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「自分は自分、人は人」という考え方


フランスで、これこそが

「人は人、自分は自分」

という意味なのかなぁ。
と思ったことがよくありました。

それは、日常の些細な出来事でよく見られました。


例えば

パリのメトロはエスカレーターがありません。
重たい荷物をもって
階段を登ったりしてると
すぐさま若者が飛んできて
ささっと持ってくれるとか。

みんな親切だな......
ただ、「親切にする行為」ひとつをとっても


例えばこんなことも日本だったら
親切にしたい思いはあふれるぐらい
あったとしても
人の目を気にすることってあると思う。

断られたらどうしよう。
とか迷いが、結果迷ってるうちに
機会を逃したりとか.....


「自分はこうしたい」
というより無意識に
人の目を気にしてしまっているのかも。

自分もそうですが
周りの目を気にすることってあると思うんです。

だけど、
フランスでは、自分がしてあげたければする。
と、シンプルにそんな感じのことが
多い気がする。

自分の心に忠実。良くも悪くも

その反対、
やりたくもないのに、人の目を気にして
人に合わせることもやらない

これも、自分軸での考え

自分は自分

人がやってても
自分がしたくなければしない。
したければやる。それだけ。
ある意味、自分の心に素直な印象なのです。

******

私なりに解釈した結果、
この考え方はストレスをあまり感じずに
生活できる重要な考え方だと思う。


日本だったら御法度のその考えは
仕事に対しても、目にした。

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あるビュッフェのお店で食事したときのこと。

サービスの人が2,3人ぐらいの中
ひとりの女性が仕事やる気なし。

仕事がザツだし
ほぼやっていない。

だけど、そんなことはお構いなしに
その空気に流されることなく
我が道をいく 他のスタッフたち
まったく関係なく
楽しそうに仕事する人

仕事をする上で、
そんな人がいたら
やりにくいし
仕事していない人に対して
心の中ではこう思うんじゃないでしょうか........


「ちょっと!! ちゃんと仕事してよ!」
「なんで私ばっかり!」
「同じお給料なんて不公平!」
「私の仕事が増やさないでよ!」

ついつい、
自分はこうしてるんだから
あの人もやるべきだ。とか

これも、自分は自分という考えじゃなくて
相対的にみて「不公平だ」とかそんな
感じに思ってしまうことがあるかもしれません。

確かにチームで仕事していたら
乱す人は迷惑かもしれません。

だけど、
関心するところはあくまでも
「人は人」...... なんですよね......。

あなたはそのスタンスなのね。
でも私はやるわよ。

っていう感じ。

良くも悪くも
「自分は自分」なのです。

自分のスタンス、考え方

日本に置き換えると
人は人と言いながら
状況によっては
許せなかったり。

少なからず私も
思ってしまいます。
はい、心が狭いかもしれませんが。

だけど、これってよくよく
考えると押しつけがましい
のかな、と思う時もあります。

自分基準の考えになっている
と思うからです。

******

フランスってよく「個人主義」だから。
という風なイメージがあると思います。
だけど、それは決して「人に無関心」というわけじゃない。

ホームレスのおじさんにも耳を傾けてる
女性も見かけたりして。
娘が言うには、よく話を聞いてあげる光景を
目にするそう。

日本人だったら完全、断絶されてますものね。

個人主義というのは、先ほど言った通り
「自分は自分」ということだったんだな。

と私は解釈している。

考え方のヒントがたくさんある。

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※ 実際、仕事しないでわざと「クビ!」宣告を受けたい人もいるそうです。雇用側が「クビ」っていうのを待って、雇用保険的な補償狙いの人が多いのも事実とのこと。

ちなみにクビになりたくて、半年も仕事サボって適当にやり過ごしてる人が「まだクビにならない」と言っていたそう。笑


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