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【登壇者紹介】EMARF CONNECTローンチ記念イベント「次世代の設計者を読む」

6/10(金)より、100名限定で第1期生の募集を開始したEMARFの新サービス「EMARF CONNECT」。ローンチを記念し、6月17日(金)に記念トークイベントを開催します。

本イベントは「次世代の設計者を読む」をテーマに、これまでのEMARFとこれからのEMARFを考え、対話する3部(+オープニングトークby秋吉浩気)から構成されています。

イベント登壇ゲストは、これまでEMARFを使ってくださった方々、そしてVUILDのEMARFチームと一緒にプロジェクトを共創させていただいた方々です。

本記事では登壇者の方々と、そしてこれまでにご一緒したEMARFプロジェクトをご紹介します。

💡EMARF CONNECTとは?💡
「EMARF CONNECT」とは、月額980円(学生月額500円)でデジタルテクノロジーを用いたデザイン思考・手法を学び、実践できるサブスクリプション型オンラインプラットフォームサービスです。

本プラットフォームは、すべての設計者が学びと実践を繰り返し、仕事の幅を広げ、職能をアップデートしていく支援を目的とし、これまであまり公開されてこなかったコンピュテーショナルデザインやデジタルファブリケーション領域のノウハウを公開。

デジタルデザインを用いた設計・ものづくりに意欲的な設計者に向けて、様々なコンテンツを通して知識・経験豊富なVUILDメンバーや専門家と直接繋がり、気軽に相談、情報を得られる機会を提供します。
主に4つのコンテンツに加え、入会者全員が、いつでも①EMARFのシステム利用料10%引き、②EMARFワークショップ参加費用20%引きの特別特典を受けられます。6月10日(金、100名限定で第1期生の募集を開始しました。
▶︎プレスリリース
▶︎サービスページ

Session1「ひらかれるデザイン」

Session1は、株式会社竹中工務店に勤務する正田智樹さん、株式会社グランドレベルの大西正紀さん、そして法人向けEMARF「EMARF for Business」を担当するVUILDの黒部駿人さんをお迎えします。

これまで竹中工務店とは、EMARFを使った研究開発プロジェクトを何度か行ってきましたが、正田智樹さんはその第2段となった「拡張生態系ポット」製作でご一緒しました。

グランドレベルの大西正紀さんは、EMARFでベンチを製作する「エマーフジャパンベンチプロジェクト」で協業し、また、EMARF初の展覧会として開催した「EMARFでつくる新しい生業 -自分を解放するものづくり-」にもご参加いただきました。

EMARFでのものづくりを盛り上げてきてくださったお二人と密にコミュニケーションを取りながら、プロジェクトを成功に導いたVUILDの黒部駿人をモデレーターに、「ひらかれるデザイン」をテーマにお話しします。

拡張生態系という考えた方に基づきオフィス環境を改善できないかという考えから製作された「拡張生態系ポット」
「エマーフジャパンベンチプロジェクト」で制作したベンチ

正田智樹
竹中工務店
1990年千葉県生まれ。転勤族の父とともに、フランス、インドネシア、中国、ベルギーを高校卒業まで転々と移り住む。2016~17年イタリアミラノ工科大学留学。現地ではSlow Foodに登録されるイタリアの伝統的な食品を建築の視点から調査。2017年東京工業大学建築学専攻塚本由晴研究室にて修士課程修了。2017~18年Slow Food Nippon 調査員として、日本の伝統的食品生産を調査。2018年~竹中工務店東京本店設計部在籍。

大西正紀
リサーチャー・ディレクター|株式会社グランドレベル
1977年、大阪府生まれ。日本大学大学院理工学研究科建築学専攻修士課程前期修了。2003〜2004年、設計事務所 Ushida Findlay Architects UKに勤務。帰国後、田中元子と共に、クリエイティブ・ユニットmosakiを共同設立。編集者・建築家・クリエイティブディレクターとして、主にメディアづくりなどを行ってきた。2016年、「1階づくりはまちづくり」をモットーとする株式会社グランドレベルの創業に参画。

黒部駿人
VUILD株式会社 アーキテクト|フォトグラファー
1993年埼玉県生まれ。2015年芝浦工業大学工学部建築学科を卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻へ進学。1年間の留学期間中にDGT ARCHITECTS(現ATTA フランス・パリ)でのインターンとTakuji SHIMMRA photography (フランス・パリ)でのアシスタントを行う。2018年よりVUILD株式会社に入社し、まれびとの家や屋台、スツールなどの設計と各プロジェクトの竣工写真の撮影を行う。

Session2「職能をアップデートする」

Session2は、オーダー家具工房・KOKKOKの田中良典さん、LIFULLを退職した後VUILDにジョインした沼田汐里さん、そしてVUILD COOの井上達哉さんをお迎えします。

田中良典さんは、VUILDの創業当初からVUILDのものづくりに関わってくださり、2016年にはオーダー家具工房・KOKKOKを設立、現在EMARFの加工拠点としてもご協力いただいています。

