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【618】人を喜ばせないと夢はかなわないゾ
『夢をかなえるゾウ』を久しぶりに読みました。kindle unlimitedに登録したらオススメに出てきたので、懐かしくて。
ドラマ化もされてご存知の方も多いと思いますが、ご存知ない方向けに、念のため。
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『夢をかなえるゾウ』は「自己啓発系小説」とでもいうのかな?だれにでも読みやすい自己啓発書です。「夢をかなえるゾウ」こと神様ガネーシャが、さえない主人公を育てていくお話。ドラえもんみたい。見た目もドラえもんみたいなガネーシャが主人公に、道具の代わりに「課題」を与えます。主人公は課題をこなしていくことで成長していきます。その課題が、読者にとっても課題になっていて、実行してみようねという形式です。
数年前に読んで、書かれている「課題」はすっかり忘れてしまっていました。読み直してみて、無意識にできるようになっていた課題と全くできていない課題が明確に分かれ、再確認するのが楽しかったです。
なかでも、ほとんど意識できていなかったのが、「人を喜ばせよう」という系の課題です。
詳しくはご自身で読んでいただきたいのですが、「成功したいと思ったら、人を喜ばせようね」という考えから、「人を笑わせよう」などといった細分化された課題がいくつか出されています。ことごとく意識できていなかったなぁと思い知らされました。
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先日、友人のカメラマンに仕事をお願いしました。僕が勤める会社で、ホームページの写真を更新するために、会社や従業員を撮影してもらいました。
撮影した写真は、納品する前に「レタッチ」という編集がされるそうです。撮った写真をそのまま渡すのではなく、その写真の使い方に合わせて、色味などを加工するのが、レタッチなのだそうです。
この友人のレタッチの速度と量たるや!
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以前も一度、別のプロのカメラマンにお願いしたことがありました。その時は、レタッチ写真10枚。納期は1週間。それ以上の枚数や、お急ぎ加工は、追加費用ということでした。
それが普通でもあるそうです。まあ、カメラマンがどこで報酬をとるかといえば、撮影と写真加工なのでしょうから、なんとなく理解できます。当時も不満はありませんでした。
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一方で、今回の友人。
撮影の次の日の夜、レタッチ済み写真の納品、50枚以上!撮影自体が3時間くらいで、撮影した総数900枚!そのなかから、写真を選別して、レタッチして、納品が約24時間後って!
「友達特典です」ということでした。
ボク自身も「友達特典」を期待していた面は否定できません。でも、それにしても、やりすぎだろう…。
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昨日書いた「凡事徹底」にも通じますが、
「受けた仕事は真剣に」「仕事は早く」「友達を大切に」
ほかにも「お客さんの期待に応える」というか「お客さんの期待以上の仕事をする」
全部「人を喜ばせる」仕事ぶりに思えました。
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『夢をかなえるゾウ』を再読して、自分は「人を喜ばせる」という意識ができていなかったことに気づきました。
一方で、友人は、『夢をかなえるゾウ』を読んだかは知りませんし、「人を喜ばせる」ということを、ことさらに意識していたとも思えません。つまり、友人は、「人を喜ばせる」という【凡事を無意識に徹底】できていることになります。
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『夢をかなえるゾウ』という本に書かれているということは、人を喜ばせようという意識は、「夢をかなえるために」大切なことなのでしょう。というか、どんな自己啓発書にもビジネス書にも書かれているのだから、やっぱり大切なのでしょう。まじ、凡事。
なのに、人を喜ばせようという意識が無いのであれば、夢はかなわんゾウ。
■■今日の教訓(ポイント)■■
人を喜ばせよう。
出会った人全員を喜ばせよう。
出会った人全員を笑わせよう。
人の成功をサポートしよう。
■■以上■■
★参考図書
『夢をかなえるゾウ』
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