チームのクリエイティビティを上げるのはカンタンだ
新事業企画、新サービス/商品企画。難しいと思っていませんか。様々な本で列挙されている手法の導入の前にしなければならないことがあると思っています。
人は集まるとクリエイティビティを下げてしまう
ヒトは単に集まっただけでは生産性は上がりません。1+1=2にはなりません。下手すると1+1=0.8みたいに下がります。
理由はカンタンです。コミュニケーションのコストは意外に高くつくものです。
チームに必要なのは多様性
チームの能力は4人がお互いの強みを出す。弱点を補うあうのが良い。
一体どういうことか。
クリエイティなチームは4人
音楽投稿雑誌を創刊した橘川幸夫氏は言う。何か世の中に影響を与える活動をする活動の最小単位は4人。バンドであると。(参考:「ビジネスはロック。だから「バンドやろうぜ!」(前編)」、「ビジネスはロック。だから「バンドやろうぜ!」(後編)」)
これはどういう意味か。
必要なのは多様性
岡田斗司夫氏は言う。ヒトを性格で分けるのはその識別と扱いが難しい。要求の違いの4種類に分けると良いと言う。(参考:「人生の法則 「欲求の4タイプ」で分かるあなたと他人」)
チームにコーチングの手法を適用する
チームのコンフォートゾーンを限りなく上げてしまう
「進みながら方法論を発明してこう( Invent on the way set the goal and Invent on the way )」を使います。
ルー・タイス氏や苫米地英人氏が提供する「TPIE」なるコーチングがあります。これは通常は一人に対して行います。これをチームに対して行えば良いと考えています。
現状の延長線上ではない突飛なゴール。これをチームのメンバ全員で共有しあう。これができれば他を圧倒することは間違いないです。
一度このコンフォートゾーンに皆が入ってしまえば、やることなすことはその高いレベルでの内容になってしまいます。また、それを行うのは潜在意識。そのため苦労もさほど感じずにできます。
ではこのレベルに引き上げるにはどうするのか。
メンバの内の内言としてグラレコを使う
グラフィックレコーディング(グラレコ)を使うことが有用だと考えます。
TPIEコーチングでは、「I × V = R」としてストレッチゾーンの臨場感(リアリティ)を上げていきます。ストレッチゾーンであれば当たり前のことを詳細に作り込む必要があります。
映画ではCGを使うことで見た目の臨場感は非常に高いものになっています。また、設定・考証などを詳細に行います。様々な観客がいたとしてもそれを上回る圧倒的な知識を持った専門家が緻密にその世界を作りあげます。これにより私たちは良い意味で騙されてしまうのです。
新規事業、新サービス、新商品を作る上でもこれは同じだと思います
まとめ
新事業企画、新サービス企画、新商品企画に関する手法や書籍は世にはたくさんある
方法としてあっても機能しないのでは意味はない
have toになっているとすぐにやらなくなってしまう
チームのコンフォートゾーンを極端に上げてしまう
メンバにとって当たり前のレベルを上げてしまうということ
これにより"Invent on the way set the goal and Invent on the way"が働く
コンフォートゾーンを上げるためにその世界を精緻に作り込む必要がある
またそれを覚えておく必要もある
グラレコを活用することで作り込みが容易になる