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「怒り」の手放し方

最近、めっきり怒らなくなった。
以前は、自己嫌悪になるほど、見切り発車で怒りまくっていたのに。
今の彼氏が怒るようなところもない素晴らしい人であるのは間違いない。
でも、自分自身心がけていることがある。

それは、『天秤にかけること』『待つこと』だ。

例えば、相手にムカッとした時、1回立ち止まって考える。
『もし相手を失うとしても、怒って後悔しないかどうか。』
後悔する場合は、できるだけ相手を傷つけないように伝え方を考える。(アイメッセージで伝えるなど)
すると、この世の大概のことは、怒る必要のないことだと気付く。
今まで"つまらんこと"で怒っていたなあと、恥ずかしさすら覚える。

相手を失うとしても、怒っていい場合もあると思う。
私が怒るのは、『このままじゃ一緒に居れないなと思う時』。
そんな時は、キツい言葉を使ってでも、『許さない』ということを態度で伝える。

ただ、怒り方にも気をつける。
自分が傷ついたからといって相手を傷つけていい理由にはならないし、相手に変わって貰いたいから怒るので。
感情のまま怒鳴り散らすのは最も無益だと気づいた。
今は、怒る前に「黙る」ようにしている。
ミセンという韓国ドラマでこんなセリフがあった。
「戦いは待つことから始まる。冷静さこそ最強の一手。」
黙って、何と伝えればいいかじっと考える。
相手に自分の思いが最大限伝わるような言葉を選ぶ。
そして、満を持して怒る。


これまで、誰かのことを心底大切に思う、という経験がなかった。
自分のちっぽけなプライドが大事で、そんなものを守るためにキャンキャン怒っていた。
でも、今の彼に会って初めて「絶対に失いたくない大切な人」だと思えた。
相手のことを心から大切に思うと、よっぽどのことじゃ怒らなくて良いのだと感じる。
だから、まずは「人のことを大事に思おう」と試みている。
誰しもが大切にされるべきで、踏みにじってはいけない。
そうすると、学校でも、怒る基準が明確になってきたし、「あなた達のために怒るのだ」という思いをのせられるようになった。


「怒り」は、自分の沽券を守るためではなく、自分や自分の大切な人を守るための切り札として取っておこう。

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