「乾けない世代」の生き方がこれからのニューノーマル|【モチベーション革命】
どーもー
わーさんです!
2021年は本紹介を重点にやっていきます!
過去にも、本に関する記事を投稿したところ良い反応を得ることができたので、もっとより多くの本の情報を発信したいと思い、2021年は意識して読んだ本の情報を伝えていきます。
2021年、最初に読んだ本はこちら↓
『モチベーション革命』
尾原和啓 (著)
著者説明
尾原 和啓(おばら かずひろ)
・1970年生まれ
・京都大学大学院工学研究科を修了後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入りNTTドコモの「iモード」立ち上げを支援。その後、リクルートに転じ、ネットベンチャーのケイ・ラボラトリー(現:KLab、取締役)、サイバード、オプト、Google、楽天の執行役員を経て現職。 楽天が11回目、 Fringe81(フリンジ81)が12回目の転職になる。
・親子三代、医者という家庭で育つ。
・インドネシア・バリ島で暮らす 引用:Wikipedia
その他の著書
・ザ・プラットフォーム
・ITビジネスの原理
・アフターデジタル
など
本書の概要
・世代による、価値観・生き方の違い
・「好き」の追求
・これからの個人の働き方
読んだ感想をTwitterに投稿しました!
このツイートから、私なりに要点を3点にまとめて書いていきます。
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■「乾けない世代」とは?
本書では「達成・快楽・意味合い・良好な人間関係・没頭」という人間の欲望を示した言葉が使われます。
団塊世代以前の方は「達成」と「快楽」を強く欲して生きてきました。
・豪邸に住んでやる
・高級車を乗り回すんだ
・キレイな人を捕まえて、結婚する
と思いながら、仕事に打ち込むのが幸福のカタチでした。
しかし、「乾けない世代」(主に1981-2010年以降の世代)の幸福のカタチは違います。
乾けない世代は、後ろの3つ。
「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」を大切にします。
・意味合い:やっている物事に意味を持たせることができ、それをしている自分が楽しくいられる状態
・良好な人間関係:人と何かをする時間を大切にするタイプの人
・没頭:職人気質な部分がある。何かをしている時に夢中になっていることを幸せに感じる人
この価値観の差によって、
可能性の芽を摘んでしまうことも考えられるのです。
年上の世代では当たり前だった価値観が、若い世代では通用しないのはこの側面があるからです。
その部分を理解が必要になります。
世代地層
・ミレニアル世代/Y世代(1981-1995)
・Z世代(1996-2009)
・α世代(2010年以降)
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■「偏愛」を突き詰める
偏愛を突き詰めるというのは、つまり「呼吸をするように、好きなことをやる」ことだと考えます。
それに対して「ありがとう」と言ってくれる人が生まれ、仕事になり、お金に変わっていきます。
それがこれからの社会を作っていくひとつの手段になっていきます。
SNSによって、個人が誰でも情報を発信することができる世の中です。サービスも個人で作れる時代です。
昔みたいに、別に好きでもない仕事を生きるためにやることがなくなる時代です。
仕事が嫌でもしないといけないスタイルを「ライスワーク」。生活をして行くために仕事をすることです。
しかし、これらの時代は自分がやりたいこと。自分が好きなことを仕事にすることができる「ライフワーク」の時代に変わっていくのです。
自分がやりたいことだけやって、生きていく。
それによって、「ありがとう」がもらえる時代になればステキではないですか?
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■これからの生き方
好きなことを突き詰めて、仕事にして生きていくことができる可能性は見えました。
しかし、それをチームや組織でやっていくのにはどうすればいいのか?
そのひとつとしては「同じ考えを持っている仲間を見つける」ことです。
これがこれからの時代の鍵になる生き方です。
今までの時代は、考え方や価値観が合わない人同士が、仕事のために共に作業をしてきた時代だと思います。
今の時代は、より自由に仕事をすることができます。
誰かが主として「こんなことをやりたい」と発信をすることによって、それに共感する人を集めることができます。
それに対する批判の声もあると思いますが、
共感する人を見つけることが大切なのです。
批判をする人は、時代を正確に捉え切れていない可能性もあります。
「こんなことをやりたい」の裏側には偏愛が隠れています。
ふと思ったことでも、すぐにカタチにすることが可能な時代だからこそ、若い世代は「良好な人間関係・意味合い・没頭」を大切にしているのだと感じました。
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■まとめ
個人的には、おすすめの本です。
2020年の去年も読んだのですが、どんなことが書いてあったのか忘れてしまって、また読み返したいと思ったら、Kindle Unlimitedで読むことができたので、改めて読み返してみました。
私は1995年生まれの25歳で、
2021年に26歳になる年です。
そのため、本書の冒頭で書かれていた「乾けない世代」という言葉が大きく響きました。
・大きな家はいらない。住めればいい
・車はもうステータスではない
・やっていても楽しくないことはやめる
私を含めた、同年代の方なら思ったことがある気持ちではないでしょうか?
その部分が私個人的には響いて、
スラスラと読むことができました。
総評を「B」にしたのは、年上世代の理解があるかどうかがわからないからです。
若い世代だけに限定すると「A」は確実にありますので、30歳より若い人にはぜひ読んでもらいたいです。
若い人の気持ちを理解したいと思っている、親世代に方にも、進んで読んでもらいたいです。
それによって、世代間の溝がなくなってくれればいいなと願っています。
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