という、危ない安心感によって、成長できるタイミングを逃してしまうことがあります。

自分が成長するために環境を変えたいと思った時は、今までの交友関係を捨てることも、人生では必要になってくることも考えられるため、自分なりに選択する必要があります。

常に成長を考えているヒトであれば、その先に自分のレベルに合った人を見つけることもできるはずです。

そのため、慣れ親しんだ関係性にこだわらないのであれば、そのような人生もひとつだと思います。

ただ、私自身の経験として、25歳までにできた友人は最低でも3人はいた方がいいと考えていいます。昔から知ってくれている数少ない友人のため、フラットな気持ち、仕事などの関係で知り合った人とは違う気持ちになれると考えているからです。

そのような面から、友人の重要性において、大切だと思う3点を紹介します。

■関係を続けたい人とは、年1回は連絡を取る
■友人は多くなくていい。ただ、いないのはつらい
■「裏切られてもいい人」を友人にする

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関係を続けたい人とは、年1回は連絡を取る

最低限、関係を続けたいと考えている人がいるなら、年1回は連絡を取ることで、長く関係を続けることができると思っています。

できるなら直接会うことがいいです。

ライフスタイルによって、引っ越しなどをして地元から離れることも考えられます。そうなると会う頻度も連絡を取る頻度も少なくなり、いつの間にか連絡を取らなくなってしまいます。

大切にしたい友人であるなら、誕生日のときに連絡をしてあげることがいいタイミングになってくると考えています。

私自身も、大切な友達の誕生日には連絡を取るようにしています。そのような些細なことかもしれないですが、その時に連絡を取り合う気持ちがなければできないことです。

最近、連絡できていないと思っている人がいるならば、どこかのタイミングを見つけて連絡してみてください。


友人は多くなくていい。ただ、いないのはつらい

友人の数が多いことは、特別大切ではないと思っています。多すぎてもエネルギーを使わないといけない量が増えてしまうため、自分自身がパンクしてしまうことがあるからです。

そのため、自分が抱えきれる量だけの交友関係があればいいのです。ただ、友達がいないという人生はとてもつらいし、寂しいです。

中には、25年間のうちにうまく友人を作ることができなかった。友人はできたけど家庭の都合もあって、長くその場所にいることができなかった人もいることでしょう。

そのような人は、今からでも友人を作ることは遅くないです。まずは共通の趣味からでもいいので、交流を求めるところから始めてみてください。


「裏切られてもいい人」を友人にする

人間関係の部分でも紹介しましたが、友人を作るときでも、私は同じような考えでいます。

人間関係には、時として裏切りが存在するものだと思います。ただ、それを警戒していても、人間関係を築くことはできないです。

そうではなく、「自分はこの人のために尽くすことができた」と思える気持ちが何よりも大切だと思います。

その気持ちがあればいいのです。まずは、あなたが友人を大切にしてあげる気持ちを持ちましょう。


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22.孤独

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「孤独」というものの考え方は、2通りあると考えています。

必要に応じて、あえてひとりになる「孤独」と、誰にも頼ること、関わることができなくなってしまった「孤独」

この2種類の「孤独」が存在していると思います。

前者においては自分のレベルアップを考えている時に集中したいため、誰にも邪魔されない状況を作ると考えた時の行動だと思います。

その孤独は、私も必要だと思っています。

問題は、後者の方の「孤独」です。
ひとりぼっちになってしまう孤独。

これほど悲しいものはないです。

特に、孤独は現代病と言ってもいいほど、深刻な問題でもあると思っています。それだけ、影響を与えやすい。寂しさによって自分自身を失ってしまうことがあるため、孤独との向き合い方、そして、接してあげる気持ちを持ち合わせていることが大切になると考えています。

今まで、孤独の時間が長かった人が、すぐに明るくなることは難しいかもしれません。慣れるまで時間はどうしても必要になってきます。

ひとりぼっちにならない。

ひとりぼっちになってしまった後に、どのようにすれば人がいる場所に近づくことができるのかを、普段から人と問題なく接することができている人が考えてあげる必要があるのかとも思っています。

