見出し画像

オンラインミートアップ開催レポート

こんにちは!VideoWorks事務局の安良岡です。

VideoWorksでは、これまでクリエイターインタビューやクリエイター面談、案件相談など、さまざまな場でクリエイターのみなさんとコミュニケーションを取ってきました。
その際、多くの声が挙がっていたのが「クリエイター同士の横の繋がりが欲しい」ということでした。

そこで、今後クリエイター同士が出会い、情報交換やスキルアップしていけるようなイベントを開催していくため、その第一歩としてオンラインミートアップを限定開催させていただきました!

1. オンラインミートアップ『BYOL』

BYOLとは、Bring Your Own Lunchの各頭文字を取って名付けており、ランチの時間を活用したオンラインミートアップイベントです。
各回でテーマを設けて、クリエイター同士やVideoWorksスタッフも一緒になって横の繋がりを作り、交流するラフな会になります。

弊社では過去に、「BYOV(Bring Your Own Video)」という、参加者が映像作品をモニターに自由に映しながら語り合うオフラインイベントを開催しており、そのオンラインリメイクのようなイメージで企画を開始。

オンラインでのクリエイターイベントは初めてということもあり、本noteのインタビュー記事に登場していただいた方々をはじめ、VideoWorksで活躍中のクリエイターのみなさんにご参加いただき、第1回として開催いたしました!

2. 参加クリエイターのみなさん

児玉さん  ディレクター/イラストレーター
横山さん  ディレクター/CG・アニメーター
池野本さん CG・アニメーター/エディター
戸田さん  ディレクター/CG・アニメーター
久保さん  CG・アニメーター/イラストレーター
爲田さん  エディター/デザイナー
佐藤さん  ディレクター/エディター

上記クリエイターのみなさんに加え、弊社からはコーディネーターの矢部・梶谷・本間と私 安良岡が参加。

制作会社から独立してフリーランスになった方や、元々は動画制作とは関係のない企業に務めていた方など経歴の違いはもちろん、
動画制作だけでなくWEB制作やイベントプロデュースなど、多岐に渡って活躍されているクリエイターのみなさんに集まっていただきました!

3. こんなクリエイターイベントに参加したい

第1回のミートアップテーマは「こんなクリエイターイベントに参加したい」。

今後のクリエイターイベントをクリエイターのみなさんと一緒に盛り上げていきたいと考えており、「VideoWorksでこんなイベントや企画をしてほしい」「一緒に企画したい」など、気軽なディスカッションから始められればと思い、設定させていただきました。

今回は、参加いただいたクリエイターのみなさんから集まったイベント案のいくつかをみなさんにもご紹介します!

受け身で終わらないオンライン講座

横山さん:
情報収集自体は、自分が一方的に情報を得るオンライン講座のようなものには積極的に参加しています。
自分は「映像クリエイター」というよりも「ビジネスマン」寄りなところもあり、仕事面でも堅い業種の方から依頼されることも多いのですが、そういった仕事に繋がるかどうかは別として、もっと違う分野の情報収集をしていきたいと思っています。

例えば、エンタメ系の映像制作、CG・アニメ制作について、もう一段階クオリティを上げていけるものに興味があります。
直近だとBlenderUnreal Engineのような情報を一方的に聞くだけではなく、フランクに聞ける場が欲しいと思っています。
そして、話題の技術ほど若い世代のユーザーも多いため、年齢や世代による空気感などが気にならないような場であるとうれしいです。

ちょっとした小技をシェアし合う座談会

児玉さん:
AdobeのIllustratorを長年使っているからこそ、新しくリリースされた機能を把握しきれていなかったり、エバンジェリストの情報を追っていても知らない機能はどうしても出てきてしまうというちょっとした悩みがありました。

そこで、数名の仲間とのグループチャットを作って、お互いにちょっとした小技をシェアし合うということをやっているのですが、そこに集まってくるナレッジは限られてくるので、もしそれを大人数でできたら面白いかなと思っています。
シェアする情報も凄い技でなくてよくて、「自分だけが知らなかったのかもしれないけど…」というところに誰かにとっての凄い技・知りたかった技が眠っていると思っています。
「大発表」という感じではなく、もっと気楽に話せる座談会のような場があるといいなと思っています。

