見出し画像

ウェルビーイングなチームの作り方 #shiawase2023

 Shiawaseシンポジウム2023に向けて実幸委員会が動き出します。この活動を通じてこれから学んでいきたいと思っています。
 当グラフィックレコーディング、ビジュアルファシリテーションの実践者としての知見を惜しみなく出していきますし、実際の運営から学びたいと思っています。得られた知見についてはnoteで発信できたら良いと考えています。
 加筆しました。(2022/06/26)

shiawaseシンポジウム

 過去5回の開催により着実に参加者の層を拡げ、2021年はオンラインで参加者5千⼈を超えた 「shiawaseシンポジウム」(主催:慶応義塾⼤学⼤学院システムデザイン・マネジメント研究科 ウェル ビーイングリサーチラボ / 武蔵野⼤学 しあわせ研究所、実幸委員会 共同実幸委員⻑ 前野隆司・⻄本照 真)。2022年は、3⽉19⽇(⼟)、20⽇(⽇)、21⽇(祝・⽉)に、「みんなでしあわせをシェアしよう」をテ ーマに開催いたします。2022年は開催期間を3⽇に拡⼤し、幸せにまつわる各界の第⼀⼈者が登壇する基 調講演、⼀般参加による学会、ワークショップで構成される、さらに充実したプログラムを企画しています。

開催概要より

 ちなみに、#shiawase2022では、①チラシ、②YouTubeライブ配信のテロップ、③初心者向けワークショップのデザインとファシリテーター、④実幸委員会の議事録作成(たまにグラレコ)、⑤テクニカルコンサルタント(特にライブ配信等)などを担当しました。

ウェルビーイングなチームとは

ウェルビーイングなチームの作り方

 #shiawase2022の実幸委員会はどうだったのか。これはすでに記事(幸せだけを願うとチームはどうなるのか)にしています。
 ポイントをまとめると以下の通りです。

  • 完全無料で運営される(会場等は協賛である武蔵野大学の好意で利用させていただいている)

  • ウェルビーイングにあふれた自律分散型チーム

  • タックマンモデルの沿った成長があった

  • イベント終了時の情動のリアリティをとにかく上げていった

  • 幸せの4つの因子が他者貢献を促した

2023はどうなるのか

 実幸委員会のメンバーが増えると言われています。また、会期も2021までは1日だったのが、2022で2日。2023では会期が1週間とも言われています。
 これから導き出されるのは以下がポイントになると思っています。

  • チームの在り方を文化レベルで全員で共有する

  • コミュニケーションの円滑にするための創意工夫をし続ける

  • 個々のメンバが自分の持ち場を見つけ自分の強みを発揮する

モチベーション

 ウェルビーイングなボランティア組織は実現したいと思っています。なぜ報酬もない実幸委員会に参加するのか。それは新しい組織の在り方を探究するためです。
 数年前にはティール組織が話題になりました。資本主義の限界などとも言われています。現在は風の時代などとも言われています。副業解禁の動きもあり、リモートワークが当たり前になりました。
 そんな変化もあり、新しい仕事の仕方、関係性を体験したヒトも多いのではないでしょうか。これをチャンスとして新しい関係性を体験、作り上げたいと思っています。
 また、この活動を通じて、グラフィックレコーディング、ビジュアルファシリテーションなどの自分の得意を提供しますし、チームで活用して効率的にコミュニケーションしたいと思っています。

今回試したいいくつかのこと

要求の4つのタイプ

要求の4タイプ

 まず試したいのが岡田斗司夫氏が提唱する「要求の4つのタイプ」です。診断テスト(FREEex: 4-types Determination Test(Japanese))もあります。
 信憑性がありそうなんですね。①大学の授業で人気。②生徒を診断するとだいたい同じぐらいの人数で4タイプに分かれる。③実用性がある(少なくても書籍を読む限りはありそう)。

セルフコーチングをチームに適用する

コンフォートゾーンとストレッチゾーン
I×V=R

 今回改めて試したいのはセルフコーチングの手法をチームビルディングに応用することです。
 これまでも幸福学の前野教授から都度高い目標が設定されていました。そこに挑戦し達成すると幸福度が増す。これがその理由だそうです。
 当人の幸福度以外にもチームとしての結束にも役立っていたのではないかという仮説を持っています。

まとめ

 まとめます。

  • shiawaseシンポジウムは毎年3月の世界幸福デー近辺に開催される幸福をテーマにして開催される。ポイントは全て無料。

  • 前項の会は任意参加、もちろん補修はない「実幸委員会」により運営される。

  • shiawaseシンポジウム 2023(仮)は、実幸委員会のメンバーが増える、会期も1週間に延長される。そのため運営の難易度が上がる。

  • 新たな取組を提案し、新時代の組織で運営したい。

参考文献


楽描きが世に浸透するための研究のための原資として大切に使います。皆様からの応援をお待ち申し上げます。