孤独を考える上でのポイントを3つ紹介します。

■映画を観る
■趣味から派生させる
■コミュニティに参加し、”所属感”を感じる

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映画を観る

映画には、人生を物語っている作品がたくさんあります。そのため、作品と自分を照らし合わせるのには、映画が一番わかりやすいです。

人生観でも恋愛ものでも、あなたがその時に何を考え、何に悩んでいるのか。人間関係なのか。仕事なのか。夢なのか。

そのヒントを与えてくれるのに最適なのが、映画だと思っています。

もちろん、映画館に行ってみてもいいですが、NetflixやAmazon Prime Videoでも素晴らしい作品が数多く観れます。

そのようなコンテンツをうまく利用してください。


趣味から派生させる

映画と同じように、趣味を持つことによって、自分が楽しいと思える時間を見つけることができます。そして、その趣味をしているのはあなただけではないです。

共通の趣味をしている人を見つけることによって、交流の幅が広がっていきます。それを求めることが大切になってきます。

「趣味がない」からピンとこない人は、気になることを始めてみてください。それこそ、最初は映画がいいかもしれないです。

映画を見て、気になることがきっと見つかるはずです。音楽でも、ゲームでも、インターネットでも、自分にもできそうと感じるものが見つかる。

それをまずはやってみることによって、変化してくると考えています。

夢中になってしまえば、誰も邪魔することはできません。あなただけの時間になります。その時間をぜひとも手にしてください。


コミュニティに参加し、”所属感”を感じる

人には、”所属感”というものが絶対的に必要になってくると考えています。

その組織は最初人数の2人かもしれないですし、何十、何百、何千、何万、それ以上の数かもしれません。

絶対に誰かの存在は必要なのです。友達でも恋人でも伴侶でも誰でもいいです。

所属感を得ること。
所属感がありそうな場所を求めてください。

誰かからの刺激を得ることができれば、新しい感覚を手に入れることができます。それが次への好奇心につながっていくと考えています。

好奇心が広がっていけば、自分はひとりではないと思える気持ちになれるはずです。その気持ちさえ持っていれば、あなたはどこでも行動していける人になります。

その気持ちを大切にして行動してみてください。


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23.死

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人生の中で一番苦しい経験というものが「死」だと思います。

大切な人の死に触れることは、とても苦しいです。つらいです。できるなら現実であって欲しくないと思うはずです。

しかし、その現実を受け入れる必要があります。

現代を見ると、とても複雑化している状況もあり、自分に対する「価値の無さ」を嘆く時もあると思います。特に、25歳くらいになると同世代との活躍の差を感じて「自分は一体、何をしているんだ」と萎えてしまうこともあります。

そんな時に、「もうこんな人生どうでもいいかな」と考えてしまい、自暴自棄になってしまうこともあります。私自身も新卒で就社した会社を逃げるようにやめてから2年間くらいは自分の人生に対して絶望していました。

「早く終わらせてしまいたい」と考えたこともあります。

正直、今でも、心が揺れ動く時も確かにあります。萎えてしまいそうな時もあります。どうしたらいいのか、わからない時もあります。

でも、それだと、せっかく得た人生を「何もなかった」ことのようになるのは嫌だし、もったいない。

その気持ちはずっとあります。

せっかく得た生きる権利を放棄するのは、最期の瞬間だけでいいと思ったのです。


死に対する考え方は様々あると思います。

私なりにポイントになると思った部分を3つ紹介します。

■死を考え出すのは、妄想でしかない
■「死」を考え、「生」を感じる
■最後はどうせ死にます。考えすぎてもいいことはない

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死を考え出すのは、妄想でしかない

生きていればいろんな経験があり、特に「ダメだった」ときのイメージというものは大きく残りやすいものだと思っています。

そのため、何かダメだったことが起きると、自分が生きている価値がないと考えてしまうことから、それなら「消えてしまった方が楽になれる」と連想してしまうのだと思います。

