【青ヶ島滞在記】絶景!海の見える鳥居
〜前回〜
青ヶ島で声のお仕事!?収録環境や方法、コミュニケーションついて。
(時系列は少し戻り)
8月6日 足だけ海水浴
底が見えるんじゃないかというくらい綺麗な青ヶ島の海!本当は全身でバシャバシャした方が気持ちいいのかもしれませんが、全くと言っていいほど泳げないぼくは
足バシャの目の前には‥
前を見れば緑、下を見れば青。どこ見ても絶景。さすが「死ぬまでに見るべき世界の絶景13選」に選ばれているだけあります。
しばらく海水と戯れていたら
「船が来たからあがってー!」
漁船が来たので一時撤退。作業をされている中、みなさんがカメラをむけているので何事か?と思って見に行ってみると‥
で、で、デカっ!!!
すると今度はお魚を釣り上げた漁船が‥
漁船が吊り上げられていく非日常。吊られてる間音楽がなってたんです。注意喚起のためなんでしょうけど新鮮でした。
いろんな人が釣りや海水浴を楽しまれている間、港をお散歩。宿泊いる場所から港までは車でしか行けない(僕の移動手段は徒歩しかない)のでウロウロ。港へ車で連れてきていただく最中、実は少し気になるものを見つけまして。石垣の上にある鳥居。そこに手を合わせられるなら合わせて見たいと思ってんです。
「あそこって行けるんですか?」
「行けるよ!でも結構急だから死なないでね」
え???それ行けるの???
鳥居の下を目で追ってみるとどうやらここがスタート地点らしい。
奥の階段を登ると
ここの景色でも十分キレイ!行くのやめ‥いや、行きますよ。さらに進んでいくと
3段の階段を登ったらついに‥
うわぁぁぁぁああぁぁあ!!!!!
ずっと観ていられます。ビールなんてあったらもう動けませんよ。あ、ここからはトイレ遠いんだった。水だな。本当は永遠に見ていたかったんですが、日差しを遮るものが全くないので記念撮影だけしたら早々に退散。
海をしばらく堪能したのち、地熱釜のすぐとなり“ふれあいサウナ”へ!
入場料は300円。無人のお金入れ。名前を書いたらサウナマットを取って階段を降ります。この日のお客様は2.3人。サウナが好きなので都内では色々行ってたんですが、こんなに静かなサウナは初めてでした。
51度〜52度に保たれた室内にはテレビはなく、木のほのかな香りだけが漂い、熱さとここ数日の青ヶ島生活を感じさせてくれました。
浴槽は2つ。大きい方にはお湯が張ってありますがもう1つの小さい方は空。おそらく水風呂用?(水風呂はありません)なのかな。クーラーが効いてるスペースもありますが、白いフェンスの左側にベンチがあるので、外の風を浴びながら涼しむことに。お水を飲みながらサウナをご一緒した方々と談笑。
青ヶ島に来て1週間が経ちました。毎日毎日あっという間。
さっきお昼を食べたかと思うともう夕方。1か月の期間ですが、なんだかんだあっという間に時間が経ってしまうような気がします。
今までの人生の中で一番夏を感じているんじゃないでしょうか。ぼくには田舎がありません。でも、青ヶ島にはあった。憧れていた風景が。
創作の中でしか感じたことがなかった世界観。それはまるで僕の夏休み。ぼくなつも期間は1か月くらいだったなぁ。
初めて来た場所なのにも関わらず懐かしさ、今でいうエモさ。宿のお手伝いや行事にも参加させて頂きつつ、自分のお仕事をやる時間も頂いております。
今回の記事の最後は「印象に残った言葉」で締めます。
お世話になっている方から
「毎日初めましての方と会ってて1人の時間も欲しいと思いますから、無理して参加したりしなくて大丈夫ですからね」
と言って頂いたんです。それが嬉しくて。もしかしたら表情に出てしまっていたのかもしれません(笑)もう少し大人にならなければ。
というわけで今回はここまで!
次回「配達をお手伝い!第二弾!」
ナレーター
有野優樹(ありのひろき)
青ヶ島到着の様子はYouTubeにて!
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正直に言います。話を上手くするため、映画を見たり本を読んだりのお金に当てます。直近、島に暫く住む予定なのでそちらの生活費に。