一般のお客さんを交えたイベント

戸田さん:
私は、「クリエイター」というのは必然的に繋がっていくものと思っているので、どちらかというとお客さんのような第三者を交えたイベントを作りたいなと思っています。
クリエイターは直接お客さんの顔が見えにくい仕事をしていると思うので、クリエイターが一般のお客さんに向けて発信したり、直接交流することができるようなイベントをやっていきたいです。
そういう場があると、クリエイター自身のモチベーションにもよいと思うんです。

リアルイベント(オフラインイベント)

池野本さん:
編集メインのクリエイターと撮影メインの方やナレーターなど、双方に利があるようなマッチングできるテーマでのイベントがあるとよいなと思っています。
また、昔のイベントであったCrevo Nightのようなイベントが開催されるのであれば参加したいです。オンラインだけではなかなかその後に繋がりづらいので、実際にお会いしてみたりとか、リアルのイベントであればクリエイターの中でもボランティア的に有志で参加したいという人もいるかもしれないと思いました。


4. メインテーマ以外にこんな話も

さらに、今回はメインテーマでのミートアップ後に、お時間に余裕のある方だけでの「アフタートーク(何でも質問会)」も実施しました!
その模様も一部ご紹介します!

Q. 今後のテーマ案の中で、「子育て×働き方」の回をしたいというお話もありましたが、VideoWorks登録クリエイターの中では育児中の方も多かったりするんですか?

ー VideoWorksスタッフより:
女性の方では、独立されたキッカケが結婚・出産という方も多いですし、男性の例でも、「育休中で撮影には行けないけど、アニメーションだけであれば受けれます」という方もいらっしゃいます!

「普段、仕事依頼への応募をしていてもどういうクリエイターの方がいるのかあまりわからず、どういう環境・境遇の方がいるのか気になりました」という声もいただきました。

Q. 「フリーランス40代定年説」というものがまことしやかに囁かれているのをご存知ですか?ざっくり、仕事を依頼する側が年下になってきて、年上の人に依頼しにくくなってくるから仕事が減ってきてしまう(簡単な仕事を投げづらかったり、修正指示が出しづらかったり…)という話を聞くんですが、実際その辺の変化はみなさん感じますか?

ー クリエイター自身の体験談より:
人口構造を考えた時に、上の世代の人たちがずっと権力やお金を持っているという状況で、その人たちが引き続き働き続ける「人生100年時代」という社会になっているように思います。定年説云々というよりも、働く世代がそのまま上がっていて権力もお金も落ちないまま進む部分もある(次世代に引き継がれない)と思うと、定年説というほどのことは起きないのではないかと思っています。
(本説に限らず、)「将来こうなるんじゃないか」などと本で語られているようなことほど、意外とそうなっていない、そうはならないものが多いと個人的には思っています。

それぞれの環境や経験でも意見が異なってくるような言説が上がり、こういったテーマで意見を交わすような回があってもおもしろいかもしれませんね!

5. イベントを終えて

イベント後には参加者のみなさんへアンケートを実施させていただき、
下記のようなご意見をいただきました!

今回のようにCrevoさんが間に入ってくれて、他のクリエイターの方の話を聞ける場でしたら、何でも良いと思っています(テーマの重要性というよりは、頑張っている人の感化を受けるという要素の方がはるかに大きい)。そうした会が、ある程度頻繁に自由に参加できるようであれば、自然にクリエイター同士のつながりも深まるのではないかと個人的には思っています(誤解を恐れずに言えば「質」より「量」だと感じております)

節税とかの賢い方法もみんな知りたいのではと思います。知り合いの会計士さんでよければお繋ぎもできます。それから、裏話。あそこの制作会社は何系のクリエイター探してて、営業かけると絶対仕事とれるよ!みたいな、そういう噂話も楽しそうです。

法人化した人に法人化した理由やタイミングなども聞いてみたいです。

スタッフの方との交流も、普段聞けないお話が聞けてとても新鮮でした!

などなど、たくさんのご意見・フィードバックをいただき、今後の開催へ向けてしっかり活かしていきたいと思います!

参加いただいたクリエイターのみなさん、貴重なお時間をありがとうございました!

6. 最後に

第1回は「今後の開催ヘ向けて」という位置付けも大きく、一部のクリエイターさんにお声かけする形でスタートしましたが、
これからは定員を設けながらも広く参加者を募集していければと考えています。
気になるテーマによる開催がありましたら、ぜひお気軽にご参加ください!

本noteをご覧のみなさんも、開催してほしいテーマや参加したいテーマがありましたら、ぜひ下記フォームでご意見いただけたらうれしいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?