それについては、私自身も考えてことがあります。

そのため、前向きなことが言える立場ではないのかもしれません。

では、なぜ、そのようなことを考えるのかを思った時に、出た結論としては、死をイメージすることも「妄想」でしかない。

空想上のことばかり考えて現実逃避しようとしているのです。


仮に「死」という妄想を現実にしようとすると、他に考えた世の中に誕生していない自分の中にある妄想を叶える権利を失ってしまう。

つまり、「死」が一番最後でなければ、他の妄想を叶えることができない。

そのため、生きている。

命がしっかりある時に、死のことを現実化しようとしても意味がない。

生きる権利を放棄するだけなのです。

生きる権利を放棄するのは、自分なりに人生を全うしたと心から思う気持ちだと思います。その気持ちがないのに権利を放棄してはいけない。

自分の中にある妄想を人生をかけて向き合わないといけないのです。


「死」を考え、「生」を感じる

「死」について考えることは、「生」に対する叫びなんだと思います。

本当は心から生きても良い理由があるはず。

ただ、人生を過ごし、自分がいた環境が思うようなものではないと感じてしまうと「この世にいない方がマシ」と思う気持ちになってしまう。

その時に「死」というものを考えるのだと思います。

無理やり自分自身を苦しめてしまうことになる。

ただ、裏を返せば、誰よりも生きたいと思っている。誰よりも輝くことができる人生を自分は過ごすことができると感じている。

その気持ちはずっと心の中にあるのです。

あとは、その気持ちをうまく使うだけです。「死」を意識した時、どのようにすれば「生」の喜びを感じることできるか。

本当に小さなことでいい。
無理に大きくしなくていい。
自分らしさが出るものでいい。

それがあなたなりの「生」のカタチになるのですから。それで良いのです。

あなたなりの「死」との向き合い方。

そして、生き方を表現してみてください。


最後はどうせ死にます。考えすぎてもいいことはない

人間、最後はどうせ死にます。

気に入らなかった奴。
ムカつく奴。
憧れだった人。

そして、自分自身。

最後は皆、土に還るのです。

その時が来るまで、やりたいことをして生きていればいいのです。いつか、迎いが来るその日まで、精一杯、生きる。

人生は楽しんだもん勝ち。
うまく生きたもん勝ちです。

80年生きたとしてもずっと怖い顔をしているより、半分の40年の人生だったとしてもずっと笑っていた方が、内容の濃い人生だったと思えるのではないでしょうか。

そのため、死について考えすぎたとしてもいいことはないです。最期の瞬間の準備をすることは、理想としてやってもいいことだと思います。

それが、あなたなりの人生の最期だと、残った人たちが理解してくれることでしょう。

結局、いつ最後を迎えが来るかわからないし、その年齢まで生きたいと思っても理想が叶わないこともある。

それなら、今できることをするしかない。

人生はそれしかないと思っています。


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24.つながり

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「つながり」というものは、人それぞれ考え方が違ってくるものだと思います。