EMARF CONNECTの主要立ち上げメンバーとしてVUILDにジョインした沼田汐里さん、そしてVUILD COOの井上達哉さんをモデレーターに、「職能をアップデートする」をテーマにお話しします。

2018年の「SLUSH TOKYO」でVUILDが発表したベンチ制作の様子

田中良典
1990年生まれ。大学卒業後、飛騨の木工訓練校をへて株式会社ようびに入社。主に国産ヒノキを使用した家具製作に従事。2016年より独立してfurniture studio KOKKOKを設立。 東京都大田区を拠点にオーダーメイドでの家具や什器を製作する。設計提案から製作まで行うことや、デザイナーと話し合いながら最適な作り方を探ることを得意としている。 2019年には都市部での地産地消をテーマにした藍染家具ブランドAo.を共同主宰で立ち上げる。2021年に法人化し株式会社KOKKOK設立。伝統的な木工技術と先進的なデジタル加工技術をどちらも使用し、常に最良の作り方を模索している。

沼田汐里
VUILD株式会社 EMARFコンテンツプランナー
1994年石川県生まれ。2018年千葉大学大学院卒業。2019年からフリーランスとして、コワーキングスペース運営や、シェア工房のワークショップ・イベント企画などを中心に、ハードとソフトをつなぐ場づくりに携わる。「つくるをひらく」をテーマに、断熱タイニーハウスプロジェクトや、下田3丁目空き家再生プロジェクトなど、施工参加型プロジェクトの活動も行ってきた。2022年4月よりVUILD株式会社メンバーとして正式ジョイン。現在はEMARFチームに在籍している。

井上達哉
VUILD株式会社 COO
1984年広島県生まれ。在学中にインドネシアに渡り、熱帯雨林再生のための植樹研究に従事。2009年に岡山県西粟倉村へ移住し、㈱西粟倉・森の学校の立上げに参画。同社代表を経て、次世代型アーキテクト集団のVUILD㈱のCOOに就任。職住一体の田舎暮らしリモートワークを続けてながら、ライフワークとしてマイクロ6次産業化の推進、モクタンカンや山主を面白がる会、ちょうどいい材木ラジオ等、小さな林業や暮らしを繋ぐ横断したプロジェクトを行っている。

Session3「デジタル加工と新たな表現」

Session3は、メディアアーティストの市原えつこさん、Studio POETIC CURIOSITYを主宰する青沼優介さん、そして建築家として活躍しながら、2020よりVUILDにジョインした長岡勉さんをお迎えします。

市原えつこさんは、先日開催された「道後オンセナート2022」で神縁ポータルを発表、木部制作にEMARFを使ってくださいました。

青沼優介さんは以前よりEMARFを使ってくださっており、先日開催したカラーMDFのリリース記念展示会「EMARF COLOR THINGS」でもカラーMDF作品「影を注ぐ」を発表してくださいました。

モデレーターには、VUILDのEMARF / Nestingの開発に携わる傍ら、自らの事務所を持ちアーティスト活動も行う長岡勉さんを迎え、「デジタル加工と新たな表現」をテーマにお話しします。

市原えつこさんによる「神縁ポータル」
Studio POETIC CURIOSITYによるカラーMDF作品「影を注ぐ」

市原えつこ
メディアアーティスト|妄想インベンター
早稲田大学文化構想学部表象メディア論系卒業。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。家庭用ロボットに死者の痕跡を宿らせ49日間共生できる作品《デジタルシャーマン・プロジェクト》で、第20回文化庁メディア芸術祭優秀賞、2018年に世界的なメディアアート賞アルス・エレクトロニカ賞で栄誉賞を受賞。2025大阪・関西万博 「日本館基本構想事業」クリエイター。「道後オンセナート2022」での常設作品《神縁ポータル》の制作にEMARFを利用。 https://etsuko-ichihara.com/

青沼優介
Studio POETIC CURIOSITY
東京藝術大学美術学部デザイン専攻を修了。同大学教育研究助手を経てデザインスタジオStudio POETIC CURIOSITYを2019年に設立。「詩的好奇心」をテーマにジャンルを問わずデザイン活動を行う。また、たんぽぽの綿毛を使ったインスタレーション「息を立てる/都市を植える」で2018年東京ミッドタウンアートアワードのグランプリを受賞。アーティスト活動も精力的に行っている。武蔵野美術大学非常勤講師、横浜美術大学常勤助手。

長岡勉
株式会社POINT|VUILD株式会社 シニアアーキテクト
1970年東京生まれ。慶応大学SFC政策メディア研究科修了。山下設計で活動後、POINTを設立建築・インテリアの設計業務の他に、クリエイターのためのシェアオフィス<co-lab>の設立に参加する等の活動を行う。2020年4月からVUILDのメンバーとしても活動。現在、慶應義塾大学・武蔵野美術大学非常勤講師。

3つのトークテーマに多彩なゲストをお迎えし開催する本イベントは、6/17(金)19:00より(@VUILD川崎ラボ / 配信あり)開催です。
▶︎イベント詳細・お申し込み方法はこちらからご覧ください。