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紅玉の焼きリンゴと、マリー・アントワネット

リンゴが美味しい季節になりました。
我が家ではダ・ヴィンチ(ヘルシオ)で焼きリンゴを作るのが恒例です。
くし形に切ってバターをのせて焼くだけです。

リンゴは紅玉を使います。
今日は、ブドウも一緒に焼いてみました。
まるで新しい果物になったよう! みずみずしさが残り、甘味が増しておすすめです。

ゴッホ(ホットクック)で作ったヨーグルトの水切りと焼きリンゴ、焼きブドウを合わせて朝食にしました。
ブルーベリー、ベランダで栽培のチャービルを乗せ、上からメープルシロップを垂らしたら、ああ、禁断の一品に。

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紅玉ならではのピンク色が美しく、バラをモチーフにしたテーブルクロスに置いてみました。
バラと言えば思い出すのはマリー・アントワネットの肖像画です。
フランス宮廷には、多くのお抱え絵師がいたと言われますが、なかでもエリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランというアントワネットと同じ年の女性画家によるものが今では有名です。
彼女は王妃の寵愛を受け、30枚以上の肖像画を描きました。それまで無名の画家でしたが、ご主人が有名な画商だったことで、王妃との縁が結ばれたようです。
こちらがそのなかの一枚、「モスリンのシュミーズドレスを着た王妃マリー・アントワネット」(1783年、ヴォルフガルテン城蔵)。

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下着姿ということで非難を浴びたため、そのあと、同じポーズで正装した肖像画も描かれました。「バラを持つマリー・アントワネット」(1783年、ヴェルサイユ宮殿蔵)。

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アントワネット=バラ、そのイメージを作ったのはルイーズ・ヴィジェ=ルブランと言えるかもしれません。

ところで、アントワネットという品種のバラがあるのをご存じでしょうか。
これは、後年、ドイツの世界的なバラ育種生産会社のタンタウが彼女をイメージして生み出したもの。
とても有名な種類なので、春と秋の開花シーズンに、多くのバラ園で実際に咲いている花を見ることができます。

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