切れる「つながり」もあれば、切れない「つながり」もある。

切りたくても切れない「つながり」もある。

カタチはどうであれ、そのつながりがあったからこそ、あなたという存在がいる。それには変わりない。

つながりをどのように生かすのかは、自由。

切りたければ切ればいい。

切りたくても切れないのなら、放置しておけばいい。

大切にしたいのであれば、それなりの誠意と愛情を見せればいい。

そのつながりによって、その先のあなたが形成されていく。どんどん上書きされていくのです。

今、あなたのそばでつながりを持ってくれる人にまずは感謝をしましょう。

そして、あなたにできることを返してあげましょう。大きなものでなくてもいいのです。モノでなくてもいい。行動や言葉でもヒトは感動を得ることができる。

それが、さらに深く長いつながりに変わっていく。熟成されていく。

それが、私なりに考えている「つながり」です。

より、ポイントを明確に4点に絞って考えていきます。

■完璧な「つながり」なんてない
■つながりのキャパを考える
■「同じ船に乗せたい」のは誰か?
■つながりを変えることができるのは、自分だけ

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完璧な「つながり」なんてない

「つながり」「つながる」ことにおいて重要になってくることの一つとして「完璧」を求めてはいけないことです。

自分の身の回りにいる人がすべて聖人のような、仏のような達観した人ばかりがいることはないです。

人間どこかに、必ず欠点がある。

会話が苦手だったり、整理整頓、優先順位をつけるのが苦手。忘れやすい。感情的な部分がある。

そのようなその人のマイナスな面が見えてしまうと、何もかもが嫌という風になってしまうかもしれません。

ただ、そんな人にもいいところはある。

苦手なこともあるけど、その人にしかできないことはある。やることはとても遅いけど、誰よりも丁寧にやる。時間を与えてあげればクオリティーの高いモノを作ってくれる。

優先順位をつけるのは下手だけど、いらないものだけは見えたりする人もいる。それはあなたのためにならないと客観的にみていることによって可能になることもある。

そのため、自分が「つながり」を考えた時に「何もかもできる人がそばにいてくれたらいいな」ではなく、その人のその部分がいいから、つながりを持っているという意識によって、自分だけのつながりを持つことができると思います。


つながりのキャパを考える

よく友人とか人間関係を作る時に、より多くの人と知り合っていた方がその幅も広くすることができて、何かあった時に助けてくれる人も増えるようなイメージがあると思います。

確かに、幅広く交友関係を持っておいた方がいい人も中にはいると思いますが、誰しもが当てはまるとは限らないです。

自分がちょうどいいという範囲の中でつながりを築いていけばいいのです。無理をして幅を広げる必要はないのです。

それは性格的な問題もありますし、仕事柄の問題もあります。

すべての人が、自分だけの時間を好きなように使えるとは限りません。そのため、つながりも人それぞれ違っていて当たり前。つながりを持つことができる幅も違っていて当たり前なのです。

それをヒトと比べる必要は全くないのです。あなたが最低限「いて欲しいな」と思えるつながりだけあればいいのです。


「同じ船に乗せたい」のは誰か?

よく組織などで、会社を船に例えることによって、どのような船員を乗せたいかという考えを持ち出すことが多いと思います。

船は出航してしまえば簡単には留まることができないですし、自分勝手な行動をとってしまうと、沈没してしまうこともあります。

そのため、船員全員の協力が必要になってくるのです。

その意味でも、自分とつながりを持っていて欲しいヒトはどのくらいいるのかを自分なりに考えておくことによって、必要だと感じられる人がわかってくると思います。

船長になった気持ちで考えてみて下さい。


つながりを変えることができるのは、自分だけ

最終的につながりをどのようにしたいのかは、自分でしか決めることができないです。他人に選択させるのではなく、自分自身がどのようにしたいのかが大切になってきます。

その部分で、自分の価値観のようなものが生まれてくるのだと考えています。

基本的につながりを変えたい時は、自分の仕事のことがメインになってくると思っています。「この場所にいても、これから先、成長することが難しい」と思うのも、その人の価値観です。

そのため、そう判断したら、思うように変化していいのです。人生を変えることができるのはあなた自身なのですから、そのように思ったのであれば、その通りに行動してみればいいのです。

そこから見えてくるものもきっとあります。それをその先の人生の糧にしてください。


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25.人生

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あなたは人生をどのようなイメージの中で生きていますか?

アグレッシブに生きたいと思う人もいれば、安定思考で波風立てないで生きたいと言う人もいます。

それだけ、いろんな考えを持ちながら生活をしています。

私が考える人生とは、ある意味「変化」だと思っています。

常に変化がつき纏っている。

あなたの考え、価値観もひとつも変化として捉えることができます。

そのため、常に安定しているということはない。常に動きがある中で生活をしないといけない。その部分は覚悟を持つ必要があるのかと考えています。

例えば、生活の基盤を確保することが出来ていて、これ以上働かずに何十年も生活することができる人も中にはいることでしょう。

それでも、人間は変化を求める生き物です。

何か刺激がないと、そこから喪失感が生まれてくるのです。

そのため、生活するための資産を持っている人でも働き続ける。それは社会とのつながりを自分なりの刺激に変えているからです。

それがある意味の「安定」になってきます。つまり、変化の先に安定があるため、最初から安定を目指すことはできないのも人生だと思っています。

人生を経験する中でいろんなことを考え、どのように生きることができれば自分の人生はより良いものに変化するのか?

