今から”冒険しよう!”|【20歳のときに知っておきたかったこと】
どーも!
わーさんです!
日曜日ですので、「2022年に読んだ本の紹介」をしていきます。
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『新版 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』
ティナ・ シーリグ
著者
ティナ・ シーリグ(Tina Seelig)
・スタンフォード大学医学大学院で神経科学の博士号を取得。
・現在、スタンフォード・テクノロジー・ベンチャーズ・プログラム(STVP)とハッソ・プラットナー・デザイン研究所(通称d.school)のファカルティ・ディレクターを務め、創造性、アントレプレナーシップとイノベーションの講座を担当。またスタンフォード大学工学部教授でもある。
引用元:Amazon
本書の概要
・やる気の付け方を知ることができる。
・行動することによって、新しい自分を知ることができる。
今回は、私が読んで大切だと思って部分を3点紹介したいと思います。
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■自分の殻を破ろう
本書では、大学の授業で14チームに「2時間あげるから手元の五ドルを増やす方法を考えてください」という演習の話が書かれています。
五ドル入っている封筒を開けたらスタート。それまではどうやって増やすか考えていいルールです。いろいろ想像することができると思います。
・宝くじを買う
・モノを買って、それを高く売りつける
などと言ったことが浮かぶのではないでしょうか?
最終的に一番高い利益を出したチームは「手元の五ドルには、手をつけなかった」のです。つまり、五ドルを使って、何かしようと思う気持ちが視野を狭めてしまう。
それだと、自分達たちが持っている力や可能性を十分に発揮することが出来ないと気がついたのです。
ちなみに、優勝したチームがしたことは、レストランの混雑する時間帯に予約を事前に入れて、それを「レストランを利用したい人にその権利を売る」ということをしたのです。
待ち時間が長いことを嫌う人に対しては、とても効果がある方法だと感じました。
つまり、チャンスはいくらでもあり、身の回りをじっくり観察すれば、対価となって返ってくることは限りなくあるということです。
そして、人が抱えている問題に対してアプローチすることも大切だと感じました。人は自分の悩みを解決してくれるものにお金を払います。この一連の流れを知ることができると、どのような問題に対してもアプローチすることが出来ます。
そのため、どんな人でも「起業家精神」を持つことによって、いろんなことを考える力をつけることができ、どうすれば問題解決に取り組むことができるのかを考えることができるのだと私は読んでそう感じました。
■失敗は財産になる
「リスクを取ろうとする意欲と、失敗に対する反応は、国によって違います。」p.82(Kindle版)
本書でもあるように、特に日本人の思考においては、リスクに対する意欲も失敗に対する反応も”前向きではない”。
どこかアレルギーのような感じで捉えてしまっていることが多いと感じています。それは、その環境の中で「失敗=恥」のような心の形成がされてしまったことが問題だと思っています。
そのため、「失敗しない道を選ぼう」という思考が形成されていき、無理な冒険や挑戦をしなくなることが考えられます。そのことによって、大人になった時に大きな失敗に直面してしまうと、耐えきれなくなり、自己が崩壊してしまうことにつながってしまうのです。
私自身も「失敗することが恥だ」という環境の中で育ったと感じているため、周囲の目を気にしている部分が確かにあったと思います。
ただ、その感覚は間違いだったと本書を通じて、再確認することが出来ました。第一、周囲の人は私のことに関してはどうでもいいのです。
自分自身のことしか見ていない。別にその人がどうなろうが関係ない。
だから、周囲のことなんか気にせずに、自分がそう思ったことをやればいい。失敗だと思ったら、笑って「いい経験」と思って、また次のことをすればいい。
「失敗」という財産を誰よりも多く手に入れることができているのですから、やらない理由がない。
人生において、満足感を感じられないのは、それだけ挑戦をしていないからです。これは間違いない。満足感がある人は、多くの挑戦をしている。
もちろん失敗もある。でも、それでいい。だって、経験の有無が一番大きな差になるからとわかっているから挑戦するのです。
経験しないと何もわからない。
頭の中だけではわからない。
気になることがあれば、自分から動くことが大事。
恥なんて思う心を捨てて、子どもが遊んでいるようにやることが大事だと思いました。
■幸運は自分で呼び込むもの
幸運とは、小さな選択やささいな行動の積み重ねで、毎日少しずつ向上した結果、長期的に成功する確率が上がったことをいうのだ。p.132(Kindle版)
例えば、試験やスポーツ大会などの結果は、日頃の積み重ねによって成功する確率を上げるものだと考えられます。
そのため、良い準備をすることが大切になってきます。
私が読んで、誰でも簡単に幸運を引き寄せれる方法だと思ったのは「笑顔」です。
毎日笑顔でいる。明るくしていれば印象がよくなる。声をかけてもらえるし、自分から声をかけても、快く受け入れてくれる。
暗い人に対しては、いい印象を持つことはできないです。それだけ、損をしてしまっているのです。今からでも遅くないですので、鏡を使って練習しましょう。いろんな人に自分の笑顔を確認してもらってもいいです。
恥ずかしさはもう捨てましょう。自分のためです。
続けていれば恥ずかしさはなくなり、その時に幸運を掴むことができる機会を迎えるかもしれない。それは、日々の積み重ねでしかないのです。
いろんな人と笑顔で会話をしていれば、普段気がつかなかったことに気がつく瞬間が訪れることもあるでしょう。
それは気持ちが寛大になったことも大きな要因だと思います。
それだけ、笑顔には大きな力がある。そして、「ありがとう」もたくさん言いましょう。感謝を伝えることに大きいも小さいもないです。
まずは、その気持ちを伝えることが大切だからです。
自分が変化をして、幸運を掴みましょう。
まとめ
今回は『20歳のときに知っておきたかったこと』を紹介しました。
チャンスというのは、どこにでもあって、あとはそれを自分自身でどのようにしたいかの”意識だけ”だと読んで思いました。
何か新しい行動をしたいときに、そのことをしっかりと成し遂げることができるのか、先の未来が不安になってしまうことによって、いろいろと言い訳をつけて、結果的にやらなくなってしまうことがあるのではないでしょうか?
私自身はそのような人間でした。
いろいろと興味を持つことが多いですが、結果的に「できない」と勝手に決めつけてやめてしまうことも数多くありました。
それはある意味で、恥をかきたくない。失敗したくないと言っているようなものでした。恥をかいてもいいし、失敗してもいい。
何でも、行動しないことよりはマシなのです。行動しないことが1番の問題なのです。そのため、まずは行動することを大切にする。
スモールステップでいい。むしろ、スモールステップじゃなければ、やめてしまうかもしれないから、歩いているかわからないくらいでいい。
毎日の積み重ねによって、あなたの未来も変化してくると、私は本書を読んでそう感じました。
何歳から始めても、遅いことなんてない。
あなたが興味を持った瞬間から、そのことに打ち込むことができる時間を確保して、たくさん冒険してください。
本書はそのサポートをしてくれる一冊だと思います。ぜひ、手にとって読んで欲しいです。
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