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フランス

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フランスのパリでのできごとや、おもしろいと思ったこと。
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2020年7月の記事一覧

ブルターニュ名物のクレープを食べて原宿クレープの思い出に浸る

フランス・ブルターニュにある サン・マロ(St.Malo) ここは、ガレットやシードル、 牡蠣で有名な海のまちだ。 何年か前、ここを訪れたとき クレープが名物だということで さっそくお店を選んで入った。 そこで店員さんのスタイルを見て 40年前の 忘れていた思い出が一気に蘇った。 絵に書いたような衣装を着たすてきなお兄さん が現れた 「こ、これはまるでコスプレ・・・笑」 それは、私は中学時代に毎週通った 原宿のクレープやさんのイメージ そのものだった 当時はなん

パリ市の消毒マシンとマクロンマスク

ロックダウンが解除されるやいなや パリの街中に姿を現したいい感じの消毒マシン! じゃーん! これが消毒マシンだ! 「こんなのが設置されよ〜!」 とロックダウンから解放された娘から連絡がきた。 そして 「マクロンさんからもマスクもらったよ~」 ということで、なんかおしゃれなマスクの写真が.... 機能性はまぁ、別として 国から提供されたデザインというより 雑貨屋さんで売ってそう感じだ。 付け方もちょっと違う。 日本のマスクの定番は耳に掛けるタイプだが フランスマスクは

フランスで黒い下着が好まれる理由

勝手な想像ですが、フランスの女性は白い下着よりも黒いセクシーな下着を身に着けてるイメージってありませんか? この理由を知るまでは単に好みの問題だと思っていました。 だけども 「こりゃ、確かに全部真っ黒にしたほうが無難だな」 と納得しました。 なぜかというと........ 白いものは洗濯するたびに グレーになってしまうからです。 グレーというときれいですが 要するに使い古したかのような色に変色 してしまうのです。 多少色が変色しても気にしないとか ひんぱんに新品を

「ボナペティ!」と気軽に言える世界を羨ましく思ったこと。

ボナペティ!以前パリの街中にいた時のこと、 「きゃぁぁっ!!」と声がしたので振り向くと 転びかけた女性を2人の男性がすぐさま手助けていた。 女性は、ズッコケただけで怪我もなさそうだった。 男性2人は笑顔で女性になにか話しかけている。 女性も、恥ずかしいやら自分がおかしいやらで ゼスチチャーで大丈夫!大丈夫! 男性たちは立ち去り際に女性に 手を振ってこう言った 「ボナペティ!」その時、女性が手にしていたのは食べかけの 「パン」だった。 食べてる最中に自分がコケたことが

「いざ!」という時の対応で感じる心意気(フランスの保証の話)

日本からフランスへ2週間の隔離措置なく入国できるようになったようですね! 来月、フランスは3週間のバカンスが始まるということで、現在パリ在住の娘の悪魔のささやき「遊びにきなよー!」に私の気持ちも揺れています。 行きたいけど、行けない......。      ***** さて、2ヶ月以上のロックダウンが終わり、パリも少しづつ日常を取り戻しているようです。 フランスのロックダウン中は、週に一度の買い出しも行動範囲に制限がありました。 ・半径1キロ以内 ・1時間以内

フランスの卵事情

フランスの卵って、鶏の飼育環境や鶏に食べさせる飼料によって4段階の表示が義務付けられているんです。 日本の場合、ほとんど飼料についてしか書かれていないことがほとんどですが、鶏の飼育環境も含めたものを4段階で表しています。 卵を買う時に、選ぶ基準になるので気にしている人にはありがたいシステムです。 鶏の飼育環境は4段階、飼料も公開!▼ いちばんいいBIO(ビオ)の卵。BIOとは日本で「オーガニック」というような位置づけでして、この卵のパッケージの中央部分にある「ABマーク

フランスのトイレ事情

勇気を出してドアを開けた先には、一瞬たちすくしてしまう現実が..... 海外の人から日本はトイレがきれいだとの声をよく耳にしますが、確かに日本のトイレはきれいだと思う。 だってフランスでは想像を上回るほど荒れてるんですもん。 便座はどこ?! 床がゴミだらけ 鍵がこわれてる こんな調子ですので、初めはトイレの度に恐怖でした。できるだけ外出時にはトイレは我慢。だけど緊急事態のときはそうも言ってられない。 だから心の準備をしていざトイレへ。 便座がない、床がごみだらけフ

私が握手したおじさんはホームレスだった!パリは優しい人が多い

ボンジュール!慣れた感じで近寄ってくるおじさん。 「ママです!」と娘はおじさんに私を紹介した。 笑顔で私のところへ近寄り、それはそれはどーもどーもようこそパリへ!といった様子で、「ボンジュール!」と言いながら握手を求めてきた。私もよくわからないけど「ボンジュール」とだけ言って笑顔で手を出した。 何を言ってるかわからなかったけど、パリに来たことを歓迎しているようなことを言っていたんだと思う。 おじさんまたねー、その場を去ったあと私は娘に「知り合いのおじさん?」と聞いた。