その部分について、私から4点紹介したいと思います。

■いろんな感情を知ることには意味がある
■あなたの痛みは、誰かの痛みでもある
■人生は”瞬間”の積み重ね
■最期に笑っていればいい人生

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いろんな感情を知ることには意味がある

人生を過ごす上で、感情との向き合い方はとても大切になってきます。「喜怒哀楽」に表せるように、人間には喜んだり、怒ったり、悲しんだり、楽しんだりする。

ポジティブにもネガティブにもなる。

そのすべての感情に意味があります。

ただ、すべてを使えと言うことではない。うまく生かすことは大切です。

中には、表面的に全く怒りを見せない人もいますし、喜んだりする様子を見せない人もいる。内心はメラメラしたり、クスクスしているかもしれないですが、表面的にはわからない。

ただ、自分自身がその時に「そのような感情になっているな」と思っていることは、誰かの感情を知る意味でも必要であると思っています。

他人の感情を知ることによって、自分の感情を再度確認することができる。喜びの感情をもっと表現すれば、誰かと一緒に喜びを分かち合うこともできる。

悲しみの感情を知ることによって、自分が耐えきれない時は悲しんでもいいんだということを知る。

自分自身がその時に何をどのように感じているのかが、大切になってくるものだと思います。

時間を見つけて、自分の感情と向き合ってみるのも大切だと思います。


あなたの痛みは、誰かの痛みでもある

人生には思うようにいかない結果に対して、痛みを伴うことがあります。それは外的な痛みをあれば、内的な痛みもある。

どちらも、修復するのには時間を要します。

そして、痛みを覚えることは、人に対して優しくすることができるようにもなるのです。私自身は骨折をしたことがないので、骨折の痛みはわかりませんが、落ち込んだり、職をやめたりした時に覚えた痛み。内的な痛みはそれなりにわかっているつもりです。

それを、落ち込んでいる人の少しの支えになるとは思っています。そのように痛みを使っていくことができれば、自然と人を想えるようになります。

それも人生において大切なことだと私は考えています。痛みを知った者同士でその先の未来を築いていくこともできる。

そういった人がとても強くなれる資質を持っているのです。


人生は”瞬間”の積み重ね

人生は長い視点から考えた時は”線”のように見えるものかもしれません。ただ、実際には”点”によって構成されている。

人生、その「瞬間」にとてつもない意味が込められている。

その点をどれだけ重ねるか。どれだけ意味のあるものにするのかが大切になってくる。人生を作り出すものになってくる。意味のあるものに変わるのだと思います。

点を楽しむことが出来なければ、いい線を描くことが出来ない。その人なりの線の描き方があるため、誰一人として同じ点はない。

もちろん、誰かと同じ時間を共有することもあるため、同じような点を築くこともあるが、考え方や価値観は誰一人として同じものはない。

そのため、同じ点も同じ線もないのです。

それが人生というものであると思っているため、どれだけその瞬間を楽しめるかどうかが人生の肝だと考えています。


最期に笑っていればいい人生

人生の結末なんて、最終的には誰にもわからないです。

どこで、どのような形で、どんなことをしながら人生を終えるのかは誰にもわからない。そのため、自分の人生がどのようなものだったのかもわからないで終えることもある。

ただ、最期の瞬間に「笑っていれば」いい人生だったと思います。心から、ふと自然に込み上げてくる笑顔を持っていれば、全てを物語っている。

人生にはいろんな形がある。

人生ずっと、順風満帆で終える人はいない。人生はその人なりの思いや考えを持ちながら進んでいきます。

その人なりに想うことは誰にでもあります。


それまで、自分がやっていることが理想の結果につながらないと、もがき、悩み、考え続ける日々。

人に相談して試行錯誤を積み重ねる日々があったかもしれません。

それでも、思ったような結果にはならない。周囲から認めてくれる言葉はあるが、自分自身が一番満足していない。

そのような時間が続くと、とても生きている気持ちがしないかもしれません。自分の成果はいつになったら、身を結ぶのか?

