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【青ヶ島滞在記】声の仕事は、どうしてきたの?

~前回の記事~あらすじ

青ヶ島でナレーションの収録!タイミングや環境はなかなか難しいですが、なんとかやれています!1番の敵はセミ。


8月13日 青ヶ島に来る前に‥


青ヶ島に1か月滞在するにあたり、講師業をストップしています。リモートでもできなくはないんですが、(青ヶ島での)その日その日のスケジュールがバラバラですし、いつなんの予定が入ってくるかわかりません。

自分の(声の)仕事も大切ですが、青ヶ島に居るときには、青ヶ島のお仕事を優先したい。そのために来てますからね。機材はあるのでナレーションやラジオ収録はなんとかできます。

この朗読と、夢波さんとのラジオ収録は青ヶ島に来てからやったものです。できるかどうか?ではなく、できる状態に持っていく。やりたいなら「やれるか?やれないか?」ではなく、「どうしたらやれるか?」を考える。自分に対しては体育会系です。

ちなみに収録場所は“NYAYA”。

それもこれもフリーランスで働いているからできることではありますが、長期滞在を受け入れてくださった青ヶ島YouTuber“Kae”さん、ご縁を繋げてくださった方、食事や住む場所を快くご用意してくださった方々のおかげです。


話は少しそれますが、フリーランスの話に。

フリーランスになったとき、最初にやったのは“ギャラの相場調査”でした。

僕のキャリアならなんの案件でいくらもらえるのか?お金にがめついわけではなく、将来の自分を安く売らないために調べたんです。仕事(生活のお金)にしていくなら“相場観”は絶対知らなきゃいけないと思ったから。

フリーランスになりたての頃は「なめられないようにしなきゃ」と威勢の良いことばかり言っていました。

結果が出せないコンプレックスもあり、“言うこと”でしか自分を見せられなかったんです。

結果が出ないのが怖くて努力をサボっていた。まだやってないからと言い訳でき“結果が出せない自分”を正当化できたんです。

でもそれは自分を言い聞かせるには充分な言い訳ですが、人に見せる時には「で?あなたは何ができる人なの?」と言われておしまい。「これからこんなことをやろうと思ってて」と言っても「じゃあなんで今やらないの?」と。

やりたいことの一つに「民宿のお手伝いをする」というのがあったのですが、繋がりもツテもないので無理な願いだろう‥と思っていたんです。でも、無理を言い切れるほどアクションを起こしていなかったのも事実。現に今、いろいろあってのですが民宿のお手伝いをさせていただいています。

自分にはどのくらいの価値があるのか?
なりたい価値になるためにはどんな努力が必要か?

できることは引き続きやる。できないことは止めるか辞めるか。柔軟に決めることができるのも、フリーランスという働き方や島の皆様のおかげです。働き方と人との繋がりにこれほど感謝したことはありません。いや、今までも蔑ろにしていたわけではありませんよ!

みなさんからの共有も嬉しいです。

できない、わからない。

それはしょうがないこと。でもそれをそのままにしておかない。そして、誰かのせいにしない。できるタイミングと方法をうまく見つけながら、自分の仕事と青ヶ島のお手伝いを頑張ります!

さて盆踊りの準備に出かけます!!!!
盆踊りの様子はまた違う記事で!


次回「台風の影響で1日繰り上げ!島の盆踊り!」


ナレーター
有野優樹(ありのひろき)

青ヶ島で体験した少し不思議な話

青ヶ島に到着した様子はこちら!

正直に言います。話を上手くするため、映画を見たり本を読んだりのお金に当てます。直近、島に暫く住む予定なのでそちらの生活費に。