結果的にいつまでも身を結ばないのか?

それを決めるのも、自分自身です。

やっていることをもう少し続けていれば得られる幸せもあるし、少し視点を変えれば得られる幸せもある。

ただ、それをいつ掴むことができる幸せなのかがわからないから、自分の理想通りにならないと感じる。理想を高くしてしまうのかもしれません。

そのため、大きな夢が将来的にあるのなら、その夢に到達することができそうな小さな一歩を今日達成しましょう。

本当に小さくてもいい。

やらないよりはいい。

何かを掴みたければ、やれるはず。

その繰り返しでなければ、人生で大きなものを掴むことはできない。

積み重ねた結果が人生なんだと思います。

そして、その小さな一歩が大きな幸福感につながるのです。自分がやりたいことをその日できれば、不満なんてないはず。

だって好きなことをして終えることができた1日なんだから。

それでいいのです。


無理に理想を高くする必要もない。

正しく言えば「今すぐ、高くする必要はない」

進んでいく中で高い目標や夢を持てばいい。そして、別に達成できなくてもいい。嘆かなくてもいい。進む道はたくさんある。

大切なのは、その日、やりたいことをやって終わるようにする。その毎日の積み重ね。未来を見すぎて絶望しないようにする。

そして、最期の瞬間も自分がやりたいことをやって終わりを迎える。

人生なんてそれでいいのです。

嫌なら、どこかで自分の人生の脚本を変えてください。

でも、そんな簡単ではない。できるのは量を増やすくらいです。ただ、1日にやれる量も決まっている。だから、少しずつの積み重ねなのです。

「その日」を満足に生きることができなければ、いつまでも満足することができない。だから「その日」を大切に生きる。

私が思っている人生とはそういうものだと考えています。


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書き終えての感想

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まずは、読了お疲れ様でした。
そして、最後まで読んでいただきありがとうございます。

どうでしょうか?
何か響くものはあったでしょうか?

もし、少しでも心の響くものがあれば、書いてよかったと思います。

ここでは「書き始め」の想いと「書き終えて」の想いについての私の気持ちを残して、この記事を終わりにしたいと思います。


「書き始め」の想い

最初にこの記事を書こうと思ったのは、26歳になるということが大きかったです。このタイミングで何かを残したい。四半世紀生きてきて、いろいろと感じる人生を振り返ってみたいと思いました。

また、5つ下に妹がいるのですが、大学生くらいの世代たちに少し上の人の世代はこのようなことを考えているよと教えたくなったことも関わってきています。

それによって、そこからの人生の刺激にして欲しいという希望も込めて書きたいと思ったのが、この記事の始まりです。


「書き終えて」の想い

まずは、こんなに長くなるとは思っていなかったです。途中で、25個の記事に分けてもいいかなとも思いましたが、「ひとつの作品」にしたいと思っていたので、このような形で仕上げることにしました。

書き上げることができてよかったです。

自分の中でもひとつステップが上がったような感じがしています。


最後に

人生にはいろんな出来事があると思います。

私自身も四半世紀しか生きていません。

そのため、まだまだ勉強不足です。

これからどんなことが待っているのかを楽しみにしながら、またいろんなことを知っていけたらと思っています。

特に「25歳」という年齢は人生において、ある意味一区切りついた年齢でもあると思います。それまでにいろんな経験をしてきて、自分の中で答えを出しながら、また再定義してみたりもする。

それがこれからの人生で生きてくる。

いろんなことが詰まっている年齢だと思います。それまでにいろんな経験をして、これから先の人生にプラスになるように行動してみてください。


#創作大賞2022

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